死神の浮力 みんなのレビュー
- 伊坂幸太郎
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紙の本死神の浮力
2020/03/09 18:35
読了
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投稿者:ムギ - この投稿者のレビュー一覧を見る
読みおわったあと不思議とすっきりした気持ちになる。浮力というタイトルも秀逸だなと。前作にあたる死神の制度を未読でももちろん楽しめるが、読んだ方がより面白い。伊坂作品は全作品が伏線と言ってもいいくらいだと思うから。そのおかげでみんな同じ世界で生きているって感じられるから好きだ。
紙の本死神の浮力
2016/09/28 04:56
会話はユーモラス、判断はシリアス
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投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作は短編集でしたが、今回は長編で復活。死神千葉と人間とのズレた会話が相変わらずユニーク。死神が、対象の人間を1週間観察して、死ぬことに『可』とするか『不可』とするかの結論を出すという物語。きっと山野辺さんは最後には『不可』になるやろうなぁ、と思いながら読みましたが・・・。その千葉らしい判断にモヤモヤしつつも、今回の悪人本城の結末には、納得!
紙の本死神の浮力
2022/06/04 22:30
前作の八年後
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回のは、かなり、因果応報の感じが強いお話でした。死神というとマイナスのイメージがありますが、この死神シリーズは面白いです。今回は、前作よりラストがいい!
紙の本死神の浮力
2022/04/09 15:42
あぁ千葉さん。
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投稿者:creammochi - この投稿者のレビュー一覧を見る
私にとって癒しなのか呪いの書的なものなのか、死神の精度と同じく特に前半はすぐ眠くなりました。。けど面白かった!しかしあんな場面が終わりなんてその後が気になるじゃないですか。千葉さんがクセになります。続編読みたいです。
電子書籍死神の浮力
2020/04/28 23:58
死神に宿るもの
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
徹底的に傍観者を貫くはずの死神に、復讐に燃える夫婦と一緒に行動することで人間らしさが芽生えています。死より恐ろしい苦しみと、穏やかな死に方に別れるラストが秀逸です。
紙の本死神の浮力
2019/12/13 18:51
死神と人間の会話を楽しむ
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投稿者:みのり - この投稿者のレビュー一覧を見る
ストーリーとか、ドラマチックなのを期待するより、
死神と人間の会話を楽しむ感じ。
くすりとわらってばかりでした。
淡々として、乾いている。
紙の本死神の浮力
2018/11/02 15:15
会話のずれ具合が最高
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投稿者:sika - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリアスな事柄のなかにおかしな会話が加わり、妙にコミカルに感じた。もどかしさをひっぱりつつ最後はすっきりかな。全体としてはおもしろかったです。
紙の本死神の浮力
2017/12/24 00:07
人や死や存在とは何なのだろうか
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投稿者:s.Izumi - この投稿者のレビュー一覧を見る
文庫にしては厚い方、完読するには多少時間がかかるかもしれません。
面白かったです。
千葉さんが相変わらずとても魅力的でした。
本を読む目的は人それぞれだと思うのですが、
この本は娯楽としての役割に加えて、
思考のきっかけにもなる気がします。
哲学入門書、
と言ったら大袈裟かもしれませんが
自分の考えの浮遊を楽しむのもオススメです。
電子書籍死神の浮力
2017/12/18 19:25
重いテーマなのに
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投稿者:yukka - この投稿者のレビュー一覧を見る
重いテーマなのに、ハラハラドキドキする展開で一気に読んでしまいました。
死神の千葉さんと香川さん(と、その担当する人間)との関係が、またストーリーを最後まで面白くしてくれました!
最後は、あーやっぱりそうなるのか…と思いつつも納得できる終わり方。読後感が良いのか悪いのか微妙ですが、印象的なラストでした。
紙の本死神の浮力
2017/04/25 17:14
全てがつながる
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投稿者:娯楽 - この投稿者のレビュー一覧を見る
短編ストーリーですが少しずつ繋がっていく
ツナグ
イキガミ
が好きな方は是非
紙の本死神の浮力
2016/09/21 15:53
死神いいですね。
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投稿者:ライディーン - この投稿者のレビュー一覧を見る
千葉さん最高です。
ただただ、死神としての仕事をこなしているだけ。が、それが役に立っていたり。
それに人間界とのギャップが面白い。
「死」と「生」について少し考えさせられた作品です
紙の本死神の浮力
2016/09/02 02:34
人間くさい死神千葉
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投稿者:オオバロニア - この投稿者のレビュー一覧を見る
「死神の浮力」は短編集「死神の精度」に続く死神シリーズ2作目の長編作品です。前作は死神と人間のやりとりと死生観を楽しめました。
今作は復讐に燃える夫妻に同行する死神千葉の1週間を丹念に描いています。短編よりも丁寧に会話シーンが描かれているため、伊坂作品らしいコミカルなやりとりが充分に楽しめました。また、前作ではどこか淡泊に思えた人間と死神の距離感が今作で縮まっているように感じました。この変化は良いとも悪いとも思いませんが、作品全体の印象が変わった要因になっていると思います。個人的には前作の方が千葉らしいなと思います。
(ちなみに続編はあるのでしょうか…?もし続編があるのなら、緑色を基調とした表紙の中編集にしていただきたいです)
紙の本死神の浮力
2016/08/03 17:55
伊坂さんは変わりゆく
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投稿者:ひややっこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
伊坂さんの小説の良さはキャラクターのユニークさ。若かりし頃の作品のキャラクターをまた登場させることが増えているように思います。かれらには魅力がたっぷりなのでまた会いたいと私たち読者は思っております。
おとなになっていくこと歳をかさねていくこと、もう若者ではなくなり社会に対する反抗だけでは何かかたることができなくなる。不惑ってよりどう生きるべきか、どう語るべきかで迷う頃なのでしょうか。この頃の伊坂さんよんでそんなことを思います。一生懸命今の彼はどう小説と向き合うのか試行錯誤している気がします。
お話としてはこれもなかなか面白いです。でも私としては前作の方がすかっと楽しめました。長編ということもあり、説明箇所が冗長で。往年の歌手が自分の持ち歌ヒット曲を微妙にアレンジしてうたっている・・・そんな気がしました。
紙の本死神の浮力
2016/07/27 21:58
スカッとした!
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投稿者:Zero - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作と違い、長編で深いテーマとエンターテイメント性を実現している。オチもいい。悪いやつにはバチが当たり、主人公達のその後が静かに語られるが全てではないので脳内補完される。さすが伊坂とうならせる一冊。
紙の本死神の浮力
2023/03/31 12:47
人間の世界に慣れていない死神
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投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
死神の話とは何ともシュールで、淡々と物語は進んで行くのに何故か引き込まれる不思議な魅力がたくさんあります。