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なぜ日本企業では情報共有が進まないのか みんなのレビュー

  • 田坂広志 (著)
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日経ビジネス1999/4/5

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投稿者:野口 均 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 「情報の共有」とはどういうことか。正直言って、「データを共有して、メンバーが好きなときに情報を引き出せる」といった程度にしか理解していなかった。
 ところが、本書によると「情報」とは、「データ」「ナレッジ」「ノウハウ」という3つのレベルに区別されるという。そしてパソコンを使って「データ」を共有する程度ではダメで、「ナレッジ」や「ノウハウ」まで共有することが、これからの企業に必要だという。
 ところで筆者のような、英語の発音に少なからぬ心的外傷を負っている人間は、「ナレッジ」をしばらく考えて「なんだノーレッジのことか」と気づいた段階で、「ケッ」と思ってしまう。ところが、こういうひねくれた態度が「情報の共有」にはよくないらしい。
 また、「ノウハウ」の共有についても「苦労して身につけたノウハウを、簡単に教えてたまるか」と考えてしまうが、これはもっとよくないようだ。しかもなお悪いことに、筆者のようなオヤジは新しいシステムや考えをことあるごとに敵視する。
 確かに、こんな人間がごろごろしていては、「情報の共有化」は難しい。また都合の悪いことに、こういうオヤジが往々にして「ナレッジ」や「ノウハウ」を持っている。
 というわけで本書は、パソコン恐怖症および「パソコン=情報」という誤解を取り除くことと、電子メール時代のコミュニケーションのあり方にページの大半を費やしている。
 結局は人間関係論や日本企業文化論になってしまうのだが、著者はさすがに経営コンサルタントだ。ここで人生訓めいた世界には流れていかない。電子メールは文書と会話の中間のメディアになりうると位置づけてさまざまな利用法を示すとともに、情報の共有を可能にする環境のつくりかたを提案している。
 ところで、「ナレッジ」の意味だが、簡単には言葉で言い表せない「経験知」「暗黙知」「知恵」のことらしい。著者はうますぎるくらい上手な語り口で論を進めるのでスラスラと読んでしまう。本書は人間の心や文化、集団意識を経営にどう生かすかという、野心的なマネジメント論になっている。
 ただ日本人の多くは、「本音を言うときは敵か味方かをはっきりさせるとき」と思っているので、いかに会話と文書の中間の電子メールであっても、後に残るものではめったなことは言わないだろう。軽々しくそんなことをする人間は危険人物と見られてしまう。
 というわけで、本書を読んで、「情報の共有」がいかに難しいか、改めて考えさせられた。
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