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電子書籍

艶笑滑稽譚 みんなのレビュー

  • バルザック作, 石井睛一訳
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みんなのレビュー3件

みんなの評価4.1

評価内訳

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3 件中 1 件~ 3 件を表示

音楽をいざなうような翻訳をめざした訳者の遺業

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あまでうす - この投稿者のレビュー一覧を見る

第一輯で「美姫インペリア」ではじまった本作は、第三輯の末尾「美しきインペリア」でああ堂々の円環を閉じて完結する。いかにもバ選手の超力作ではあるが、その「美しきインペリア」の逸話が艶笑味も滑稽味もさらさらなく、むしろ美徳を称賛する道徳律の賛美で閉じられてしまうのはなぜだろう。

また当初予告されていた一〇〇篇が僅か三〇篇で終結してしまったのはなぜだろうと考えると、やはりこういう艶笑譚を三〇も書き続ければプロットも技法もその限りを尽くす次第にならざるをえないからだろう。

この艶笑の持続の難しさと疲労感は当然読み手の方にも伝わり、またその話かとあくびのひとつも出てくるわけであるが、しかしそれによってバ選手の文学的成果がいささかも減じられることがないのは、古今当代の読書子が証言するとおりである。
末尾ながら「音楽をいざなう翻訳」をめざして死の直前まで全力を傾けられた訳者の石井晴一氏に、謹んで感謝と哀悼の意を表したい。

音楽をいざなうような翻訳めざし鏤骨彫心せし人のバルザック読む 蝶人

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R17指定岩波ワンダーポルノ文庫

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あまでうす - この投稿者のレビュー一覧を見る

パート2に入ってバルザック選手のエロ噺のおもしろさといかがわしさはますます快調なり。

第八話の「ムードンの司祭の最後のお説教」もかのフランソワ・ラブレー師に仮託した文豪の筆が異常なまでに冴えわたり、当時の権力者たちを徹底的にパロった皮肉な諷刺が見事であるが、もっと凄まじいのは第九話の魔女裁判の顛末じゃ。

ムーア人の超絶的美女が次々にお固いカトリック司祭や王侯貴族たちを色香をおとりに血迷わせて陥落させ、もうもう天国も極楽もどうでもよい、お前様とまぐわうことさへ出来れば地獄の底までついていく、ああ、いくいく、いくう、と、それこそ神も仏もない邪教淫魔伏魔殿の酒池肉林濡れ蒸れ肉布団の狂乱アモラル疾風怒濤の人間本質暴露の原風景が繰り広げられていく。

そこでは「すべての者がありとある悦びの叫び声を発しあいながら、お互いに一体化し、楔の如くしっかり嵌まりあいつつ、重なり合う」のみならず、「あらゆる女の天体と男の天体が身を交え、そこから流れ出す精液の星の群れも垣間見えている」そうな。

どうだ、参ったか。とバルザックが言うた言わなかったかは、誰も知らないけれど、どうしてローマ教会が発禁処分にしなかったのか分からないR17指定岩波ワンダーポルノ文庫であります。

ああいくいくいくうこれがいちばんいいのよなぞとおめきつつ昇天したり 蝶人

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お洒落で愉快なおふざけポルノ大全

2人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あまでうす - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、おふらんすの文豪バルザックが彼の生涯でもっとも力を入れた珍無類な世紀の奇書の第一弾である。かのフランソワ・ラブレーの顰に倣い、ヴェルヴィルをお手本として1832年に腕によりをかけてでっちあげたお洒落で愉快なおふざけポルノ大全であるが、これほど正月にふさわしい書物もないだろう。

ここに登場するのは絶世の美女や偽りの処女たち。そして高名にして色好みのフランスの王侯貴族や司祭、女房寝とられ亭主たち。彼らが仕出かす今も昔も変わらぬ男と女の色ごとの数々を10のエピソードにめでたくまとめて面白おかしく談じている。

第5編「ルイ11世陛下のご遊来」では、「糞は暖きを垂れ、酒は冷たきを飲み、固クソ(カタカナの部分は、バルザックが原文でラブレー風の言葉遊びをしている)そり立てて後、下方に萎えさせて已む」をもって人生の欠くべからざる四快事とみなされたこの帝王の逸話が紹介されている。

彼は宴会に招いた貴賓や美女たちにわざと悪いものを食べさせ、にわかに下痢をきざした彼らがとうとう豪華絢爛な衣装の中に排泄するさまを哄笑する悪趣味の持ち主であったが、一方では彼の命令に背いて別人を殺してしまった部下、そして本来は消してしまうはずだった人物を「吊る」さず、許してやる程度の寛大さも併せ持っていたのである。

美人のケイコチャンがおしっこやウンチをした便器がお庭に捨てられている 蝶人

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