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  8. ナポレオン フーシェ タレーラン 情念戦争1789-1815のレビュー
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みんなのレビュー3件

みんなの評価4.8

評価内訳

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3 件中 1 件~ 3 件を表示

一つの時代、多くの時代。

6人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 アンシャン・レジーム期から王政復古までの時代に生きた3人のフランス人-皇帝ナポレオン一世はコルシカ人なので、厳密に言えば、やや外れるかも知れないが、そんな事を言い出したらネッケルやスタール夫人はスイス人だし…というわけになるわけだが-の生き様を対比して且つ生き生きと書いた本。タレーランについて、好意的に描かれているが、フーシェと並んで一代の奸雄として描かれがちな人物なのに、この本ではフランスの為に働いた有能な外交官として書かれているのには、驚き且つ納得した。全体に両角良彦氏の著書の影響を感じるが、ここは著者独特の意見だ。
 容共分子はロベスピエールのような自らを「最高存在」まで引き揚げた独裁者がお好きなようだが(ボリシェヴィキの先輩格だから当然だろうが。しかし私生活では俗物のプチブルそのもののくせして、自分達と支配する「人民大衆」に壁を設けたがる「マルクス主義」の開祖達やボリシェヴィキより身綺麗だ)、この本ではフツーの人間として描かれている。
 フーシェが賛成票を投じて死刑にされたルイ16世やマリー・アントワネットのように、さほど優れた人物でもないのにジャコバンが殉教者にしてしまった点もボリシェヴィキがニコライ2世とアレクサンドラ・フョードロヴナをはじめとするロマノフ家の人々を「反革命の旗印」として虐殺して、却って自分達の醜名を歴史に残した点も、如何に人間が歴史から教訓を持たないか、よく分かる。
 少なくとも知性がある人物として描かれているルイ18世と頑固なユルトラそのもののアルトワ伯爵(後のシャルル10世)を分けて評価している点に見られるように、概してこの本では登場人物達の人物に対する評価や描写が優れている。
 ただしベルナドット元帥がライプツィヒ会戦の時点でスウェーデン国王として登場するが、この時点ではまだ王太子のはずだ。

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読み物として抜群の面白さ

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:塩漬屋稼業 - この投稿者のレビュー一覧を見る

著者は本書においてフランス革命後の動乱の時代を、ナポレオン、フーシェ、タレーランの三者が象徴する情念の争いの時代として描き出す。
 その情念と何か?
人間の食欲であるとか性欲であるとかの基本的な欲求は、世の中が豊かになれば、つまりカネさえあれば、その殆どは満たされうるが、フーリエによれば、それらの欲求を満たしえても尚、人間には満たされえない情念があるという。
 それは陰謀情念(フーシェ)、次々と新しい花へと飛び移る蝶々(移り気)情念(タレーラン)、そして自らの激情のままに突き動かされる熱狂情念(ナポレオン)。
 こういった情念が充足されてこそ、人間は幸福を得るのだという。
 こういった情念は日常生活においてはなかなか充足されるものではないが、フランス革命からナポレオン戦争の時代こそ、これらの情念が爆発的に発露した時代なのだとされる。
 後世に偉人としてその名を残すナポレオンの熱狂情念に対して、フーシェとタレーランそれぞれの情念がどのように渡り合ったのか、ここに情念戦争が繰り広げられるのだ。
 どうです?おもしろそうでしょ?
 こうして革命期の内政=権力闘争と帝政期の外交戦が詳しく取り上げられる。
 それによると、どうやら激動期の処世には陰謀と移り気が活きるようだ。
 フーシェもタレーランもまったく大した人物なのである。
 しかし通読して思うのは陰謀情念も蝶々情念もあくまで二番手、ナンバー2、強力なトップがいてこそ真価を発揮する情念であるように思える。
 厚めの本ですが読み終わるのが惜しくなるような一冊でした。

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名調子

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:脳天さかおとし - この投稿者のレビュー一覧を見る

フランス革命がギロチンのかけっこのような段階を一応過ぎて、陰にこもった権力闘争になった時期に活躍あるいは暗躍した三人の大立者の、それぞれの情念に焦点を合わせて三本の縄を捩り合わせるようにして描かれる歴史劇。
複雑な駆け引き、思わぬ偶然、それぞれのキャラクターの描き分けなどさまざまな要素を一種講談のような調子で描く筆致が心地いい。

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