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電子書籍

遺品整理屋は見た! みんなのレビュー

  • 吉田太一
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みんなのレビュー3件

みんなの評価4.5

評価内訳

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  • 星 1 (0件)
3 件中 1 件~ 3 件を表示

遺品はモノだけではなくなる。

9人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:arayotto - この投稿者のレビュー一覧を見る

孤独死、自殺、他殺など、一人で生命を絶っていく現場に残された品々を整理し、引き取り処分などをしていく、遺品整理業という仕事があります。
死後間もなく発見された場合はいいですが、数日経ってからの発見は、悲惨です。
腐敗し、ウジ虫が湧き、死臭が漂う部屋や現場に足を踏み入れ、遺品を整理すると同時に、臭いともども「死」の痕跡を消し去っていきます。
この遺品整理業を営む作者自身の体験が綴られたエピソード集です。
最初は、「遺品整理業」という職業への単なる興味から読み始めたのですが、中味は非常に、「痛い」。
残されたモノや痕跡から浮かぶ上がる、そこで生きていた人の証しは、とても「痛い」
例えば、
・同じ公団の上下階に住んでいたのに、親の死に気づかなかった子供
・遠く離れて住んでいるため、遺品整理の立会いや引き取りをビジネスライクに業者に一任する親族の多いこと
・膨大なアダルトビデオと壁一面に自分のイチモツの写真が飾られている部屋での遺品整理に立ちあう、奥さんと娘。
・自分の遺品整理を生前に予約する老女
・実の母親を「あの人」と呼び、遺品整理の立会いや引き取りを拒否する子供
などなど、おさめられている50近いエピソードは、どれも現実世界の、知りたくない断面ばかりで、とても「痛い」
主のいなくなったモノは、
なにも語らないけれど、
実はとても雄弁。
そんな印象を受けました。
この夲に描かれている遺品は、家電製品や家具などですが、最近では「遺品」のカテゴリーがぐんと広がっているのでは、と思ってしまいます。
例えば、ブログやホームページなど。
みなさん、どうですか。
自分がブログをやっていること、ホームページを持っていること、家族にどこまでオープンにしていますか。
不意に死を迎えたとき、これらネット上の表現物ってどうなってしまうのでしょう。
プロバイダーやポータルサイトと契約が続いている限り、作者が存在しなくなっても、しばらくはウエブ上には存在しつづけるでしょう。
でも作者からの働きかけがなければ、更新もされないし、コメントを送っても返事は返ってきません。
まさに生きている「遺品」状態です。
年金や保険などの社会的情報は、遺族によって処理することができます。
でも、IDやパスワードが必要なウエブ上の「情報」は、どうやって遺品処理されていくのでしょう。
契約切れなど、自然消滅を待つだけなのでしょうか。
もしかすると今も作者不在のサイトがネット上をさまよっているのかも?

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天国へのお引越し

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

 警察の一部や葬儀屋にとっては日常的なことだったのかもしれないが、一般にはほとんどスポットが当てられることが無かった問題。放置された死体をいかに処理するか。壁の向こう側としてとらえられていた様な問題を、あくまで現実に処理しなければならない問題として、淡々と、それでいてどこかユーモラスに描写した作品。
 生きているうちならば自分で後始末をできるが、死んでしまえばそうもいかない。部屋に残された荷物はもちろん、自分の体の処理すらままならない。それが現実なのだ。
 天国へのお引越し。ある少年は著者の仕事をこう評したという。その言葉は大変美しい。しかし、このお引越しをする人が必要だという現実に潜む闇はとても深い。孤独死を迎える人がいるのは仕方ないにしろ、その周囲への被害をいかに軽減するか。普段意識することの問題であるだけ、解決の道は遠いと感じた。

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この会社の連絡先は忘れないようにし94!

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:さあちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

 この本を読んで思った事。それは私も生前予約しなくっちゃということだ。
 この作品には様々な死のあり方がでてくる。中でも孤独死の場合は悲痛なものがある。誰にも気付かれることなく肉体が腐敗していき、忘れさられ秘密が暴かれるのである。今私には家族がいる。しかし子供達が巣立ち配偶者とも別れたらそのうち孤独に暮らす日を迎えるかもしれない。その頃には年老いており体は思うように動かず掃除も行き届かなくなりゴミも貯まりっぱなしになり外にでるのも億劫になりだんだんとみんなから忘れ去られていくのだ。つまりこの作品にでてくる事例は他人事では決してなく未来の自分の姿なのである。少子高齢化が叫ばれているこの社会においてこのような孤独な老人は益々増え続けるだろう。社会の第一線から退いてからどのように家族や世間と関わって生きるべきなのかということを問いかけているように思う。
 人は死ぬときには何も持っていけない。しかし何かしら残していく。残すべきものとは何なのか。これからの自分の生き方を考えさせられた作品だった。

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