フェアリーテイル・ウェディング　快感ダイアリー【イラスト付】 みんなのレビュー

ヒロイン、ヒーローに魅力が無さ過ぎ

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投稿者：レイローズ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

妖精の妄想が大好きな引きこもりヒロイン・フローラ。お年頃なのに人間の男性とダンスを踊るより、いつか本物の妖精と踊ることを夢見て日々頑張る不思議ちゃん。
　重度のシスコンの兄の代わりに舞踏会へ行くよう求められるが、嫌で嫌で嫌で、書庫に立てこもっていたら、妖精の悪戯としか思えない日記に出会う。本には、フローラに舞踏会で恋人が出来て甘い甘いキスをするなんて予言が書かれていた。すっかりその気になったフローラはあんなに嫌がっていた舞踏会に出席する。会場の庭で月光の下出会ったのは、外見は妖精と見まごうばかりの美形、中身は天然くんエドゥアルド王子だった。その王子が突然告白してきたから、妖精オタフローラは返事もせずに逃げ帰ってしまうのだが、日記に記されていたことは全て現実となり----。

　ヒロインのフローラと、ヒーローのエドゥアルド王子、この二人に共感出来ないと言うか付いて行けないと言うか…。出会ってすぐに交際を申し込み、出会って数日（三日目くらい？）で結婚したいと切望し、初めてのデートで溺れて意識の無い彼女をやっちゃうとか…。意識がはっきりしないまま処女を捧げちゃうヒロインもヒロインで、うかつと言うか粗忽と言うか…。
　どうしてお互いを好きになったのかが描かれてないのも受け入れられない原因だと思います。
　感情移入出来なかったり、共感出来なかったりするキャラばかりで大変読み辛かったです。