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電子書籍

生徒会の一存 みんなのレビュー

  • 著者:葵せきな, イラスト:狗神煌, 編:ファンタジア文庫編集部
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みんなのレビュー16件

みんなの評価4.2

評価内訳

  • 星 5 (5件)
  • 星 4 (9件)
  • 星 3 (2件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
16 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本生徒会の四散

2009/01/23 15:31

風雲、急を告げてる(?)展開もある

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る

あとがきにもあるように前巻と併せて転換点に差し掛かった第4巻(5冊目)。何かを犠牲にして、あるいは誰かのために動き出した人が出てきた。しかし、年度が変われば生徒会メンバーも変わる、学校そのものを卒業する人もいる訳で、本シリーズの終着点も自ずと見えてこよう。その終着点をどのように見せるか、そのための動きが見え隠れしている現状といったところか。ただ、本遍自体は相変わらずのハイテンションな抱腹絶倒振りで不穏な動きを吹き飛ばしてくれる。とりわけ後半以降が笑いの危険領域レベルである。【第4話~リベンジする生徒会~】の元ネタは落語だろうか。選んだ2つの言葉がハマリ過ぎて腹が捩れるほど笑った。【第5話~教える生徒会~】のパターンも定番化した感のある面白さ(会長おバカ過ぎ…)だし【えくすとら~流行する生徒会~】の『そっちのアニマル』も可笑しかった。爆発的な破壊力こそ無いものの知弦さんの黒い世界も相変わらずでニヤニヤさせてくれる。そして、本巻の特筆すべき点は、少しずつだが杉崎の描くハーレムが実現しそうな雰囲気を醸していることである。真冬ちゃんは結構あさってな方向だが思い切ったことしちゃったし、深夏も自分の気持ちに気付き始めている。知弦さんが漏らす何気ない一言もあからさまになってきており、さり気無く嫉妬している会長もいる。おいおい、どうしちゃったの?というくらい女性陣の感情が表に出て来ているシーンが多かった。こうした恋の行方も含めて今以上に続きが楽しみになったと言える。

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紙の本生徒会の九重

2010/10/29 18:19

ラスト直前を彩る切ない過去

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る

次巻で本編完結との事。クライマックスに入ったことで、この物語を締めるために外せないエピソードが満を持して登場といった感じである。知弦さんと会長との出会いを綴った過去話が実にアツい。このアツいは、血湧き肉躍るアツさではなく涙腺が緩むアツさである。無邪気に必死な会長の姿に秘められた背景が見えるだけに感動的。『友達沢山出来たよ!』の一言にやられる。これに『二心』で披露された知弦さんの過去を織り交ぜ、この邂逅が2人の心にぽっかり空いた穴を埋め、傷を癒し、さらには苦難を乗り越える機会となっていく素晴らしさがあった。普段は残念な方向で用いられがちな『やれば、出来る子』を逆説的に取り入れた秀逸な演出である。本シリーズの主要な登場人物は揃いも揃って過去に重みを持っているが、だからこそ今を明るく楽しく(時にグダグダに)、そして仲良く過ごそうというテイストに繋がっていることが改めて示されている。まぁ、【回想1~3】に登場した【栗花落杏子(つゆり・あんず)】の「その後」については「そうくるか」的なオチではあったが、これもまた本シリーズの「苦難はあっても悲劇はなしよ」という微笑ましさとしよう。

本編(議題)では藤堂リリシアにスポットが当てられている。案外ノリが良いのね、という面白さが思いっ切り出ていた。P.100の挿絵はナイスだったが、その直後に連発された『か、勘違いしないでよね!』のクド面白さが(良い意味で)台無しにしていた。あと、時期が前後する形ながらも【えくすとら~渡す生徒会~】で描かれたバレンタイン話はラヴ成分大増量!後れを取った真冬ちゃんが最後に光る巧みな構成の、萌え要素満載な“ハーレム”話になっている。普段では決してお目にかかれないぎこちなさが極まる知弦さんも見ものである。

