罪の蜜 みんなのレビュー
- 丸木文華, 笠井あゆみ
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電子書籍罪の蜜
2013/08/18 22:49
影のなかで見た光
10人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はな - この投稿者のレビュー一覧を見る
暗い…でもぐいぐいとひきつけられ、顔をしかめながら結局最後まで一気読みしてしまいました。
主人公や彼を思う青年はもちろんのことですが、彼らをとりまく人々の印象はなかなか強烈です。読み終えてもつい彼女のことを考えてしまいます。
基本はハッピーエンドです。でもたぶんこれは救道を求めるものがたりです。忘れがたいお話のひとつになると思います。
電子書籍罪の蜜
2022/06/30 18:11
雄介は曲者
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:M★ - この投稿者のレビュー一覧を見る
2011年の作品、
随分今とタッチが違う、笠井あゆみ先生の挿絵。
冒頭、予備校講師、嘉藤雄介が攻役なのかと思ってしまったけど、
読み進むにつれて、受験生の水谷宏司は、雄介がかなわないほどの知能犯だと分かってくる。
雄介は、凡庸な自分の才能に引け目を抱いている。
水谷は、有名な作家が認める「天才の卵」、水谷の才能に嫉妬する雄介。
最初は、雄介からやっかみ半分の誘いをかけてくる。
蜘蛛の巣にかかった蝶のような雄介は、囚われて逃げ出せなくなる。
「世界」章は水谷視点。
水谷は、特殊な英才教育を受けたサイコパス。
完結部の「世界は こんなにも美しかったのだ」
・・・二人が幸せなら、それでいいです。
こういう泥っとしたドンデン返しは、丸木作品の醍醐味だと思う。
電子書籍罪の蜜
2019/05/28 12:40
暗いけど
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:こよ - この投稿者のレビュー一覧を見る
屈折してる受けだけれども読み進めるごとに可哀想で可愛くて、最終的には屈折してる攻めの手に堕ちてるのがなんとも良い感じです。最後まで読むとそういうことかー!って納得できてまた最初から読み直しました。おもしろかったです。
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