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電子書籍

天藤真推理小説全集 みんなのレビュー

  • 天藤真, 天藤真 (著)
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みんなのレビュー17件

みんなの評価4.1

評価内訳

  • 星 5 (7件)
  • 星 4 (4件)
  • 星 3 (3件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
17 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本大誘拐

2007/04/26 01:28

笑いと涙のミステリー傑作

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:コーチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る

 82歳の柳川とし刀自(「刀自」は老婆の敬称)は、紀州の広大な森林を代々引き継ぐ生まれながらの大富豪。ある日彼女は山歩きの最中、3人組の男に誘拐された...ところが、誘拐された刀自みずからが犯人の計画に助言をするようになり、ついには誘拐団の首領に...?!そして、自分の家族宛てに要求させる身代金の額はなんと、100億円!
 日本ミステリの最高傑作の一つとして、今も広く読まれている作品。犯罪の中でも最も卑劣と言われる誘拐を、かくも痛快かつ心温まる物語に変えている要因はなんだろうか?第一にそれは、勇気と機知、優しさにあふれた主人公とし刀自の人間的魅力と、そんな彼女に心を開き、ついには彼女の忠実なしもべに変わってゆく健次、正義、平太ら犯人の純粋さだろう。
 同時に、元メイドの中村くらを始めとして物語に登場する刀自の子飼いたちが、どれも彼女を慕い、彼女の頼みには何も問わずに引き受けている。そんな義理人情にあふれた人間関係も感動的だ。刀自が犯人グループの一員になったことも知らずに事件を追う井狩刑事もまた、彼女の熱烈な信奉者である。さらには、主犯の健次さえも、孤児院時代に年末毎プレゼントをくれた、やさしい刀自の思い出をひそかに抱き続けた一人であった。
 また、100億という身代金にあわてふためきながらも、それまでいがみ合うことの多かった子供達が、互いに力を合わせて困難を乗り越えようとなるのも、ひそかに彼らを導いた刀自の親としての深慮が感じられ、美しい。
 さらに喜劇的な要素も豊富で、節々に現れるユーモアたっぷりのやりとりは痛快である。特に健次が最初の身代金額5千万円を提示したときの、刀自の予想に反した異常な反応と、それに唖然とする健次の姿を描くくだりは何度読んでもおもしろい。
 このように、さまざまな涙と笑いを呼び起こすこの作品であるが、ミステリー小説としての基本もおろそかにはしていない。スリル、サスペンス、巧妙なトリックも存分に盛り込んでいる点は、物語に過度の湿り気を許さず、ミステリーとしてのクールさを保たせることに成功している。

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紙の本大誘拐

2002/05/23 23:24

こんなおばあちゃんになりたい!

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:はな - この投稿者のレビュー一覧を見る

ミステリーですが、爽快なラスト、明るい雰囲気などで
暗いところドロドロとしたところがありません。
犯人もどこか憎めなく、登場人物みんなが個性的な所が
一番の魅力だと思います。
読んだ後の不思議な快感を何度読んでも味わえます。
誘拐事件がこんなに楽しく書かれていいんでしょうか?
って感じです。
映画しか見たこと無い方もぜひ本で読んでみて欲しいです。
とにかく、こんな元気な、賢いおばあちゃんになりたい!

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紙の本大誘拐

2019/05/28 06:27

アッパレおばあちゃん

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:とも - この投稿者のレビュー一覧を見る

誘拐・身代金と犯人が要求するのは普通の小説にはよくある。しかし「大」誘拐はそんな常識(?)には囚われない。
何故なら、誘拐された柳川とし子が犯人の一味と結託し、身代金要求するのだ。
被害者ではなくむしろ加害者でもある。
おまけに此の方、身代金の金額も半端ではない。100億円という途方もない額を打ち出す。

奇想天外な誘拐、身代金受け渡しと誘拐された柳川とし子の解放、これで事件は
解決・・・・?
何かがおかしい、何かが引っ掛かると捜査本部長井狩は、柳川とし子に直接聴取する。

この作品は、何度も映像化されている。非常に良くできた小説でもある。
警察の裏をかくような行動、山と海に挟まれた地形、何よりも柳川とし子の優れた才能と身軽さにあっぱれである。

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電子書籍遠きに目ありて

2017/02/27 22:54

素晴らしい!!実写化もありでは?

