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電子書籍

BT63 みんなのレビュー

  • 池井戸潤
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みんなのレビュー8件

みんなの評価4.1

評価内訳

  • 星 5 (5件)
  • 星 4 (3件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
8 件中 1 件~ 8 件を表示

紙の本BT’63 下

2016/12/07 00:35

企業・経済通の池井戸ワールドに至る先駆的作品という印象でした。

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投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る

<蛇足-1>
 題名の「BT」はボンネットトラック(鼻先の飛び出した形のトラック)の略であり、その後に続く「'63」は、時代を隔てた1963年の話であるという意味らしい。本書で重要な役割を担う、日野DS10型はインターネットで調べたところ、日野TH10型(BT)あるいは日野TC10型(これはBTではない)などに関しては写真や諸元表も見つけれたが、日野DS10型に関しては駄目でした。
<蛇足-2>
本書でもう一つ目を引いたのが、父・史郎の勤める相馬運送の経営不振の起死回生の打開策として出てくる「宅急便」である。下記のように、ヤマト運輸の「宅急便」がスタートしたのは1976年1月23日と言うので、本作品の時代は13年も早いことになる。よって、著者は、ヤマト運輸の「宅急便」を巧みに作品に取り込んだことになる。
「宅急便」とは、ヤマト運輸が提供する宅配便サービスの商標であり、黒い猫、通称「クロネコ」をトレードマークにしており、同社の親会社であるヤマトホールディングスの登録商標(第3023793号ほか)である。
元々、当時の大和運輸(現・ヤマトホールディングス)は三越(現三越伊勢丹)や松下電器産業(現パナソニック)などの専属配送業者であったが、1960年代、全国に高速道路が整備され他社が長距離運送に参入していく中で大和運輸は乗り遅れ、ここにオイルショックが重なり、経営危機が噂されるほど業績が低迷した。
1971年に社長になった小倉昌男は、当時の運送業界の常識であった「集荷・配達に手間がかかる小口荷物より、大口の荷物を一度に運ぶ方が合理的で得」という理屈が誤りだと悟る。小倉は「小口の荷物の方が、1kg当たりの単価が高いのだから、小口貨物をたくさん扱えば収入が多くなる」と確信した。
また、当時、個人が荷物を送るには郵便局に持参する郵便小包(現在の「ゆうパック」に相当する宅配便サービス)があったが、重量は6kgまでであった。一方鉄道を利用する「チッキ」という制度があり、こちらは30kgまで送れたが、差出はしっかりと梱包し紐で縛って小荷物取り扱い駅に持参し、受取人は駅に取りに行かなければならないという制度であった。どちらも現在のように一つ一つの荷物を番号管理もしておらず、いつ届くのかさえわからないサービスであった。小倉昌男はこの状況を見て、サービスを向上させて参入すればライバルは存在せず、必ず成功すると確信した。
そして、1975年の夏「宅急便開発要項」を社内発表、現会長の瀬戸薫(当時27歳、グループ内最年少)を含む若手社員を中心としたワーキンググループが1975年9月から新商品開発を進めた。1976年1月23日「電話1本で集荷・1個でも家庭へ集荷・翌日配達・運賃は安くて明瞭・荷造りが簡単」というコンセプトの商品『宅急便』が誕生した。

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紙の本BT’63 下

2016/03/04 12:37

父と息子の感動物語

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かず - この投稿者のレビュー一覧を見る

息子の病によりこの物語が発生していくのですが、過去の父親との出会いにより苦悩していく姿が非現実的でどんどん引き込まれていきます。

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紙の本BT’63 上

2016/02/14 09:07

父の生きた時代へタイムスリップ!

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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

この作品は、池井戸作品の中でも少し印象の異なる小説です。まず、「BT'63」というタイトルですが、これは「Back to 1963」、すなわち「1963年へ逆戻り」ということのようです。父親が残した車のキー。息子はそのキーを手掛かりに、一台の時代遅れのボンネットトラックを見つけ出します。そして、それに乗ると、不思議なことに父親が若かりし頃の時代へ逆戻りし、父親が経験した様々な出来事を追体験するのです。息子が亡き父親の足跡をたどっていくなかで、どのように感じ、どのような心境になるのか。感動の傑作です。

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紙の本BT’63 上

2015/12/30 07:20

多彩な作者

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投稿者:nikkunn - この投稿者のレビュー一覧を見る

