HYPER BLACK みんなのレビュー
- 著者:井上ハルヲ, イラスト:小山田 あみ
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電子書籍HYPER BLACK
2018/09/19 20:41
なんだかんだで受が絆されてる
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆきちん - この投稿者のレビュー一覧を見る
偏屈な検視官と卒倒するくらい屍体嫌いの部下。
事件はおまけ?程度かな。
微ネタバレ
攻が大柄、強面なんですよ。
その攻に最初、無理矢理致されて、受が割とガチで嫌がっています。
そりゃ怖いし、嫌だろうと思います。
その後も本気で怒っていたので、ここからどうやって恋愛に…?
というか無理じゃない?と心配するほどです。
最後は攻の不器用さに受が絆されたかっこうです。
なんだかんだ言って、度量の大きい受だったのじゃないかと思う。
無理矢理嫌いな人注意です。
電子書籍HYPER BLACK
2017/04/14 10:11
表紙のふたり
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にしかわ - この投稿者のレビュー一覧を見る
怖い、大柄な体型の上司に、怯まず言うべきことをきちんと言う部下のやりとりが、どんな職場でも実際にあるんだろうと思える小説で、ファンタジーがあまり好みではない私は読みやすい小説でした。
周囲からは上司仁科に可愛がられていると思われている飯島だけれど、実際にはそうでもありません。
自分のカップと仁科のカップを洗って席に戻った飯島は、仁科から待っていたんだと言われて、返事に詰まるところなんて、普通の会社の上司部下のありふれた光景で、飯島から断られてむすっとして帰っちゃう仁科も、特別な男ではなく普通の男って感じで、親近感がわいてきます。退庁後の仁科を追いかける飯島に怒りながらも、本心は嬉しがっている仁科がまたなんとも言えず、可愛らしかったと思いました。
あんまり、スカッとしてない飯島の性格でしたが、いろいろあれこれしゅん巡している場面は理解できますが、ちょっと仁科が気の毒な気がしました。
読後、表紙の飯島を改めて見たとき、生意気で面倒くさくて意固地な飯島が、仁科の腕にくにゃんと体を預けてる様子で、すっかりほだされてよかったと思いました。
紙の本HYPER BLACK
2016/12/08 12:54
ぶ厚さと中身が反比例。
6人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:小笠原ママ - この投稿者のレビュー一覧を見る
読み終えてまず思ったのは、この本のぶ厚さは何のために必要だったのかという疑問。
思わせぶりだったくせに事件はあっさり解決でびっくりぽん。
受は攻に強姦されたのに葛藤描写もほぼなくあっさり、本当にあっさりくっつく。
240ページ前後が普通のこのレーベルでは
300ページ超えの本を出すということは異例の特別扱いのはず。
なのに魂の殺人というべき強姦の被害者である受が
加害者の攻と葛藤も障害もなくくっつくのはそもそも恋愛ものの体をなしてないし、
起きる事件だって拍子抜けなくらい簡単に解決するので仕事ものBLでもない。
この作者は一体何を書きたかったのでしょうかね。
残酷でグロい死体描写?
他の作家が書けないこんなグロ描写が私にはできるのよという自己顕示欲を
300ページも使って示すための本だったのでしょうか?
この本と発売が近かった某ベテラン作家さんの本はレーベルの上限を超えたため
50ページ削ったそうです。
緻密な構成がすばらしく、本当の意味で読み応えのあるラブストーリーだっただけに
編集部の愚かな判断が残念でなりません。
本がぶ厚くなれば、そのしわ寄せを被るのは読者。
読者に通常以上の高いお金を払わせて買わせる価値があるのはどの本なのか、
編集部はしっかり判断してほしい。
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