帰れないヨッパライたちへ―生きるための深層心理学 みんなのレビュー
- きたやまおさむ (著)
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2015/04/07 11:42
精神分析とは「三角関係」と「嫉妬」の心理学
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投稿者:wayway - この投稿者のレビュー一覧を見る
初めて、著者の本を読んだのであるが、こんなにも示唆に富んだもの
だとは余りに驚いて何と2回も読んでしまった。
2回も読む本なんて、ほぼないものだから、余程気にいったのかというと
そうでもなく、1回目になんとなくうなずく自分がいて、もう一度しっかり
とうなずけるかもしれないという予感が、読みたいといく欲に変わった
ことによるものである。
精神分析とは「三角関係」と「嫉妬」の心理学だと知りました。(P24)
「あれかこれか」というよりも「あれもこれも」という考え方になるのです。(P45)
◆表と裏
表と裏を使い分ける日本文化では、その両方を同時に見られることを、恥ずかしいと
嫌い、私たちは表と裏の間の矛盾を生き、考えるのが難しい。(P46)
◆三角関係
現実や親を代表する「超自我」、情緒や衝動の塊である「エス」(もしくは「イド」)、
その両方を橋渡しする「自我」つまり「私」から成る三角関係(P85)
◎嫉妬
成長を阻むものは嫉妬であるし、閉塞感を生みだす原因にもなるが、
それを打ち破り、創造的なものを生み出すエネルギーの源にもなる。
心の内にある嫉妬を知り、それに慣れ、自家薬篭中の毒として管理し
創造的で建設的な嫉妬として生かすことが、私たちに求められているの
ではないでしょうか。(P172)
◆嫉妬に慣れる
嫉妬い打ち勝つにはその体験に慣れるしかない。言葉で自分が嫉妬し、される
存在であることに気づき考えることで、嫉妬にどのように対処すればよいかが
見え、次第に慣れていく。(P189)
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