B.A.D. チョコレートデイズ みんなのレビュー
- 著者:綾里 けいし, イラスト:kona
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2011/04/16 10:12
はじまりのエピソード集
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
小田切勤と繭墨あざかが出会ったばかりの頃に起きた事件を描く「僕が繭さんと呼ぶ理由」、嵯峨雄介の学園生活に紛れ込んだ一人の少女・立花梓の物語「私が先輩に恋した非日常」、繭墨あさとがあざかに殺意を感じた始まりの物語「狐の生まれた日」を収録。
なお最後の一編のみが書き下ろしとなっている。
僕が繭さんと呼ぶ理由は彼らが今の関係を築くきっかけとなった事件を扱っており、かつ、小田切勤が繭墨あさとの起こした事件の呪縛から脱却しようとする物語でもある。狐の生まれた日も同じテイストのお話。
一方、私が先輩に恋した非日常には、ふつうの高校生が登場するという意味で、一味違う物語になっており、とっつきやすいところもあると思う。結末はかなりヘヴィーだとは思うけれど。
2015/09/25 15:07
色合いがバラバラの短編集
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投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
FBOnline掲載の短編を収録した短編集。
「繭墨あざかと小田切勤の休日」
5巻の後のエピソード。休日と言うことでバラバラに行動することになった繭墨あざかと小田切勤は、互いにそれぞれの日常で苦労を強いられる。だけどその苦労は、決して相手には伝わらないのだった。
「クッキング・オブ・ヘル」
互いに小田切勤の妻になると言い張る七瀬七海と水無瀬白雪が接近遭遇!小田切勤は何とか宥めようとするのだが手出しが出来ず、水無瀬幸仁は膝を抱えて震え、白木綾は何も分からず乗っかって来るばかり。そこに繭墨あざかが登場し、火種に燃料を投下する。
「さよならの時計塔」
嵯峨雄介に助けられ彼を慕うようになった立花梓は再び怪異の世界に触れることになる。それは、時計塔に閉じ込められた人間が異界に消えるという怪異だ。彼女に幸せな学園生活は訪れるのか?
「僕が彼女を理解できない不条理」
繭墨あざかがまだ家から出られない頃のエピソード。繭墨あさとからの嫌がらせにつき合わされ、面倒ながら処理しなければならない彼女は、人ではなく神として崇められていた。
2015/08/25 11:01
本編補完の短編集
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「白雪は「びきに」を知らない」
3巻の途中のエピソード。小田切勤の好みが「びきに」だと繭墨あざかに教えられた水無瀬白雪がボケを連発しつつ、残された兄の思いと最後のお別れをする話。
「テディベアへ願うこと」
4巻と5巻の間のエピソード。小田切のもとに白雪の手紙を届けに来た水無瀬幸仁が、嵯峨雄介と出合って絡まれる話。小田切から白雪へ送られる、告白に対する答えの手紙が登場する。
「七海と雄介の危険な一日」
5巻ラストに関わるエピソード。嵯峨雄介が小田切の家へたかりに行く途中、七瀬七海と遭遇し、かつ、彼女がひったくりに会ってしまう話。純粋に対人間のアクションは珍しいかも。
「わたしと異分子な彼と彼女と狐」
本編の前日談。繭墨あさとの高校時代の暗躍を描いた話。彼が所属していた部活の部長が、過去にまつわる過ちを犯してしまい、それを取り返しのつかないところまで持っていってしまう。
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