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電子書籍

〈ブラウン神父〉シリーズ みんなのレビュー

  • G・K・チェスタトン, 中村保男
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みんなのレビュー4件

みんなの評価4.5

評価内訳

  • 星 5 (2件)
  • 星 4 (2件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
4 件中 1 件~ 4 件を表示

紙の本ブラウン神父の童心 新版

2019/03/10 22:50

読むならばこちらを推します!

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:はるはる - この投稿者のレビュー一覧を見る

ちくま文庫でも「ブラウン神父の無心」という書名で同じ本が存在する(INNOCENCEをどう訳すかなんだろうけど)が、こちらの方が訳が格調があるというか、設定されている時代に即している感じです。読むならば、こちらを推します!

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紙の本ブラウン神父の知恵 新版

2017/09/17 09:46

語録

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:SlowBird - この投稿者のレビュー一覧を見る

「それにくらべたら真相なんてものはむしろ月並みの茶番劇ですな」
「全身全霊を捧げなさい。持っているものなら天も地も捧げておしまいなさい」
「あらゆる点でまちがえようとするには、おそろしく多くのことを知っていなければならんのだ。悪魔がそうだろうに」
「もし、あなたがたに警告を発するのが当然の義務でなかったとしたら、わざわざ、そちらのご心配に輪をかけるようなことを言いだしはしません」
「あんたという人は、みずからのうちに悪徳というものを持ったことがないんじゃありませんか」
「あの男が見せかけの鼻をつけているのは、ほんとの鼻があんまりりっぱだからでしょうな」
「もし悪魔がこれはおそろしいものだ、見てはならぬと言ったなら、断じてそれを見るべきです」
「火事の灰ですよ。ただ、あんたがたは自分が葉巻をすっているものだから、そうは思わない」
「ひとりきりでいるというのは、当然、自分のまわりがだれもいない空き地であるということで、それなら自分はその空き地のまんなかでことさら人目につきやすいというわけです」
「狂人だったら欲しがらぬはずものを欲している」「自分が間違っていたということを証明したがっておいでだ」
「ただ一種類の敵にたいしてだけ、長い剣よりも短剣で殺したほうが有利なことがある」
「たしかに起こった事件そのものは陰惨だ、が、やはりお伽噺でもあったのだと思っている」

ブラウン神父は、人が困難に遭った時にそれを助けるために力を尽くし、親友の怪力探偵フランボウとともに何処へでも赴き、時には悪党との立ち回りも辞さない。そして困難の方が強すぎると犯罪という事態が訪れてしまうが、その上でなお生き抜く力を与えようとする。そのために彼らの境遇についての深い理解が生み出すのが、神父の推理なのだ。
それは人間とは何か、世界とは何かという叡智の積み重ねの上にあり、表層のトリックだけを追うような論理とは根本的に違っている。この神父の生き方そのものが、文明に毒された我々への逆説であり、人生の警句なのだ。

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紙の本ブラウン神父の知恵 新版

2017/05/27 21:31

やや難で濃いめの翻訳ミステリー。じわじわきます。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たけぞう - この投稿者のレビュー一覧を見る

チェスタトンは海外小説が好きな方が推しているイメージで、
読んでみたかったのです。思ったより難易度が高く、さくさくとは
読めませんが、そのぶん味わい深さがあります。
拾いながら読み返したりすると、じわじわくるのですね。
本好きの人むけの一冊と思いました。

全十二篇の短篇集です。三十頁前後の作品ばかりですが、
濃いものがそろっているので一話一話を長く感じます。

文庫本の見返しで、逆説の論理の魔術師チェスタトンと
紹介されています。逆説と言われてもぴんと来ませんが、
ミスリードによるひっくり返しと理解しました。

叙述トリックではありません。ですのでトリックが分かっても
再読に耐えられますし、何よりもミスリードが豪快で
気持ちがいいのです。
主人公のブラウン神父がおっとりしているだけに、
対比が効いていて楽しいです。

短篇それぞれに癖の強さがあります。
グラス氏の失踪や泥棒天国など、前半の作品はミスリード
ものが多いです。自分が気に入ったものは後半で、
冒険要素の強いものや心理的に不安定な人が
登場する作品などですね。

著者紹介では、コナンドイルの作品と並んで後世の作家たちに
計りしれない影響を与えたとあります。

これまで読んでいなかったのが不思議ですが、文章の難易度が
高めということも影響しているかもしれません。
唯一、シーザーの頭という作品は、セリフによる語り口調が
大半なので、非常に読みやすかったのです。

逆にいえば、それ以外の作品は格調が高い文章で固められて
いて、昔ながらの作品的に原文のハードルが上がっているのかも
しれません。
シャーロックホームズの例で恐縮ですが、実際に原文でちらっと
見た時は、英語だというのにとてもついていけなかったですし。

一本目のグラス氏の失踪は、かなり想定外のトリックでした。
それを信じこむ心理面の展開こそが、この作品の最大の
魅力でしょう。
なるほど、自分もこう思ってしまうよねと、事件に巻き込まれた
人に共感するからこそ、ブラウン神父の奇想天外な洞察力に
驚いてしまうのです。

ペンドラゴン一族の滅亡は、冒険要素が強くて気に入った
一本です。こちらも登場人物と一緒になって気持ちよく
ひっかけられました。

思うに、ブラウン神父は常人にあらざる何かを見通す力の
ある人なのでしょう。細かく推理するシーンはなく、
神父の意外な言動や動きを見ながら
最後にこうつながるのかと驚く展開の作品が並んでいます。

だから推理というより、洞察力のマジックと捉えることで、
この作品の特徴が伝われば嬉しいです。
楽しくひっかけられるので、何回も楽しめそうな一冊でした。

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紙の本ブラウン神父の知恵 新版

2018/09/29 23:09

上品な諧謔

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:pinpoko - この投稿者のレビュー一覧を見る

それぞれの作品の発表年が100年前ということで、訳文にも時代を感じさせる。
原文はきっと関係代名詞がいっぱい連なっているんだろうなと想像させる格調高いものなんだろう。
発表当時、科学的な分析を売り物にした探偵小説が多く出回りはじめて人気も博していたにも関わらず、作者は事件を裏返しにしてそこに日常的で健全な発想の光を当ててみせる。たしかにそうだろう。町外れに幽霊屋敷がある・・・という噂がたてばそれはそこに他人を近づかせないための煙幕だろう。(もっとも最近は我もわれもと肝だめしにひとが押し寄せるのが常だが)
各短編中では『ブラウン神父のお伽噺』が面白かった。銃創ひとつにふたつの穴の謎はすぐわかったが、なぜそういう状況に至ったかのプロセスがやはりこの短編の新機軸だろう。推理小説というよりもはや完璧なお伽噺だ。

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