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電子書籍

国債の歴史 みんなのレビュー

  • 富田俊基
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評価内訳

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戦争も,先立つものはゼニ

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:消印所沢 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 冒頭,いきなり読者に心理的揺さぶりをかける著者.
 曰く,「日本国債の信用は,今やイタリアよりも高いリスク・プレミアムをつけられるほど悪化している」
 にもかかわらず,なぜそれが日本では表面化していないのかを解明し(p.23-33),国債の歴史の話へ繋げていく筋立ては,非常に巧い.
 そして本書のメイン,国債の歴史を振り返ることで国債の性質を学んでいく部分へと入っていく.

 中でもとりわけ詳しく語られている英国国債の歴史

 次に,アムステルダム外債市場の歴史;

 ナポレオンの財政改革(p.144-146)
 在英資産保護(p.146)
 コンソル金利上昇(p.141-14,150-151)
 増税と正貨支払い停止(p.147-149)
 所得税誕生(p.149)
 源泉課税方式導入(p.149)
 大陸からの資金流入(p.150)
 国庫証券(p.151-152)
 金本位制の普及(p.154,157-158)
 財政収支均衡策(p.165)
 関税引き下げ(p.165-166)
 所得税恒久化(p.166-167)
「償い」(p.167-168)
 増加圧力(p.168-169)
 TB創設(p.170-171)
 ゴッシェンの借り替え(p.172-174)
 ギブソン・パラドックス(p.176-180)
 経済の実験室のような南北戦争(p.181)
 グリーンバック紙幣(p.182-184)
 金価格では著しい低下(p.184-185)
 グレイバック紙幣(p.186-188)
 国債への交換促進策(p.188-189)
 コール証書(p.189-190)
 シニア債(p.191)
 より金利の低かった鉄道社債(p.192)
 コットン・ボンド(p.192-195)
 介入期待(p.193-194)
 法的制約説(p.195)
 利付紙幣(p.196-199)

 ハリス・ショック・インフレ(p.202-203)
 太政官札(p.204-205)
 御用金(p.206)
 外国からの借入の是非論争(p.206-207)
 没収の危機(p.207)
 国内では資金調達不能(p.208)
 日本の国債金融市場参入に好意的だった英国(p.209)
 レイとの係争(p.209)
 「植民地的」公債(p.208-210)
 藩債整理(p.211-212)
 国法銀行制度を手本(p.212-214)
 秩禄公債(p.214-215)
 アメリカでの起債(p.216)
 担保は米(p.217)
 金銀購入への流用(p.218)
 旧鹿児島藩士に対する優遇策(p.219-220)
 西南戦争の戦費(p.221-222)
 外債発行論(p.224)
 大蔵省証券(p.227)
 準備金運用(p.228)
 海軍公債(p.231)
 整理公債(p.231)

 ポヤイス国債(p.239-241)
 ライバルの成長(p.241)
 資本輸入国は,自国の通貨制度と同じ市場から資金を調達する傾向(p.242)
 資本輸出国フランス(p.242)
 資本輸出の傾向(p.242-244)
 ベンチマーク(p.245)
 フランスのリスク(p.245-248)
 クリミア戦争とリスク(p.248-249)
 普仏戦争とリスク(p.249)
 ドイツ,金本位制へ(p.250-251)
 フランスへの波及(p.251)
 金本位制のドミノ現象(p.251-258)
 スペインの孤立(p.254)
 プレミアム(p.258-263)
 日清戦争の戦費(p.263-265)
 日露戦争の戦費調達(p.265-270)
 金増産(p.277)
 財政赤字抑制(p.277)
 国債市場が戦争を抑止するという幻想(p.278-279)
 金兌換停止(p.279-280)
 WW1の戦費調達(p.287-292)
 ワイマール共和国の財政(p.292-301)
 WW1ロシアの戦費調達(p.311-316)
 ソ連政府の経済統制(p.316-139)
 流転するロシア国債(p.327-332)
 チェルヴォーネツ紙幣(p.332-335)
 WW1英国の戦費調達(p.336-349)
 カンリフ委員会(p.349-350)
 ボワンカレの財政再建(p.364-374)
 マルサル協定(p.375-378)
 カイヨー国債(p.378-380)
 セルジャン委員会(p.380-384)
 独立償還金庫(p.384-388)
 大恐慌要因(p.388)
 ベルギーの処理(p.388-390)
 ムッソリーニの国債長期借換(p.390-395)
 そのツケ(p.395-396)

 国辱国債(p.406)
 仏貨公債(p.404-406)
 第2の国辱国債(p.408)
 円安輸出(p.408-409)
 資本逃避防止法(p.410)
 外国為替管理法(p.411)
 公定価格(p.411-412)
 赤字国債(p.413-415)
 高橋財政によってではなく,自立回復した日本経済(p.415-416)
 国債の日銀引受の仕組み(p.417-423)
 他の選択肢はなかったのか?(p.417-419)
 国債減額の試み(p.423-425)
 低利借換(p.425-426)
 公募失敗(p.426-427)
 臨軍特会(p.427)
 国債消化策強化(p.427-430)
 国債市場でのジャンク・ポンド化(p.432-436)

 むしろ軍事マニアに対してお勧め.
 買え.
【関心率約90%:全ページ中,手元に残したいページがどれだけあるかの割合.当方の価値観基準】

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