サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

最大50%OFFクーポン(~8/27)

修正:新規会員30%OFFクーポン(~7/31)

電子書籍

御書物同心日記 みんなのレビュー

  • 出久根達郎 (著)
予約購入について
  • 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
  • ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
  • ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
  • 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。

みんなのレビュー3件

みんなの評価4.2

評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (2件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
3 件中 1 件~ 3 件を表示

紙の本御書物同心日記 正

2003/05/16 01:35

将軍家の司書

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:yurippe - この投稿者のレビュー一覧を見る

天下泰平の江戸時代、三代将軍家光は「御書物奉行」を設置しました。
書物に並々ならぬ愛着を持っていた初代家康が収集した、膨大な書物を管理する役職です。

本書は、新米の御書物同心(御書物奉行の役人)東雲丈太郎を主人公とした短編集です。
徳川家の将軍には書物の愛好家が多く、諸大名が競って稀覯(きこう)本を献上するため、江戸城内の御書物蔵「紅葉山御文庫」は珍本・奇本の宝庫。
本の虫の丈太郎は「稀覯本を読める!」と期待に胸を膨らませて出仕を始めたのですが…。

知の聖域「紅葉山御文庫」は、一風変わった先輩たちや独特の習慣、不思議な生き物でひしめきあっています。
なぜか女物の赤い襦袢(じゅばん)を身につける御書物同心たち。
火事を起こしては大変だからと火を禁じられているため、お茶も飲めず、冬は凍てつくように寒いハードな職場。
姿は見えねども気配はする、蔵に200年も棲む青大将の「ヌシ」。
見ること聞くこと、新米の丈太郎にとっては驚くことばかり。

空調のない江戸時代、書物の管理はどれほど大変だったのか、上様が照覧する書物の扱いにはどれほど慎重を極めたのか。
将軍家の司書の大変さや、書物にまつわる将軍たちのエピソードも読みどころです。

古書店主である筆者だからこそ、古書への造詣と思い入れはたいへん深く、そのことも物語に厚みを出しています。
テンポが良く、江戸の風俗も粋に描かれている本書は風流な秀作。
小粋で愉快な時代小説を、ぜひご堪能ください。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本御書物同心日記 正

2003/07/14 00:01

愛する書物に囲まれて。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:purple28 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 書店に行くと、新しい本が溢れている。その中から自分の琴線に触れるものを探すのもまた楽し。日々、多数の書籍が出版され、全てに目を通すことはもちろん無理。わずか何分の1かとの出会い。それはまるで奇跡のような。自宅の本棚に収まりきらない本を眺めながら、その奇跡を喜ぶことに至福を感じる。
 読もう、もうすぐ読もう、絶対読むから、と積んである本もある。手に取って、読む順番を決める楽しみ。ぱらぱらめくって、紙とインクの匂いを楽しむ。
 整理と称して、懐かしい本を掘り出しては愛しむように字を追ったり。表紙を眺めては、本を買ったときを思い出したり。
 1カ月の休暇を取ったら、図書館で生活したいと思ったこともある。
 それが本好き(活字中毒)の私の生活。

 江戸の昔、書物は大変貴重なものだった。その内容はもちろん、将軍家の蔵にあるもの、「御文庫」の印がある書物はとりわけ価値のあるもの。
 新米同心、東雲丈太郎は、本好きが高じて「紅葉山御文庫」に勤めることとなる。丈太郎が通いつめた古書店とはまったく違う“お山文庫”。そこには信じられないような決まりごとがあった。

 書物を愛する丈太郎は、本を持ったり読むことよりも、その修復作業が好きだという石部金吉。書物には詳しいが、案外俗世にういという愛すべき人柄。
 その丈太郎の周辺で起こる、ちょっと変わった事件の数々。一緒に働く同心たちも、風変わりな人ばかりで…。
 江戸の情緒溢れる語り口で、その世界に引き込まれる。

 今年は江戸開府400年という節目。今日の東京の基礎を築いた江戸という町を知る一端を担う本書。本好きに私にはぴったりの1冊であった。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本御書物同心日記 正

2018/10/18 09:42

こんな仕事があったんだ!

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:satonoaki - この投稿者のレビュー一覧を見る

「同心」というと八丁堀に住んで、町方として大活躍のイメージですが、将軍様の御書物のために働く人たちの話です。
なので、刃傷沙汰も岡っ引きも出てきません。
たかが将軍の書物の管理に命を懸けるなんて…と今なら思いますし、出久根さんが面白おかしく綴ってくれていますけど、たいへんな仕事だったのでしょう。
主人公の丈太郎は抑え気味に淡々としていて、養父の栄蔵や古本屋の喜助ら脇役がイキイキと描かれていて、楽しく読み進めました。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

3 件中 1 件~ 3 件を表示
×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。