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しずかな日々 みんなのレビュー

  • 椰月美智子
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みんなのレビュー7件

みんなの評価4.2

評価内訳

  • 星 5 (4件)
  • 星 4 (2件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (1件)
  • 星 1 (0件)
4 件中 1 件~ 4 件を表示

紙の本しずかな日々

2011/07/24 19:55

あの夏。

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かず吉。 - この投稿者のレビュー一覧を見る

タイトルと表紙に惹かれて買った本。

誰にでも「夏の思い出」ってあると思う。
この小説は読んでいると、「あの夏」の空気や匂い、
様々な事を思い出せる。

小学生の頃は夏休みってとてつもなく長く思えていた。
毎日同じ事をしていても、延々と続くように思っていた。

この小説は一人の小学5年生の男の子の「ひと夏」の小説で、
小説の隅から隅まで夏が溢れている。
なんでもない一文から自分の夏の記憶が溢れて来て、
切なくなったり、笑ってしまったり。
小説の主人公と共に夏休みを追体験している気持ちになった。

一人で過ごす事の多かった少年が、
人と過ごす事の楽しさを知り、
おじいさんの愛情と友人達の友情に包まれて過ごす日々。

きっとこの小説は読み返すと思う。
夏に読み返したくなると思う。

また一冊、本棚に大切にしまっておきたい小説と出逢えました。

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紙の本しずかな日々

2013/11/02 12:37

しずかな日々

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:gub - この投稿者のレビュー一覧を見る

小学五年生・・・この微妙な年代。
思春期の前。成長前の大人への一歩
小学校最終学年の前。この微妙な年代の少年たちの
微妙な心理描写をうまく描いています。
 集団生活でのひのき舞台、少し前に出る心境。
そういった、社会生活の一部の礎にもなる歳。
小学五年生。そこまで意識して考える人も少ないのでしょうが。
私もどちらかというと小学五年生で少し、人の見方
集団生活での自分の位置が変化した1人。
共感しました。
 内容は5年生のひと夏のことを描いています。
ラジオ体操、水泳大会、でれも私の過去にも
ありました。夏の一ページ。その1ページが
これから思春期を迎える少年たちのは非常に大きい。
変わりゆく5年生。少年のひと夏を描いたさわやかな
読後感を呼びました。

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紙の本しずかな日々

2020/10/20 13:43

いちばん大切な時間の話。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る

これは、子供が大人になるための大切な時間の話だ。物語は、小学5年生の男の子・エダイチの夏休み。彼と彼のおじいさんとのふたり暮らしのごく一部の話でしかないが、このワンクッションおいた、ほどよい距離感がそもそも好きだから期待は大きかった。

ぺットボトルではなく前の日から煮出した麦茶/麦藁帽子をかぶって乾いた庭木にホースで水をまく/朝のラジオ体操とはんこを押してもらうカード/友達と自転車で遠出するちいさくて大きな冒険/井戸水とガス釜で炊く白いごはん、かつお昆布でとる深い味のだし/おじいさんの大きな手で握られた顔の半分もありそうなおにぎり。
子ども時代の夏休みと、おじいさんとの暮らしを象徴するアイテムがここぞと描かれ、懐かしくもほっとする。
特に、畳の香りもする座敷と広い庭を繋ぐ縁側の存在がいい。
ひさしが大きく長くはっていて真夏の日差しはとどかないし、風通しも良くて、ひんやり気持ちいい場所で、「うちと違ってここで食うとなんだかすっげえうまい気がする。なんでだろう」って、友人のオシノがエダイチにいう台詞が効いていた。
あるいは、おじいさんが漬けたぬか漬けの野菜を熱いお茶でポリポリ食べる男の子たちのシーン。エダイチのともだちにおじいさんが振舞ったおやつなのだが、その後、その漬物が食べたくて少年たちがその家に何かと集まってくるのがおもしろい。食べ盛りが遠慮なく完食したから、おじいさんが明日の朝食の分を慌ててつけるシーンまであって笑った。
おじいさんの食事は、白いごはんと味噌汁、梅干に漬物が基本なのだ。

読了して、子供時代の自分にも確かにそんな時間はあった。と、自分に与えられた大切な時間の存在に深く感謝してみる。

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電子書籍しずかな日々

2020/09/07 18:20

少年時代

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る

井上陽水の少年時代の歌を思い出した。
小学5年生の夏休みを中心とした日々を淡々としたし確かな筆致で描き出している。日常生活の出来事 身近な周辺の人たち 祖父 母 友人たち そうだったよな と自分自身の小学5年生の頃を思い浮かべてしまった。このような日常の出来事のみで物語を作り上げた作者の力量に敬服した。
敢えて難を言うと、題名と、最終章が少し書きすぎの感があるとことぐらいか。

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