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紙の本生徒会の七光

2009/12/20 16:55

終局に向かって緩やかに

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る

本シリーズがゆっくりと終わりに近づいていることを示唆する文言を散りばめつつも本編では変わらぬやり取りが行われている。ネタ的にはさすがに2周目に入ったものもあるが、それでも安定した笑いは出せていると思う。少なくとも『六花』よりは笑った。杉崎と会長以外が欠席するような珍しい状況も(苦肉の策かもしれないが)捻り出している。杉崎が別人(?)になってしまう話では、今まで築き上げてきた生徒会内の阿吽の呼吸や独自の習慣的なものが通じないことを逆手に取った手法が冴えていたし、元に戻るきっかけのダメダメなオチも面白かった。杉崎が変化したそもそもの原因が直後の幕間的別話で描かれるオマケ付きである。あと、若干の公私混同的な変化球ではあるが杉崎義妹の林檎が本格登場する話が以外に良かった。かつて飛鳥に仕込まれたらしい、突拍子もない言葉遣いもさることながら、その純真無垢なるがゆえの直球ど真ん中な反応や質問責めが生徒会メンバーを慄かせ、特にいろいろな意味で武装していることが却って仇となった知弦さんが本心(?)を突かれて狼狽し、あまりにも可愛らし過ぎる反応を見せたことが本巻一番のハイライトかもしれない。

プロローグ&エピローグでは杉崎が失踪した理由の詳細が一応判明している。読み手にとっては、これはこれで何も分からないよりは良いのだが、杉崎にとっては別の意味、つまりハーレムを目指すうえでの理想と現実についての難題を突き付けられている……とはいえ杉崎の中では既に答えが出ていることだと思うので、これを面と向かって伝えることができるのか、その勇気を試されているようである。

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紙の本生徒会の五彩

2009/04/25 00:04

今回も小ネタ満載のハイテンションな雑談と《企業》編の完結

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る

表紙はまさかの杉崎鍵である……需要はあるのだろうか。そして巻頭カラーイラストのトップもまさかの真儀琉先生……最初は私服姿の知弦さんかと思ったけど、こっちを表紙にすべきだったのでは?

本巻は作者の描く壮大(?)な『生徒会の一存』シリーズの第1部とされる《企業》編の完結である。これまで各巻のプロローグ&エピローグで秘かに進行していた《企業》との駆け引きが、なかなかのどんでん返しでドラマティックな結末を迎えるに至った。しかも夢オチに近い感覚の「創作オチ」とも言うべき二段オチっぽい結末が本シリーズらしい。この《企業》編を受けての次章《卒業》編(作者曰く、こちらが本題とのこと)が、果してどのような展開を経て大団円(このシリーズでバッドエンドはさすがに無いだろう)を迎えるのか楽しみになってきた。

さて、本編だが、こちらは相変わらずのハイテンションなグダグダ感が今回も満載である。しかし第5巻(6冊)まで続けながら読み手を飽きさせない話題やネタの維持、しかも高い次元での維持には感心するばかりか敬服である。しかも今回は初っぱなから飛ばしている。【第一話~キャラ付けする生徒会】の「ゲス」、「ごわす」、「ざます」、「逆に」、そして「もきゅ」にはやられた!可笑し過ぎる!しかも五倭守頑駄無って……。実は前巻ほど杉崎ハーレムは進まなかった本巻だが、それでも【第三話~嫉妬する生徒会~】では女性陣から総スカン(嫉妬バージョン)攻撃を喰らう杉崎である。新聞部のリリシアさんまで何気にツンデレ化しちゃってるし。【第四話~決闘する生徒会~】は最後の大どんでん返しが痛快で見事。そして【第五話~泣ける生徒会~】では満を持しての知弦さん登場、というか知弦さんの独壇場である。杉崎の暗黒未来予想図とも受け取れる『鍵一サーガ』は確かに泣ける。泣けるのは感動ばかりではないという、ある意味含蓄のある話である。【第七話~予告する生徒会~】は、TVアニメ化される本シリーズの予告を考えようという議題でありながら、この話自体が予告になっているという、実にちゃっかりした話である。真儀琉先生がボケ役でイイ味を出している。しかし、コレどうやってアニメ化するんだろ。本巻のセリフにあった『声優さんに対する異様にハードル高い演技の要求』が現実になるかも。

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0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ヨーヨー - この投稿者のレビュー一覧を見る

今回の生徒会メンバーも個性が強い面々ばかり。どのキャラも魅力的で、今までの生徒会と異なる話の流れがとても新鮮だった。上下巻だけでなく、もっと続いてほしいなと思った。