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちぃ - この投稿者のレビュー一覧を見る

トリックが巧妙で、最後の最後まで謎解きが展開されています。また、軽快な文章で非常に読みやすく、ユーモアも効いていて読者を全く飽きさせません。
更に、決して本題から反れず、かつ説教臭くもない程度に、障がいの問題や社会への皮肉が所々に振り撒かれ、チクリと刺さります。この皮肉が40年前に書かれた作品とは思えないほど、現代にもそのまま当てはまります。40年前にこの皮肉が社会に浸透していたら、現代の日本はもっと住みやすい国になっていたのではないかと思う程です。

そして、他のレビューでも言われていますが、本作の最も素晴らしい点は、脳性麻痺の名探偵である信一君が生き生きとしていること、そして彼の周りの大人たちが彼のことが大好きであることです。
大人たちは、信一君と一緒に過ごせるように出来るだけの努力をし、配慮が足りなければ真剣に悩む。その姿勢は、信一君のことが大好きで、彼と一緒にいたいからであって、決して押しつけがましくない。
信一君も彼らのことが大好きで、精いっぱい自身の能力を生かして、生き生きとしています。

某チャリティー番組が「感動ポルノ」と批判されていますが、同番組のドラマ枠で本作を実写化してみてはいかがでしょうか?ただし、名探偵が障がい者である点を殊更持ち上げるのではなく、本作が素晴らしく面白いから、ドラマ化するのです。まるで、本作に出てくる大人たちのように。
そうなれば、生きやすい世の中への第一歩に近づく気がするのですが・・。

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電子書籍大誘拐

2015/09/29 19:11

骨のある年寄り

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:らけっと - この投稿者のレビュー一覧を見る

「最近の若いものは!」とよく言われますが、「最近の年寄り」も頼りなくなりました。町内会の雷親父みたいなのも居なくなりましたね。刀自のような人望も度胸も才覚もある人物と巡り会いたいなと思いました。最後まで気持ちの良い読後感でした。ぜひ、刀自と出会ってください。

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紙の本大誘拐

2003/07/08 19:45

ベテラン作家の手練手管をご賞味あれ

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たかはら伝助 - この投稿者のレビュー一覧を見る

文句なしの傑作。

導入でわくわく,展開でハラハラ,ラストにどきどき,最後にほろり。読後感はほのぼの。文庫本で450ページを超える大長編だが一気に読める。

登場人物は全部善人,人っ子一人死なないのに面白い。ベテラン作家の手練手管が細部まで行き届いて読者を離さない,飽きさせない。ほんとうに何度読み返してもおもしろい。

作者の天童真は大正4年生まれ,47歳でデビューした遅咲きの寡作作家。彼が63歳の78年に発表した作品です。

細部まで凝りに凝った老練の技。すごいです。ぜひご賞味あれ。

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紙の本大誘拐

2001/08/27 17:24

国内ミステリの傑作!

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:TGW - この投稿者のレビュー一覧を見る

 推理作家協会賞を受賞した、国内ミステリの傑作です。こちらを読む前に、岡本喜八監督による映画を見ていてストーリーは知っていたのですが、それでも息をつかせぬ勢いで最後まで一気に読んでしまいました。キャラクターの個性が立っていて、奇想天外な構想を、実にうまい筆致で描き、最後にまたどんでん返しを食う。爽快な読後感を味わえます。ミステリという枠にとらわれず、読んで損のない面白い作品です。

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紙の本大誘拐

2018/09/16 12:15

おばあちゃんがすごい

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る

三人組が82歳の大富豪のおばあちゃんを誘拐。その身代金は100億円という誘拐ミステリー。期待したのですが、ちょっとありえなさすぎなのとどんでん返しというか最後のひねりがなく、なんとなく山がないまま終わってしまったなぁという印象。でもこのおばあちゃんのすごさと、三人のその後の姿は、読んでいてすがすがしい感じがしました。

