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金融危機の本質は何か みんなのレビュー

  • 野口悠紀雄 (著)
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日本はファイナンス理論を役立たせることができるか

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:MtVictory - この投稿者のレビュー一覧を見る

 本書は「週刊東洋経済」に連載されたものを再構成したものだ。難しそうなファイナンス理論を素人にも分かるようにやさしい言葉で解説している。ブラック=ショールズ式とか、CAPMとかいった理論が出てくるが、そんなに詳しく知りたくなければ読み飛ばせばよい。私も細かいところは一度読んだだけでは理解できないところもあった。
 今回の世界金融危機はサブプライムローンがらみの証券化商品や、それを更に合成した商品、更には企業の倒産を賭けにするようなCDSといったものまで、金融工学やファイナンス理論といったものを駆使した金融技術が背景にあった。著者はこの危機が金融工学やファイナンス理論を「使ったから起きた」のではなく、「誤った使い方をしたから、あるいは「使わなかったから」起きたと喝破する。そうした金融技術を全て悪とするのは誤りである。本来はそれらを適正に用いれば、「われわれの生活を豊かに安全なものにしてくれる」はずなのだ。本書では、金融工学が生まれた背景や、それがどのように使われるべきものか、使われてきたかを学ぶことができる。
 第10章では面白い提案をしている。介護サービスに先物市場を創ってはどうかというものだ。生鮮食品の場合、現在の市場と将来の市場は分断されているため、現在価格とは独立に将来の需要と供給によって先物価格が決まる。介護サービスなど多くのサービスも同じ理屈で考えることが可能なのである。仮に先物市場が整備されるとすれば将来サービスが必要になるだろうと考える人は、いま先物で買っておけば費用を確定できる。また先物価格が高くなれば、供給を増やす努力がなされることになる。高齢化社会が深刻化することを考えれば、こうした手法により介護問題を解決できると、著者は指摘する。国家財政が逼迫している中、検討に値するのではないか。しかし、モノ以外のものを先物取引している市場は存在していないのではないか。それだけにユニークな案である。
 第16章では民間や外貨準備がアメリカ国債などドル資産に偏っていることを指摘し、低収益率でかつ、為替リスクに晒されている「愚かな集中投資」をしていると厳しい。「貯蓄から投資へ」は「金融のプロに向かって求めるべきこと」と皮肉っている。日本の行政や金融機関には真のプロはいないのか?

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