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紙の本生徒会の四散

2009/02/28 11:49

表面的にはいつも通り、でも裏側にはいろいろ

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

 いつも通り生徒会室でのボケとツッコミが展開されているのだが、生徒会室の外側ではシリアス展開が進行中。生徒会メンバーの転機の訪れが発表されたり、前巻のエピローグで杉崎が乱入した会議後の顛末が判明したりと、単なるお笑いだけにはとどまらない。…ちょっと話が大きくなって来たけど。
 しかし、それでもやはりこの作品の魅力は生徒会メンバーの掛け合いでしょう。それもますますパワーアップ。今回は、会長の九九の覚え方に轟沈してしまいました。

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紙の本生徒会の九重

2010/10/27 08:43

桜野くりむのできるまで

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

 次巻で最終巻ということもあり、卒業式に関するネタや、バレンタインネタが繰り広げられます。少し毛色が違ったところでは、藤堂リリシアと杉崎鍵の絡みなどもあります。
 そして、これまであまり内面に踏み込んでこなかった桜野くりむがクローズアップされています。最初の親友、栗花落杏子との悲しい別離や、紅葉知弦との最初の出会いなどを経て、いまの彼女があるということが分かります。

 いよいよ次で本編最終巻。果たして杉崎鍵は卒業式に間に合うのか?

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紙の本生徒会の八方

2010/06/24 17:13

“杉崎ハーレム”は6人体制なのか?

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る

物語の終わりを見据えて着々と下地が用意されつつある。基本的な構成こそ変わらないが、【楽園からの帰還】と題したプロローグとエピローグの部分で、先輩達の卒業式を目前に行方をくらました鍵の「その後」が描かれている。ここで登場する、かつての仇敵【枯野恭一郎】とのやり取りが興味深い。その前に、飛鳥を前にして(フリ○ンで)自らのハーレム構想をアツく語った鍵だが、この大いなる「理想」に対して、ある意味冷酷なまでの「現実」を突き付ける枯野。この理想と現実の双方が(理屈としては)正論なだけに平行線なのだが、どちらにせよこれを実行するには多大な「覚悟と責任」を要することを示唆している。悪態を吐きながらも何気に男を上げている枯野にとって≪楽園≫は決して悪い所でもなかったのでなかろうか。

本編は、まぁ、いつも通りである。大変面白い。しかし、読み手も慣れたせいか、当初の超新星爆発のような笑いの破壊力はさすがに少々影を潜めた感あり。外出時に読んでも大丈夫なくらい。そして、ここにきての変化球的演出なのか、それともとうとうネタが枯渇したのか、その真相は作者のみぞ知るところだが、【きみつの生徒会】や【聖戦】といった『黙示録』向きなものが含まれている。【最終話~回収する生徒会~】も内容的には変わりダネ。そして、これら変わりダネの方が面白いのが若干皮肉だったりする。しかも、オビにあった「○○陥落!!」の場面もここに含まれ、自分の気持ちをはっきり自覚した娘の“デレ”とはこうも強力かっ!という本巻のクライマックスとなっている。【第二話~本音の生徒会~】でも「本音」がダダ漏れになった人がいて、鍵の「理想」実現に向けての素地が伏線的に散りばめられた印象である。思えば『四散』での真冬ちゃんの告白から既に始まっていたのかな?

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紙の本生徒会の八方

2010/06/20 18:24

別視点から見た関係

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

 いつもと違う人の視点でみんなの関係を見てみましょう、という風になっている。そうすることで、基本的に物事を今のままに止めたい杉崎の思考から外れ、結末が定かではない領域に踏み込んでいく。でも、杉崎が気付かなかっただけで、いつもそうだったと見ることもできるよね。
 おおよそいつも通りなのだけれど、たまに真面目な一言があったりして、意外に侮れない。番外編的なエピソードが多め。

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紙の本生徒会の七光

2009/12/18 23:33

旅立ちの時を意識して

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

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 ラジオ・ロールプレイングなど、これまでに繰り広げられてきたネタに加え、会長と杉崎だけの生徒会室で繰り広げられる遊びや、生徒会室に遊びに来た林檎によって追い詰められる知弦の珍しい姿も見られます。そしてオープニングとエンディングは、卒業式前日の杉崎と飛鳥の様子。
 楽しい生徒会の旅立ちの日に向けて、心の準備が始まりつつある様です。

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紙の本生徒会の六花

2009/07/23 00:06

少しパワーダウンしたかな……ネタ切れ?

