一生モノの勉強法 みんなのレビュー
- 鎌田浩毅 (著)
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2016/10/06 16:34
勉強の基本のキ
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kazu - この投稿者のレビュー一覧を見る
勉強において重要な、本質的なことを、わかりやすく教えてくれる本です。
具体的な、いわゆる「テクニック」は少ないですが、実践できそうな工夫はたくさん載っています。
その工夫も、新しい、というわけではないけれど、有用なものばかりです。
温故知新、というのは少し違うかもしれませんが、自分の勉強を見直すいいきっかけにはなると思います。
2015/12/27 08:10
著者が実際にやっていること
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:こばよ - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者が実際にやっていることを詳しく書かれているため、
イメージがしやすい。読みやすいので、時間をかけることなく、すぐはじめられるようなヒントを得られる。
2009/07/27 07:59
まずはやってみること
13人中、13人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
火山学者鎌田浩毅氏が以前中高生向けに書いた本のなかで、「何よりもわかりやすい(平易である)こと、意味が明快であること、おもしろいこと、の三点に最大の努力をはらった」(『地球は火山がつくった』)と書いていたが、大人向けの「勉強法」を記した本書でも、その基本姿勢は踏襲されている。
鎌田氏は大人の「勉強」は「成功」することは目的であると言い切る。だから、「戦略とノウハウ」が必要だと。
この「成功」という語感に抵抗があるかもしれないが、「大きな満足感と生きがいが得られる」と言い直せば、納得感がえやすい。たとえば、わかりやすい表現をめざすといってもなかなかできるわけではない。そのために、子どもたちがどのような文体を読んでいるのか、児童書を読むのも「勉強」である。そういう基本的なことからこの本は書きおこされていく。
本書は書名にあるとおり、「その場限りの勉強」法ではなく、一生モノの「勉強法」が伝授されている。急がば回れ、である。
だから、書かれていることは、時間管理術にはじまり、手帳やデジカメの使い方、教養番組の見方、勉強する空間、ノートのとりかた、クリアフォルダの利用法、本や新聞の読み方、児童書や古典の重要性、人とのコミュニケーション、ロールモデルの活用、など鎌田氏のテクニックがほとんど網羅されているのではないかと思えるほど、充実している。
その上で、一つでも実践することを鎌田氏は推奨する。こういう類の本は「実践」しないことには、そのテクニックが自分にあっているかどうかもわからない。まずは、やってみて、自分との相性をみることが大事である。自分の体調に合わない薬をいくら服用しても効果はない。
社会が不安定で変化が激しい時代だからこそ、目の前の「成功」に固執することは、本当の「成功」をもたらしてはくれない。じっくりと腰をおろして、自分にあった「勉強法」を実践すればいい。
鎌田氏のいう「一生モノ」とは、一生使える、という意味だろう。
◆この書評のこぼれ話は「本のブログ ほん☆たす」でご覧いただけます。
2009/06/12 19:54
一生モノの勉強法
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:北に燃える戦士 - この投稿者のレビュー一覧を見る
書き出しのところで「仕事が出来る人は確かな教養を持っている」という記述があるが,確かにそのとおりだなあと思う。
この本は,ビジネスマンにはどのような能力が必要かという理論面に
その能力を磨くためには,どのようなノウハウが必要かということが
具体的に書かれている。パソコンという近代的な方法に加え,アナログ的な方法も紹介されており,納得させられることしばしばである。
東大卒京大教授「児童書は入門書の宝庫であり,児童書を読むのは恥ずべきことでも何でもない」に言われれば,児童書を電車の中で堂々と読む
勇気が出てくる。
根性論ばかりふりかざす方法論の本もあるが,この本にはそういう
期待はずれの面はないであろう。
こういう類の本には珍しく,索引があることも付言しておく。
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