茂木健一郎の脳を幸せにするレシピ みんなのレビュー
- 茂木健一郎, 海豪うるる
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2010/07/08 14:32
「料理は、脳のよろこびに関わっている」ブレインカフェ、オープン!
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:佐々木 なおこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
脳科学者の茂木健一郎さんと料理研究家の海豪うるるさん、このお二人が誌上カフェをオープンしました。
カフェの名前は、ずばりブレインカフェ、です。(^-^)
脳を幸せにするレシピとは…。
まずは茂木さんのおふくろの味からその秘密を探っていきます。
「おふくろの味こそ、食の安全地帯、この安心の安全地帯があるから、冒険できる」とは茂木さん。
食の思い出を語りながら、カレーをはじめ、そうめん、団子…などなど、思い出のおふくろの味レシピが紹介されます。
数々の食にまつわるエピソードの中で、一番印象的だったのはサラミの話。なんでも茂木さんは小5のときに読んだ『イワン・デニーヴィチの一日』で、初めてサラミという存在を知ったのだそう。今まで10回以上は読んだ愛読書なんだとか。「食のありがたみや生命の根源、食の迫力みたいな部分をバーチャルで経験したのですね」うるるさんのコメントに、なるほどと思いました。
それから、茂木さんは自宅にいるときは、ほぼ毎日みそ汁を作っているそうで、そのあたりの話も興味深く読みました。
「料理は、私たちの脳がいきいきと働く上でどうしても欠かせない『安全基地』を与えてくれるのである。」
「料理は、脳のよろこびに関わっている。」
あとがきに、こうありました。
料理の底力を感じますねぇ。
台所に立つ喜びも感じさせてくれる一冊、でした。
それでは、最後に表紙の一皿をご紹介!
この美味しそうなパスタは海豪うるるさんが、茂木さんのために作った一皿で、その名も「モギケンに捧げるロッシーニ風パスタ」。
イタリアの作曲家であり、美食家でもあったロッシーニ。
彼はトリュフやフォアグラなどを専用に作った銀の注入器でパスタに詰めたと言われているそうで、このロッシーニ風パスタにはフォアグラを入れて、驚きを演出!
実に美味しそう、そして脳を幸せにしてくれそうなレシピですね。(^-^)
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