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

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『卒業編』ということでシリアス担当のプロローグ&エピローグは卒業式前日の騒動、その始まりが綴られている。ここにきてようやく杉崎(妹)と幼馴染みが本格的に登場してきそうなのだが、この幼馴染みがどうやら喰えない人物のようで、一悶着ありそうな気配である。そして、本編は相変わらずいつもの調子である。ただ、今回は少々パワーダウンというか、いつもの勢いは相応にあるのだが何だかネタ切れ感も否めない内容で、抱腹絶倒の破壊力というより「ははは」「ふふふ」といった笑いがこみ上げる感じだった。会長のはっちゃけ振りがやや控えめだったからかな?その代わりと言っては何だが今回は深夏の「漢」っぷりが弾けていたように思う。それでも【えくすとら~切り取る生徒会~】での杉崎と深夏の「なに、この仲良しさん」という微笑ましいやりとりを見るとクラスメイト一同のセリフも納得である。しかし、それより何よりなんだか何となく残念に感じたのが、【最終話~夢見る生徒会~】の超展開(?)夢想RPGにおいて杉崎のハーレムが瓦解したかのような結末を迎えていることである。今回はラヴ成分が非常に少ないのである。真儀瑠先生の愚痴が結構的を得たものなので、次巻ではこの辺りの新展開(神展開?)にも期待したくなる。

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紙の本生徒会の三振

2009/03/04 22:07

あえて近づく、そっとふれる

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

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 これまでは生徒会室の中だけの人間関係を描いていたけれど、今回はそこから少し逸脱して、生徒会メンバーの内情に少し切り込みます。切り込むと書いたけれど、恐る恐る傷口に触れる、という表現が適切かもしれない。
 裏面にどんな事情があってもそれには近づかず、お互いに楽しめる範囲までの近さで他人と関わる。これは互いに傷つかないし傷つけない人間関係の極意だろう。でもそこから敢えて近づこうとする。その結果生まれる関係は、これまでとは少し違うものになるでしょう。この巻はそんな転換点になるかもしれません。

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書き下ろしもあるよ

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

とりあえず注文してみたらファンブックだった。がっかり…と思ったら、後半に没原稿やら書き下ろしの短編やらが3本収録されていた。その意味ではラッキーと言える。
 前半は、メインキャラに数ページを割いた紹介と、サブキャラたちの人名辞典的な企画、作者やイラストレーターのインタビューや、既刊のまとめなどが収録されている。

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火神

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:par - この投稿者のレビュー一覧を見る

火神が可愛い。以上

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紙の本生徒会の一存

2009/02/26 09:16

丸々一冊しゃべっています

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

 読者が物語に求めるものは千差万別だと思う。じっくりと腰を据えて展開していく壮大なファンタジーを求める人もいるだろうし、不可思議な謎を解き明かしていくミステリーを求める人もいるだろう。何を求めるかは、その人の性格によるかもしれないし、気分によるかもしれない。あるいは、季節によって変わることもあるだろう。
 この物語は、ほとんど生徒会室の中で話が完結する。冒頭と末尾で本編の裏側に伏線らしきものを張っているが、今のところそれは一切関係ない。人気投票で選ばれたという、様々な記号を持った女子生徒会役員4人と、ハーレムを築こうという壮大な理想を持って生徒会に入った男子高校生を主人公とする、一話完結のしゃべくり漫才といっても良いだろう。
 各話の始まりは、生徒会長である桜野くりむが言う、どこかで聞いた事があるような使い古された名言。ほぼ思いつきで始まるなにやらの企画に対して、副会長である杉崎鍵が突っ込みを入れ、書記の紅葉知弦が狙ったところに軌道修正しながら、椎名深夏&真冬姉妹がかき回すというのが定番パターン。あまり難しく考えず、テンポよく進む会話文を楽しめるかどうかが、この作品を受け入れる鍵の気がする。
 少しパロディやメタフィクション的な展開も含んだこの作品。あなたの気分に合う様ならば、とりあえず1冊手にとって見ても良いだろう。

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