広岡浅子 気高き生涯 みんなのレビュー
- 長尾剛
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2015/11/08 08:40
浅子ダイジェスト
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ヨンデリーヌ - この投稿者のレビュー一覧を見る
朝の連ドラで取り上げられることになってからの追っかけ出版。
しかしそうした本にありがちな“雑”さはない。
「神への恋」など、著者特有の浅子を捉えた視点が、
読者の共感を呼ぶかどうかは別としても、
対象に心を沿わせた結果として好ましい。
「あさが来た」にハマっている方は、ぜひ。
2021/06/05 18:50
強く、気高く、美しく 近代日本を生き切った一輪の花
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:司馬青史 - この投稿者のレビュー一覧を見る
強く、気高く、美しく――。
広岡浅子が生き、活躍した時代は、日本女性の黎明期だった。
大商家・三井家に生まれこそしたが、その境遇は決して恵まれたモノではなかった。
学ぶ事を禁じられ、男性が決めた「女」の生き方を押し付けられ、結婚させられる。
それはまさしく「籠の鳥」であり、虜囚そのもの。
浅子の浅子たる所以は、そんな境遇にも決して諦めない事にあった。
現状に甘んじず、むしろ不条理な現状に怒り、跳ね返していく強さ。
卑屈になる事なく、自分の信じる道を胸を張って、堂々と生きていく気高さ。
そして、国のため、社会のため、誰かのために自分に何ができるかと自問し、考え、実行する美しさ。
決して諦めず、強く、気高く、美しく生きる姿こそ、広岡浅子の真髄。
女性問題、LGBT問題が今なお根深く、進展を見せない日本。
そんな現代日本を浅子女史が見たら、何を思い、何と言うだろうか?
そんな事を考えて、この本を読むのも一興だろう。
広岡浅子。
彼女の強く、気高く、美しい生きざまは、今なお私たち叱咤し、魅了してやまない。
電子書籍広岡浅子 気高き生涯
2016/01/25 16:49
広岡浅子気高き生涯
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投稿者:ベル タカジョウ - この投稿者のレビュー一覧を見る
広岡浅子さんの、まさに気高き生涯を読み終えました。今まで名前を聞いたことがなかったのですが、朝ドラで興味を持ち、このような女性が明治時代に実業家として、また、女子教育として女子大の設立に寄与、晩年はキリスト教の布教と、なんと充実した人生を送られたのでしょう。自分自身が非常にちっぽけな、人生に思えました。キリスト教の教えでもあると思うのですが、「幸福と辛さをともに知って、初めて人の心は清らかな高みを目指せる」という言葉、浅子の九転び十起きにも通じますね。人生、幸せも、苦労も両方味わってこそ、本当の人生なんでしょうね。
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