サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

新規会員70%OFFクーポン

予約購入について
  • 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
  • ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
  • ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
  • 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。

みんなのレビュー3件

みんなの評価3.4

評価内訳

  • 星 5 (0件)
  • 星 4 (1件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (1件)
3 件中 1 件~ 3 件を表示

紙の本

苦しんでいるなら簡単なこと治療に行けばいい。

32人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ISH - この投稿者のレビュー一覧を見る

内容については触れるだけ無駄。
タイトル、有名な女性向けコミックが思い浮かびませんかね。
どこにターゲットがいるかなって、外れた読みでいろんな場所へ闖入。文化も社会も世界も汚染。
世の中を不安にする。いろんな人の心を逆撫でする。
それが精神科医のお仕事でしょうか。
これらと同程度の物かなあって、コミックやら、ブームやら、それまでくだらないものだと思い込んでしまうことがたまに。
『ブーム?金が回るように作ってるんでしょ』
『変化?いろんな製品が次々出るので合わせるの大変です』
『何が起きても病理になります。日本は常に天変地異です』
『毒以外はなんでも栄養になる健康番組のお野菜』
『医療行為をやっている人達がこの類を読んでやって来た人達に頭を抱えてしまいますなぜでしょう』
内容については、まともに考えた分だけ心がおかしくなって行くよ、とだけ。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

これは文学評論としてのみ読むべきである

8人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:けんいち - この投稿者のレビュー一覧を見る

斎藤さんの、筆致は、流麗である。それは、単にですます調で書いているからではない。端的に、「要所」を避けて通っていくからだ。避ける方法ならいくらでもある。1つは、「紹介」である。事例の紹介、先行研究の紹介、自身の体験等々。それから、「一般論への解消」、これである。そうだよね、そういうことって、いわれてみればあるよね、という形で、実感を誘っていくのだ。そして最後に、「精神分析」という図式である。先の2つとも重なりながら、現実の固有性に向き合うことなく、すべては図式に解消されていくのです。そうしてできた本書は、読み物として、ざっくり概要を読むにはうってつけなのだが、それ以上の何かを期待することは、ほとんどできない。

ほとんど、といったのは理由のないことではない。文芸評論家らしく、後半少しふれられる現代小説への展開は、いささか読み所ではある。こと、川上未映子の『乳と卵』にふれたくだりなどは、魅力的といってよい。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

「どんな母娘でも、戸棚の中に骸骨を秘めている」

8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:きゃべつちょうちょ - この投稿者のレビュー一覧を見る

「身体性」と「言葉」の問題から
母娘関係にアプローチした研究はほかに見当たらず、
新しい切り口を提供したかなという自負はあります。
・・・・・・すくなくとも本書は
母娘関係に関する良質のブックガイドたろうと
したつもりです。

以上はあとがきからの引用だが、この本のねらいが
特にこの文章に要約されていると感じた。
「イグアナの娘」や「ダイエット」、「愛すべき娘たち」など
親しみ深いコミックも多数挙げられている。

気になる点としては、フェミニストの人や
シリアスに悩んでいる人には、やや配慮が欠けている内容と
なっているかもしれないこと。

わたしは、齋藤氏の「身体性」という新しい切り口も
おもしろく読んだし、以前に女性が書いた母娘関係の本よりも
視点が広く、これは男性のいい面が生かされている気がした。
ただ、最後の結論づけはいらなかったかもしれない。
これがあることで、結果的に中途半端な位置づけになることを
否めない。

こういった本は、問題の全体像を軽くつかむことで
じぶんのことをサンプルのひとつであると
客観視させることに、価値があるのではないかと思う。
母娘という深い森のなかへ足を踏み入れるというよりは
ざっと周りを散歩するくらいの余裕を持って臨めば、
思わぬ発見が得られるだろうし、
違った景色が待っているかもしれない。

母娘とは、ほんとうに奥の深い関係であり永遠の謎である。
母にとっても。娘にとっても。
できれば、骸骨は隠されたままにしておきたいと願うだろう。
戸棚の扉に鍵をかけて。
しかし、放置で風化できるとは限らないのだ。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

3 件中 1 件~ 3 件を表示
×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。