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紙の本死角に消えた殺人者

2002/12/26 01:44

天藤の違う面が見られる佳作

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:アシェ - この投稿者のレビュー一覧を見る

天藤真、というと、『大誘拐』(未読ですが)のイメージが強くて、クレイグ・ライスばりのドタバタコメディ…とまではいかないにしても、コミカルな作風なんだと思っていました。たしかにデヴュー作『陽気な容疑者たち』などはかなりスラップスティックな感じですし、そこまではいかずとも、皮肉さに裏打ちされたようなユーモアが漂う作品が多いです。
ところがこの作品になると、そういった面はすっかり影を潜め、徹頭徹尾シリアスに話が進行します。同時に殺された四人の被害者に一見何のつながりもないことから、それぞれの被害者の生前を探るうちに、肉親も知らなかったような事実が次々に明らかにされていく過程には呵責がないし、犯行動機にも、これまでの作品に見られたようなどこかしら牧歌的なところは微塵もありません。天藤作品をずっと順番に読んできて、それまでユーモア推理小説の作家だとばかり思っていたのが、『皆殺しパーティ』『殺しへの招待』辺りで裏面の皮肉さを強く感じはじめ、「これは違うぞ」と思わされ、この作品にいたって、また違う面を見せられた気がします。
ところで、著者の言葉として、「お読みになったあと、もう一度、プロローグに目を通して下さればありがたい幸せです。ある意味で、作の全部を最初のひと言に込めたつもりでおりますので」とあります。先にこれを読んでいながら、読み終わったあと改めて感心してしまいました。なるほど、これはたしかにその通りで、しかもそれが分かっていても、最後までその本当の意味が分からないところなど素晴らしいの一言に尽きます。実際読んでいただいて、この感触を味わっていただけるとよいかと思います。

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紙の本大誘拐

2001/12/03 21:05

誘拐ミステリの傑作

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:真   - この投稿者のレビュー一覧を見る

 スケールの大きい誘拐を、ユーモラスに描いた傑作。誘拐モノとしては、これを超える作品はいまだに書かれていないと思う。奇抜な誘拐方法がとにかくスゴイ。登場人物が(犯人を含む)みんな善人なのも、ちょっと物足りないけど、その分全員が魅力的なキャラクターになっている。じめじめした暗さがまったくない、仕掛け満載のとにかく楽しい作品。

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紙の本大誘拐

2001/03/29 13:59

魅力的なキャラクターが繰り広げる痛快ミステリー

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:チャミ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 和歌山の大金持ちの刀自が誘拐された…。犯人は『虹の童子』と名乗る3人組。身代金は前代未聞の100億円!世界中を巻き込む大事件の結果は…。
 警察側と犯人の駆け引きのトリックや、人質である刀自を始め『虹の童子』たちのキャラクターが個性豊かに描かれていて、ぐいぐい物語に引き込まれます。いつの間にか、犯人側に味方してしまうほど。
 また、マスコミを巧妙に使いながら警察の目をごまかす手法など、作者の力量に脱帽します。ただ、一つの難点はその100億円の結果を教えてほしかった。

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紙の本大誘拐

2017/01/08 19:12

表紙はダサいが・・・

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:papanpa - この投稿者のレビュー一覧を見る

表紙が孫悟空みたいで買うのためらってたのですが、名作ということなので読んでみました。確かに映画化も納得の面白さでした。

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紙の本星を拾う男たち

2001/05/11 10:14

星を拾う男たち

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投稿者:よさ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 短編集なので、いろいろなお話が楽しめます。私のお気に入りは、「白い火のゆくえ」です。貴重な記念切手をめぐっての騒動です。人間の欲っていうのは、すごいものだなあ…と思ってしまいます。
 作者がもう亡くなっているというので、新作が読めなくてとても残念です。

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紙の本殺しへの招待

2001/02/28 20:37

構成が見事

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:真  - この投稿者のレビュー一覧を見る

 謎の手紙を受け取った5人の男達の、ドタバタぶりがおもしろい。手紙の内容は、私は夫を憎んでいます、殺すことにします、といった感じのもの。男達は自分のことではないかと疑いながら、犯人の究明に乗り出す。
 5人の個性があんまりないような気がしたけど、そのほうが読者も感情移入しやすいからいいか。なにより構成が良かった。うまく二転三転させるのは見事。ラストのオチも、なかなかのもの。
 ちょっと古めの作品だが、読んで損はないと思う。

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紙の本死角に消えた殺人者

2003/06/09 19:40

編集部コメント

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:東京創元社編集部 - この投稿者のレビュー一覧を見る

驟雨に洗われた坂道を疾走し、崖を飛び越えた真新しいブルーの車体……。その朝、千葉県銚子の景勝屏風浦で、大破した車の中から同乗四名の遺体が収容された。現場の状況から単なる事故ではなく殺人事件と断定されるが、懸命の捜査にも拘らず被害者間の交友関係は浮かんでこない。母の亡骸に復讐を誓った塩月令子もまた真相を追うが……。天性のストーリーテラーによる本格ミステリ。

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