恋するシェイクスピア みんなのレビュー
- 著者:吉村りりか, イラスト:雲屋 ゆきお, イラスト:椎名 咲月
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紙の本恋するシェイクスピア 十二夜−身代わり小姓と不機嫌な公爵−
2016/11/03 00:02
完璧にラブコメでした
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みかみか - この投稿者のレビュー一覧を見る
「恋するシェイクスピア」第2弾。「十二夜」を題材。
嵐の所為で遠く離れた場所に漂着した伯爵令嬢のヴァイオラ。
生き別れになった双子の兄を案じながらも生きるために働く事を決意。
女嫌い・人嫌いとして有名なオーシーノー公爵に仕える為に男装するヴァイオラ。
でも、いつしか彼の不器用な優しさに惹かれていき……という展開。
男装して小姓として仕える伯爵令嬢のヴァイオラ。
そんな彼(彼女)に惹かれていく人嫌いの公爵。
男装したヴァイオラに激しい恋心を抱く公爵から求婚されている令嬢。
この三人のキャラ設定だけでラブコメだとわかりますね。
その上、戯曲の大袈裟な感情表現が組み込まれているので更に笑えました。
但し、それぞれの葛藤を中心に描かれているのでラブラブは少ないです。
欲を言えば最後のおまけ話にイラストがあれば少しでもラブラブを感じられたかも…と思いました。
中々面白かったので、他の戯曲も題材にしてシリーズを続けてくれたら嬉しいですね。
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