選択と集中の意思決定 みんなのレビュー
- 籠屋邦夫
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紙の本選択と集中の意思決定 事業価値最大化へのディシジョン・マネジメント
2000/10/30 15:15
メリハリのきいた具体的施策を果敢に実行する「意思決定力」を発揮することこそが経営者の使命
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投稿者:秋元 通晴 - この投稿者のレビュー一覧を見る
読みやすく,知的刺激に満ちた,非常に面白い本だというのが,読み終わっての感想。
実は,最初に本書を手にした時は,読み難そうで気が重かった。いかにも経営学教科書的なタイトルの本だし,文字も横組みでなにやら難しそうなチャートがいっぱいある。ところが,いざ読み始めると,これが案に相違して極めて論旨明快で読みやすい。「トップは単なるチアリーダーではないのだ」(218ページ)などと過激なことも書いてある。
著者は,本書で,「リストラ」とは「人減らし」の同義語だと思い込み,効率化,経費節減の大号令をかけることでこと足れりとしがちな経営者に,警鐘を打ち鳴らしている。自己の事業全般を見渡して,どこに,どれだけの経営資源を,どれだけのスピードで投入するかを見極め,メリハリのきいた具体的施策を果敢に実行する「意思決定力」を発揮することこそが経営者の使命だ−ということを,4つのケーススタディーと最新の経営学理論を駆使して説き,最後に著者の提言がまとめてある。それは…,というところで,紙数が尽きた。それは,皆さん自身,読んで確かめてみてほしい。
(C) ブッククレビュー社 2000
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