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実母・三十七歳と家庭教師 みんなのレビュー

  • 高竜也 (著)
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紙の本

紙の本実母・三十七歳と家庭教師

2017/04/25 14:44

家庭教師の過去は母の秘密

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る

37歳の母【久美子】には16歳の息子がいる。今は家庭教師がついて勉学に励んでいる。しかし、この20歳の家庭教師には出生の秘密があり、それは久美子の哀しき過去の秘密でもある。あらすじに記されているので伏せておく必要もないが、つまり家庭教師と息子は異父兄弟ということである。そして、家庭教師が久美子に抱くのは復讐心。羊ならぬ家庭教師という皮を被って20年振りに再会した息子が狼となって今の息子をも巻き込み、自分を不幸にした(と一方的に思っている)生みの母への鬱憤を晴らす官能復讐劇である。母たる久美子の懊悩と悲哀と女の性が描かれた作品でもある。

甘い言葉巧みに久美子の空閨を突いて関係を結んだ家庭教師は焦らしを交えた駆け引きで翻弄させながら突然に豹変する。この様変わりに戸惑う久美子だが、家庭教師から告げられた過去と接近の理由を知って以降は懺悔の念を抱きつつも家庭崩壊の危惧から生贄となることを決意する。言いなり状態を受け入れたとも言えるが、あくまで無理矢理従わされる立場を維持しようとする女の小狡さを忘れる作者ではない。ただ、家庭教師は押し一辺倒ではなく、搦め手も用意しているのである。

この作者がよく設定する裕福な家庭で仕事に追われる夫でもあるため家には久美子と同年齢で通いのお手伝いさんがいる。久美子を苦しめ、籠絡するために家庭教師がこのお手伝いさんにも触手を伸ばすのは周到な手口であり、官能面の彩りでもある。家庭教師は最終的にお手伝いさんを息子と結ばせ、これを久美子に見せつけるのである。ショックを受ける久美子だが、昂りをも覚えてしまい、家庭教師に連れられるままに従って(息子がお手伝いさんと交わっている最中に)求めてしまったり、後日になってお手伝いさんが回想という形で経緯を伝え、これに耳を傾けるうちに久美子が昂りを覚えてしまうのは母の不貞と女の疼きを描く冴えた演出だった。これ以前には久美子に自慰を強要させ、絶頂の瞬間を息子の目に触れさせるといった場面もある。そして、遂には息子との関係も結んでしまう久美子。実の息子とのダブル相姦となって状況はさらに混迷するも描かれるのは目覚めた愉悦に抗えない女盛りのどうしようもない業の深さである。

しかし、ここまでの経緯から自分が生贄になっただけでは済まないと悟った久美子は家庭教師を海外旅行へと誘う。彼の地ではこれまでにない積極さを見せ、大いに乱れる久美子だが、それは家庭教師という我が子に対して余りに無碍なる所業を画策してのことだった。この辺りは2002年の作品とはいえ旧態依然な唐突の結末を踏襲したものと言えるが、現地の風習を利用したことで何とも言えない哀愁らしき雰囲気が醸されていたように思う。僅かに母の面影を見せるも現在の息子を慮る気持ちもあって揺れる久美子を見るにやるせない思いが募る。

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