読み始めたときはいつもの池井戸潤の小説と違い、何となく読みづらい感じがしたが、進むにつれていつも通り銀行がからみ、いつものタッチが感じられ、どんどんすいこまれていった。古いトラックが過去に主人公を誘うという奇抜なアイデアがおもしろかった。

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紙の本BT’63 下

2015/10/31 23:10

読み進みたくなる作品です。

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投稿者:ぱぱちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

この作品は,池井戸潤の他の作品と違って,経済の色彩はあまりありません。二つの時代を行き来する主人公の見ること,聞くことの臨場感を肌に感じることができる作品と思います。BT63の意味を理解するまでには,かなり読み進まないとわかりませんが,早くページをめくりたくなるストーリーは,さすがです。池井戸潤の作品の中では,1,2を争うくらい好きな作品です。

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紙の本BT’63 上

2017/08/12 11:53

BT63上

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投稿者:ぱぱっち - この投稿者のレビュー一覧を見る

父親と自分が 時間を行ったり来たりと、最初戸惑いましたが、知らなかった父親が分かるにつれ、主人公の本心が垣間見えて、のめり込みました。下の展開が楽しみです。

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紙の本BT’63 上

2016/12/07 00:33

企業・経済通の池井戸ワールドに至る先駆的作品という印象でした。

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投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る

面白くはあったが、ちょっと期待を外されたというか、私が著者に期待したものと異なっていたといった感じ。薄幸の女性・竹中鏡子が娘のことを気にかけながら29歳という若さで死んでしまう結末も少々悲し過ぎた。でやはり最も気になったのが、主人公・大間木史郎の息子・大間木琢磨が、父の遺品の中にあったボンネットトラック“BT21”号車の鍵を媒体として父・史郎の見た情景を垣間見ることを通じて物語が展開されていく点である。これは完全にSFミステリーの作りであり、企業・経済通の池井戸ワールドとは異なっており、私には酷く非現実的な物語となってしまった。著者の先駆的作品ということで評価しておきましょう。
父の登場年代は、東京オリンピック(1964年)の前年となっているので、1963(昭38)年である。主人公は大間木史郎の息子・大間木琢磨が奇妙な精神病から回復?した時に何故か経験できるはずの無い“記憶”を持っていることに気付く。実は、それは父親の記憶の断片とリンクしているのだが、本人にはそんなことは分からない。物語は、また病気の再発かと恐れおののく息子・琢磨の現在と、約40年前の父・史郎の物語の間を行ったり来たりしながら、徐々に本題へと進んでいく。上巻の前半分くらいは、父・史郎の勤める相馬運送の経営不振状況が描かれ、一方、息子・琢磨に関しては何故奇妙な記憶に悩まされるのかを追求する中で、父・史郎の過去を辿る展開となる。後半になって、“BT21”号車の運行記録に疑問を持った史郎の予想通り、“BT21”号車の運行グループが闇の世界の仕事に加担していること、更にそのグループの一員が前年の偽装殺人・放火事件で死亡したことになっている人物であり、その事件の犯人であることが判明し、俄かに事件性を帯びた急展開となっていく。結局、悪者達は主人公・大間木史郎に倒されるのだが、その巻き添えで薄幸の女性・竹中鏡子が29歳という若さで亡くなってしまうのは何とも悲しい。かなり早い時期から警察が周りを伺っていたのだから、別の視点から打つ手があったような気もするが・・・・。とは言え、下巻は確かに謎解き・探偵ものといった雰囲気で引き込まれていくが、どうも“BT21”号車を鍵としたタイムトラベル的な構成が何故か気になって仕方がない。企業・経済通の池井戸ワールドに至る先駆的作品という印象でした。

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紙の本BT’63 上

2014/04/12 23:25

暗い系の文学作品のよう

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投稿者:美佳子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

BT‘63。BTはボンネットトラックの略。作品中話題となっているのはBT21号というトラックなのだけど、それが活躍した時代が1963年なので表題に63が採用されたと思われる。
精神分裂症を患い、向こう側に行ってしまった主人公が妻に離婚を宣告されるところから始まるストーリーはSFかファンタジーのようで、池井戸潤の幅広さを感じられる一冊だろう。主人公は退院後に、父の遺品、運送会社の制服を通して過去を見、自分探しのために、そのかいまみた過去が事実かどうかを検証するために調査する。その過程で父が決して語ることのなかった生きざまを目の当たりにしていく。ストーリーの重点は過去にあるが、最後は現代の息子の方の問題解決に収束していく。隠されていた過去が余りにも暗いので、今ひとつすっきりしないというか逆に考えさせられてしまう暗い系の文学作品のようだ。

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