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電子書籍

メモリー・キーパーの娘 みんなのレビュー

  • キム・エドワーズ (著), 宮崎真紀 (訳)
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みんなのレビュー1件

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紙の本

メモリー・キーパーの娘

メモリー・キーパーの娘

2008/09/22 12:05

壮大なストーリーにただただ圧倒される 感動の一冊

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:佐々木 なおこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

「なぜあの人はそんなことを? あなたもどうして?」
心からの叫びに、その心中を察し、そして言葉を失う。
「元をたどれば善意だったのよ」
真実を知らされることによって、これまでの数々の疑問がすべて恐ろしいほどに腑に落ちる。
読後、壮大なストーリーにただただ圧倒された。
今年のマイベスト3に入ること必至の感動の一冊、だった。

物語は今をさかのぼること、40数年前の雪の降りしきる日。
一人の女性が双子を産んだことから始まる。
その女性の夫である医師は、子どもの出産に立会いそして一つの判断を下した。生まれた男女の双子のうちの女児はダウン症だった。
医師は女児のほうは生まれてすぐ亡くなったと妻に告げ、
生まれたばかりの女児をある施設に預けるようにと、出産に立ち会った看護婦に託した…。

同じ事実を目の当たりにして、こうも動く感情が違うものかと驚かされる。
そして悲しみとともに生きること、
時が経つことの重々しさ、
時を経て自ら思い知ることの辛さ、
そこから新しい一歩を踏み出す思いの強さを
ひしひしと感じた。

実に魅力的な登場人物が登場する。
読んでいると途中、人間相関図を書くことを思いつき、
傍らにおいて、書き込みながら読んだ。

それにしても、女性たちの底力の強さにはほれぼれする。
例えば、双子を産んだ女性ノラ、
彼の息子ポール(双子の一人)は成長してから、母のことを「彼女は正しい。”たら””れば”を考えたって仕方がない。あるのは過去の事実だけなのだ。」としみじみ悟る。
彼女が結婚当初には考えられないほどの自立した女性に変わってゆく。
ダウン症の女児を託された看護婦、キャロラインの生きざまにもたいそう惹かれた。
これまでの慎ましく孤独だった日々が一変し、別人のように生まれ変わった彼女。「これが私の生きる毎日だ」と生きる姿のかっこいいこと!
そしてダウン症の女児、フィービの成長してゆくさまにもその率直な姿に何度も心が熱くなった。
 
 物語の最終章ではポールとフィービが二人で実の父の墓参りに行くシーンがある。なんとも美しい情景で、この続きをまだまだ読んでいたいと言う気にさせられた。

実は一度読んでまたすぐ最初から読んだ。
まだまだ読み足りない気がする。

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