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まさか発達障害だったなんて みんなのレビュー

  • 星野仁彦, さかもと未明
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みんなのレビュー2件

みんなの評価4.2

評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (1件)
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  • 星 1 (0件)
2 件中 1 件~ 2 件を表示

発達障害の本でもあり,家族のありかたについての本でもありそう.

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まさ - この投稿者のレビュー一覧を見る

医師と患者が,発達障害をそれぞれの立場で語っているのだけれど,患者の側については,子育てや家族について考えさせられるものだった.「血=家族」ではない,という話は,本当によくわかる.親は,存在するだけで暴力的なものだっていう自覚を持たないとなあ.

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この症例に特に関心がない人であっても興味深く読める

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投稿者:arima0831 - この投稿者のレビュー一覧を見る

ADHDまたは「注意欠陥・多動性障害」と言われる発達障害は、最近かなりいろいろなところで取り上げられて、世間の認知度も高まってきているらしい。本書の作者。星野仁彦氏は精神科の医師なのだが、実はご本人もそれと気づかぬうちに幼少期からこの障害で苦しんでいた人で、現在は第一人者として多くの著作を出している。

彼の過去の著作は、ADHDの症状や症例をわかりやすく解説することに主眼を置いていた。そこをさらに推し進め、本書では漫画家で作家のさかもと未明さんという「一患者」の協力を得て、そのライフストーリーから実際の治療のプロセスまでをドキュメンタリー風に追いかけることで、この障害に興味関心のある人がよりリアルにADHDの実態を感じられるような形になっている。

さかもと未明さんのライフストーリーは切ない。
本人がそれと自覚せぬままに苦しんできた違和感や、父母の抱える問題と彼女に対する虐待に近いような言動、学校でのいじめ、大人になってからの飲酒問題、異性とのかかわり方など、普通であればなかなか赤裸々に公開するのが辛い話ばかりだ。
しかし、辛いながらも大きな波乱に満ちたストーリーでもあり、この症例に特に関心がない人であっても興味深く読めるものなので、多くの人が手に取りやすい良書になったと思う。

本書の面白いところは、そうした一連の辛い話をADHDという症例で裏付けていった、という試みにあると思う。こういう話の場合、必ず当事者を何らかの形で責めたり反省させたりすることになるのだが、そこはスッパリ置いといて何故こうなったかを症例を背景に解説してくれる。だから何がどうなってこうなっていく、というプロセスが良く見えてくる。

これはあくまでも一例であって、他にも様々な形があるはずなのではあるが、表現者として成功している一人の大人の女性が医師が向き合って一冊を出した、という功績は大きいと思う。こうした話で世の人がこの症状に注目し、単なる人格的な不全として自信を失っていた人々が「生き直す」きっかけになるとしたら素晴らしい。

でもないものねだりながら一点だけ。
本書やその他の著作を通してADHDという発達障害を知った結果、本人や家族などが治療したいと考えた時に、どこに行って何をすべきかの指針が欠けているのは残念なところだ。実はこの症例をきちんと治療できるところは少なく、一般の精神科ではやはり満足な対応がしがたいのが現実らしい。だから情報の補足をしたくてもしようがない、という事情はよくわかるのだが。

まずは症状が世間に認知されるのは大事なことであって、そういう意味では貴重な一冊なのは間違いない。だからこそさらに一歩踏み込んで、社会を啓蒙し現状を変えるアプローチが欲しい、と痛切に感じた。

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