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電子書籍

大学付属校という選択 早慶MARCH関関同立 みんなのレビュー

  • 著:おおたとしまさ
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みんなのレビュー4件

みんなの評価4.0

評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (2件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
4 件中 1 件~ 4 件を表示

『大学付属校という選択』

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る

「早慶MARCH関関同立」
ブランド力の高い11大学の付属中高全77校のレポート

人気の高まる大学付属校で学ぶ意義を探り
利点と落とし穴を指摘する

「教育」と「人材育成」を混同してはいけない
というスタンスに一貫して立つ著者の分析と論述は信頼に足る

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参考になります

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投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る

有名私大の付属校に入学すれば、その大学にエスカレーター式に進学できるのか否か、各校実名を挙げてまとめてあります。
面白い内容と思いました。最近、学費の安い公立校が見直されている中、あえて私学を取り上げていますから。

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早慶付属校という選択

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投稿者:気まぐれネット購入者 - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は「ルポ塾歴社会」の著者でもある。他にも「名門校とは何か」などトレンドとなる切り口をテーマに執筆している。
そこで、大学付属校という選択である。トレンドである旨は聞いていたが、2018年度入試でその傾向が数値でハッキリと現れたようだ。2020年問題がある以上、その傾向は続くものと思われる。

そして、この付属校という選択は、必ずしも付属熱望組による選択の結果が数値に反映されているだけでは無いようだ。
すなわち、早慶付属の場合は熱望組が多数派であろうが、例えば開成残念で中等部、あるいは筑駒残念で普通部という選択肢を選ぶケースが増えている様子。

意外な選択であると思った。
筑駒や開成が残念であれば同様な進学校を選択するのだろうと勝手に想像していた。
中学受験で早慶ならば付属を選択し大学受験は無理をしないという意思決定が働く傾向が強くなっているのだろう(余談であるが、半進学校という意味で早稲田中は人気が集中している様子)。

その結果、早慶附属の競争率や偏差値が上がり、早慶残念でマーチ付属という流れが出来上がり、付属校の難易度が上がるという仕組みのようだ。

てっきり、付属は最初から付属志望者同士が競合するものと思い込んでいた。最難関や難関を志望する者とは、そもそも競合しない別のカテゴリーであると思い込んでいたからだ。
この点、誤解があったならば、実際の併願パターンを知る大手塾のほうが情報を蓄積しているので詳しく聞いてみる必要があるだろう。

さて、本書に戻るとして思うことがあった。それは、付属という切り口では同じであるものの、早慶とマーチには、やはり色々な意味で違いがあるだろう事だ。

最難関・難関残念で早慶付属という受け皿が妥協できても、早慶付属残念でマーチ付属という受け皿で納得できるのかという問題だ。早慶付属が残念ならば付属という選択をせずに進学校という選択をするのだろうか(このあたりは、それぞれの価値判断に依存するのでデータ云々は関係ないのかもしれないが)。

つまり、早慶付属という選択は、これ一択という選択であり、他に代替する選択肢がないことを意味するのでないだろうか。

その意味で、早慶一択という意思決定は重いAプランとなりそうだ。であれば、Bプランの用意を十分に検討したいものである。

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付属校の特徴

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投稿者:melon - この投稿者のレビュー一覧を見る

大学付属校といっても早慶MARCH関関同立という難関大学に内部進学する権利を与えられた高校のみが付属校としての特殊性を帯びることとなる。進学校と呼ばれるその他高校は大学入試を経て難関大学に進む必要がある。しかしこれらの大学の付属高校であれば、大学入試という形を取らずに難関大学へ進めるのだから特権であろう。しかし東大などの最難関国立大や医学部への進学をしたいとなると、その特権を放棄しなければならないところが悩ましい。昔と違って現在は学歴の意味が薄れてきていることから無理して東大に行かずともMARCHや関関同立に行ければ何の問題もないともいえるが。しかし医学部進学となると、内部進学を前提にカリキュラムが組まれ、周囲もそのつもりになっている中、自分1人受験勉強をしなければならなくなり大変である。慶應は医学部もあるが、内部進学で慶医に進むのは至難の業である。もちろん外部から入る方が難しいが、内部では推薦と受験の両方を視野に入れなければならない大変さがある。
これらの難関大学は基本的には男性が多い。立教大学などは少し女性が多い年もあるのだろうが、早慶はかなり偏っている(東大はさらに偏っていて頭を悩ませているようだ)。このように各大学は女性をどのように採るか競争状態にある中で、付属校は男子優位なのが不思議である。早慶とも付属中高の定員は、男子に比べ女子は圧倒的に枠が少なく、それゆえ難易度も高い。私大は女子よりも男子を入れたいと思っているからなのだろうか。
明治大学は女性の比率が昔よりも高まったことなども影響してレベルやイメージが向上しているようである。そんな明治大学は商学部、政経学部、法学部が中心であるが、他の大学に比べて学部格差が小さい。それゆえか明大明治から明治大へ内部進学する際には学部の希望が比較的通るようで、この点では付属校のデメリットがなくなっている。中央大の付属校は法学部の枠を巡り競争があるのとは違う。明治大も中央大と同様に法律学校が起源であるものの、法学部のレベルには差をつけられてしまったことが逆にここでは利点となっているのかもしれない。しかし最近では中央大が多摩に移転して以降元気がなく、都心に戻れなければ中央法とはいえ安泰ではないだろう。もっとも明治法が中央法を抜くことは想定できないが。
関関同立では関西大の付属のみ外部受験できるようだ。関西圏では首都圏と比べて国公立信仰が強く、京阪神や大阪府立、阪市などが同志社よりも上位に位置している中で、中高の段階で私大に決めてよいのかという悩みは大きいだろう。京都の同志社大と立命大、大阪の関西大、兵庫の関学大と地理的に別れているが、立命大は大阪府や滋賀県へ進出しているようだ。関学大は兵庫県で悠々としていられるのか、立命大によって侵食されて競争になるのか興味深いが、付属校でも立命は各地へ進出を図っているようだ。なおこちらも関西大、同志社大、立命大は法学部が看板で、私大は法学部が中心になっているところが多いと改めて感じた。
大学入試改革などと叫ばれているが、現在の大学入試のシステムは公平であるといえる。著者は1点を争う学力試験に否定的な考えのようであるが、これほど公平に努力を判断できるシステムはなかなかないだろう。完全に客観的に評価される最後の機会ぐらい奪わなくてもよいだろう。もちろん問題がただ重箱の隅をつつくような細かな知識を問うものであれば、それは良くないといえるかもしれないが、思考力を問うようにすればよい。1つ感じるのは英語偏重数学軽視になりすぎていることだ。語学も大事だが数学のような論理力も必要だと思う。

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