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水力発電が日本を救う みんなのレビュー

  • 竹村公太郎
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みんなのレビュー3件

みんなの評価3.2

評価内訳

  • 星 5 (1件)
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  • 星 1 (0件)
3 件中 1 件~ 3 件を表示

環境問題に関心が無い人にも説得力

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ZATO - この投稿者のレビュー一覧を見る

昨今では、水力発電推進というとプラスの意味でもマイナスの意味でも環境問題と結びつけて考える人が多いように思います。もちろん、そうした側面の話を抜きには語れませんが、地形から歴史を見ることに関する第一人者であり、そもそもは水力のプロである竹村公太郎氏のこの著作は、そうした観点を超えて非常に含意があるものです。環境問題に関心がない人にも説得力があると思います。少しさわり的な部分を記すと、ダムを新設せずとも、運用を変えたり、既存ダムのかさ上げや小水力の開発などにより、現状の水力発電量を2倍に増やせるとしています。人口減少を考えれば、かなり価値ある電力増産になると思います。

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その根拠は?

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投稿者:親譲りの無鉄砲 - この投稿者のレビュー一覧を見る

著者は、水力ダム専門(ダム屋)の国交省高級官僚OB。今の時代、その自然環境負荷の大きさから、新たな巨大ダムを建設して水力発電量を増強しようという考えは通用しない。しかし、一方それまで堅持してきた原子力をベースロード電源とする国策的エネルギー政策は見直さなければいけないのが実情でもある。3.11以後、FITのスタート(現在は改正FIT)とともに、太陽光や風力発電を中心に新たな再生可能エネルギーを積極的に奨励する政策に舵を切る中、ロートル技術と思われている水力発電に果たして伸びしろはないのか?という素朴な疑問に対する、痒いところに手の届くような気の利いた論書はあまり見当たらない。本書は、そういう現状下に一石を投じ、水力擁護論を展開する、数少ない成書である。
 しかし、本著者も巨大水力推進論者ではない。それでは、水力のどこに活路があるのか?本書によると、既にあるダムが水力発電の観点からすると十分に活用しきれていないらしい。一つは、既存水力発電ダムの効率の問題、例えば水位をもう少し上げることができれば発電量を2倍くらいに増強できるダムがあること、今一つは、全く水力発電を想定していない治水型ダムの利水型ダムへの転用、つまり水力発電設備を追加設置できる可能性があるのにもかかわらず、そういう可能性に対する真面目な議論が喚起されない現状があるのだ。ふつう巨大水力は初期コストが莫大で、さらに環境負荷が大きいので、比較的小規模な追加的初期投資で既存の別目的のダムを水力にも使えるようにする、という視点がすっかり抜け落ちているようなのだ。砂防ダムの様な一般にはあまり規模の大きくないものも水力発電に利用できるようになると聞くと、その可能性に対する夢は大きく広がっていくようになる。また他の自然エネルギー利用発電となると、太陽光にしろ風力にしろ供給量が常に一定しているわけではない。水力はそれらとの補完的な使用という意味でも魅力的に映る。日中の過剰な太陽光発電供給を揚水で「充電」し、夜間発電に利用する、等のきめ細やかなエネルギーミックスには将来性があると感じる。
 ただ、本書の想定している対象読者層と評者の興味の対象とするところにギャップがあるせいか、著者の主張に定量的な裏付けが極めて少ないところに、不満が強く残る。国内の既存の非利水ダムを水力発電ダム化工事するのにいかほどの投資が必要なのか、そしてそれによる発電増強量はどれほどなのか?読後の評者の最大の興味がそこに集中したのだが、本書に説得力のある数値的データおよびその根拠の提示はない。もちろんこういう本に書かれる数字を読者は決して鵜呑みにしてはならないのだが。まずできるだけ少ないコストで実効性のある検証をして見せるというテストケースデモが、実効性のある、段階を踏んだ政策立案には必須なのだ。是非とも、本書にインスパイアされ、実践的な数値に落とし込んだ国家戦略的な政策立案ができる行政或いは政治関係者が多数発生してくれることを切に期待する。

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提案はよいが

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投稿者:怪人 - この投稿者のレビュー一覧を見る

文章は分かりやすいし、文意も明解だ。それだけに誤解を与える内容を含んでいる。
 日本のダムが安全であることを縷々説明している。その理由を3点に絞っているが、想定しているのは重力式コンクリートダムと思われる。では、アーチダムはどうか、アースダムはどうか、他の型式のダムはどうであろうか。
 コンクリートに鉄筋がないというのも正確ではない。ダムは無筋コンクリートで造られていることを示しているが、構造用部分は鉄筋コンクリートの設計で造られている。ダムの堤体基本構造は無筋だということである。
 コンクリートが天然の岩と同じだと言い、凝灰岩は100年、200年と年代を経るにつれて堅く強固になっていくというが、これは地下にあって圧力等が作用している状況下の場合であって、地表に露出していれば気象の作用などによって風化していくものである。コンクリートは確かに水和反応により強度が漸増していく一方、ダムの立地環境により凍害や塩害等も受け、劣化もしていく。日頃のメンテナンスが必要である。
 ダムの厚みが極めて厚い巨大な山と言っている。ではアーチダムはどうか。氏が従事した川治ダムはアーチダムだ。
 以上のような説明は、かつて治水事業者よく行っていた、「治水ダムができると下流河川の沿川流域は洪水がなくなる」式の分かりやすいメッセージによる説明方法を踏襲しているようだ。
 水を貯めるダム、しかも大きな水深の貯水を行うことに対してダムは構造的にも岩盤の止水技術的にも安全性を確保していることを示すほうが良かったのではないか。

 地震国日本で古来より約3000のダム(高さ15m以上)が造られてきた。少なくとも近代以降のダムでは、どのような型式であれ、ダム技術者たちが十分に安全を考慮した設計がなされて造られてきたと思う。

 大型のダムを造る時代ではないということには勿論賛成だ。同時に既設のダムを活かすことも大切だと思う。福一原発事故問題に端を発したエネルギー問題の深刻化は国家の大きな課題であろう。水力発電エネルギーの増産の提案は有益な提案だと思う。

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