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電子書籍

いとしのヒナゴン みんなのレビュー

  • 重松清 (著)
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みんなのレビュー4件

みんなの評価3.6

評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (1件)
  • 星 3 (2件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
4 件中 1 件~ 4 件を表示

紙の本いとしのヒナゴン 下

2007/10/26 11:16

夢と現実の、狭間で。

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ひろし - この投稿者のレビュー一覧を見る

夢と現実のギャップに思い悩まない者など、果たしているだろうか。
いやきっと居はしまい。誰もがそのギャップに思い悩み、
苦悩の選択を強いられる。そしてある者は夢を追い続け、
ある者は現実に立ち止まる。どちらが正しいとか間違っているいうのは、
全く意味の無い事で。いずれにせよ「まっすぐに信じること」が、
何より大事で素敵なんだ、って事を改めて感じさせられた作品。

昭和の時代、中国地方の山奥の町比奈で、正体不明の生物が目撃される。ヒナゴンと名づけられたその生物を巡って、比奈町は一時全国から注目を浴びて町中が盛り上がるが、その後目撃証言が無い事もあって、段々と人々の記憶からは消えていった。
時は過ぎ平成となって、その昔ヒナゴンに命を救われたと信じる腕白少年が、暴走族の総長を経て大人になり、なんと比奈町の町長に当選してしまう。夢を追い求めるヤンチャ町長は「類人猿課」を設立して、ヒナゴンの捜索を始めるのだが。その比奈の町に、未来は無かった。
財政悪化を受けて、市町村合併の渦に巻き込まれて行く。誰もが比奈を残したい。でも現実に、それではもう立ち行かなくなってしまっている。合併賛成派反対派を巻き込んで、物語は三つ巴の町長選へと向かっていく。
そして投票日直前の討論会で、まさかのドンデン返しが起こり・・・。
時を同じくして、ヒナゴンを信じて雪山に入った女の子が行方不明になってしまう。バラバラになっていた町のみなの心が、また一つになった時に。
本当の奇跡は、起きる。

この物語、悪意という物が存在しない。対立もぶつかり合いもある。でも誰もが夢と現実のギャップに悩み、それでも自分の信じるものをしっかりと見つめ、みなの未来を本当に考えたからこそ、の事。だから染みてくるし、考えさせられる。
重松さんの作品はどれも本当に素晴らしいけれど、中でも本作は最高傑作の一つに上げて良いと思う。最後の100ページは、もう本を読んでいるという感覚さえ無く、物語が体に流れ込んでくるようだ。毎度おじさん世代の悲哀や気合をを描かせたらピカイチだけど、若者の青さや熱さも描かれていて、そんな所も新鮮で好感。本当に色々な事を感じ考えさせてくれた作品。
今年初の、★5つ、行かせていただきました。

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紙の本いとしのヒナゴン 上

2010/02/19 20:55

完全否定をしない人間になろう。

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kumataro - この投稿者のレビュー一覧を見る

いとしのヒナゴン 重松清 文春文庫

 最初に、昔新聞をにぎわせた「ツチノコ」騒動を思い出し、それがヒントになっていると勘違いしました。最後にある作者のあとがきでは「ヒバゴン」となっています。そういう怪物もいました。
 お役所ものの物語です。同時期に「無理」奥田英朗著を読んでいました。こちらもまたお役所ものです。両方に市長・町長、議員さん、職員さんが登場するので、両方の登場人物たちが頭の中で混在してしまい混乱しました。つらくなってきて、どちらでもいいから早く読み終えたいと気がせきました。どちらも長編です。ヒナゴンのほうは、ポイントを絞ってもっと短くてもよかった。市町村の合併話がからんでいます。
 主人公は女性で、のぶちゃんこと石井信子さん25歳、東京から広島県へ帰郷します。町長が五十嵐一郎さん、彼は元暴走族40歳で、ふたりの幼ななじみたちが周囲を固めます。
 ヒバゴンは実在するのかしないのか。わたしが小学校4年生のときの国語の授業を思い出しました。木馬のお話でした。木馬がしゃべるのです。同じ物語を何時間もかけて学習しました。最後に女性の先生が、木馬がしゃべったと思う人? と質問を投げかけました。だあれも手をあげませんでした。先生は、たいそう怒って、そして、たいへん悲しみました。なんのために何時間も授業をしたのかと嘆かれました。先生は言いました。木馬はしゃべったのです。
 完全否定をしない人間になろう。それがこの物語のメッセージです。人間と機械の違いです。人間は完全否定をしなくても生きていけるのです。
 信子さんが、ひいおじいちゃんである亡石井健作さんを信じる気持ちは熱い。教育委員会職員西野さんの比奈町を思う気持ちも熱い。そしてなにより五十嵐一郎町長のふるさとに尽くす情熱は燃えている。日本は広いけれど、自分が住めるところは少ない。読者を泣かせる文章です。文章が歌っている。こんな町があったらいい。でも、ないと思う。
 比奈町自体がヒナゴンになっています。先日、愛知万博の記念公園に行ってきました。終了後5年近くが経ちます。どこに何が建っていたのかさえわかりません。工事中の区域が広がっています。モリゾーとキッコロの像がありました。どういうわけか、ふたりの色が薄い。そうです。ふたりは森に帰っていったのです。そして、ヒナゴンも森に帰っていったのです。

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電子書籍いとしのヒナゴン(上)

2015/10/29 20:53

執着

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:なおこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

主人公の男がヒナゴンに主人公の男がヒナゴンに執着してるのは、自分の過去のなくしてしまった色々なものをヒナゴンに重ねているからなのかな?

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電子書籍いとしのヒナゴン(下)

2015/10/29 20:52

夢や希望

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:なおこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

誰しも夢や希望をもっていた時代があって、でも日々の生活でひとつずつあきらめていく。
でもそこからうまれるものもあるんだなと思いました。

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