言葉と無意識 みんなのレビュー
- 著:丸山圭三郎
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電子書籍言葉と無意識
2019/07/13 11:57
新書とは思えない高水準
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Otto - この投稿者のレビュー一覧を見る
ソシュール研究の第一人者・丸山圭三郎教授だけあって、一般書でありながら内容の学術き的レベルは高水準です。アナグラムに対する考察が秀逸です。
紙の本言葉と無意識
2019/07/13 09:37
ソシュール研究のエッセンス
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Otto - この投稿者のレビュー一覧を見る
「近代言語学の父」といわれるスイスの言語哲学者であるフェルディナン・ド・ソシュールの研究者である筆者が著した新書です。
電子書籍言葉と無意識
2015/09/27 18:02
氏の著作を読み始めたきっかけ
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:MTM28 - この投稿者のレビュー一覧を見る
いくつかの文章の繋がりにおいて、思わず唸らされた本。
丸山圭三郎氏の思想を網羅してはいませんが、読む対象としてはこの著作を最も評価します。
この著作から入ったことが、この方の思想や研究対象に魅了された理由だったのかも知れません。
紙の本言葉と無意識
2009/04/17 01:47
名著。極めて高度なことを解りやすく伝えてくれる本です。
7人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:反形而上学者 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本当に『言葉と無意識』というタイトル以外は考えらないだろう、というくらいに内容とタイトルが一致した名著である。
丸山圭三郎といえば、日本の「ソシュール」研究の第一人者であり、ソシュールを研究する人は、必ず丸山圭三郎を通らなければならというほどの仕事をしている。
ただ、丸山圭三郎は言語学プロパーでは無いから、言語学の専門家たちからは、いまだに冷遇した扱いを受けているという事実がある。
これは実に馬鹿馬鹿しいことだ。彼ら言語学プロパーの学者達はソシュールを語る際に、丸山の名前すら絶対に出さない。なんという狭量極まりない器かつ、情けない人達であろうか。
そういう連中が特に目立った仕事をしていないのは、誰が考えても明らかなことであるが、小さくまとまった日本の言語学界が今後も変わる事はないであろう。なぜならソシュールの全3回の「講義」が「エディット・パルク社」から翻訳出版されたが、これも言語学プロパーの人達ではないからだ。
丸山はそういう大学の教員としてだけ存在して、なんら仕事らしいことはせずに、職業大学教員としてだけの存在を指して「第三の狂気」という呼称を与えた。きっと丸山も存命中は彼らと相当闘ったのであろう。
「言葉」や「意識・無意識」に少しでも興味がある人達にとって、間違いなく最高の本の一つであると言えよう。
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