グイン・サーガ みんなのレビュー
- 五代 ゆう, 天狼プロダクション(監修), 天狼プロダクション, 宵野 ゆめ, 栗本薫
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紙の本豹頭の仮面 改訂版
2001/05/25 00:00
千里の道も一歩から
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ほし - この投稿者のレビュー一覧を見る
本屋さんで何十冊も買うのはしんどいから、ここで買っちゃいなさい。本好きファンタジー好きなら、トライする価値は充分すぎるほどある。というか、基本でしょう。
心配なら、まず5巻まで買う。そこで一区切りつくので、読んで合わないと思ったらやめよう。よっしゃあ! と思ったら迷わず全巻揃えよう。
いいなあ。全巻買ったらきっと段ボール箱で届くよ。当分退屈しないだろうなあ。夏休みに一気読みなんてしたらもう最高。未読の人が羨ましい。
完結したら読もうなんて思ってたら、いつになるのかわからないし、その分人生損しちゃうよ。どうせなら完結編をその日のうちに届けてもらった方がいいでしょ?
世界で一番長くて、一番面白い。そういう話。読んでみなくちゃ、何も始まらない。
紙の本豹頭王の挑戦
2006/08/11 18:30
珍道中
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にい - この投稿者のレビュー一覧を見る
100巻を越えたあたりからまた新たなグインサーガが始まった印象がありましたが、これも今までにない展開ですね
しかし、マリウスは生き生きとしているしグインもまんざらではない様子
パロの双子を守りイシュトヴァーンと共にパロに向かった過去を繰り返すように、スーティとフロリーを守りマリウス・レギアと共にまたパロを目指すというなんとも因縁的な展開はグインサーガという大河小説ならではですね
しかし旅の友が違うだけで、これほど騒がしく賑やかしく陽気な珍道中になろうとは
紙の本ランドックの刻印
2008/03/02 19:53
SFは向いていない……
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Yostos - この投稿者のレビュー一覧を見る
「アウラ」についでシリーズで重要なキーワードとなっている「ランドック」がついにタイトルに。
10巻近く続いていた記憶喪失編もこれでピリオド。
だが、なんとなくすっきりしない。記憶喪失自体はもともとこの物語の発想が「コナンシリーズ」に刺激されたヒロイックファンタジーとして出発しているのだから、主人公があるとき記憶や地位などを一切失しなって一から冒険を求められるというのは伝統ではある。だが今回はどうだろう。10巻分が無かったことになっただけ……
また、古代機械に入ったとき古代機械のグインの扱いにかなりグインが何者であるかの示唆が示されている。だが、個人的にはかなり違和感あり。1960年代のSFを読んでいるよう。この人はSFは書かないほうがよい。
本編も長い歴史の中でなかなか衝撃的な進展を見せた巻だが、「あとがき」もかなり衝撃的。作者の栗本薫さんが胆管癌(後に[神楽坂倶楽部][]で膵臓癌であったとの記事)との告白がありビックリ!
まだまだ物語は終りそうにないし、早く健康を取り戻していただきたいものである。いっそのこと、今回の巻で古代機械にグインを入れた際、そのまま古代機械を動かしてノスフェラスへ、且つ時空も越えて過去へグインを転送してしまったことにして、「一巻に戻る」とかって落ちではダメ……だよね。
紙の本快楽の都
2006/10/11 21:19
快楽の女王
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にい - この投稿者のレビュー一覧を見る
豹頭王グインとマリウス一座の旅が続いています
今回は「美と快楽の都」タイスへ
刺激的で享楽的でドぎつい香水やら香辛料やらの匂いが立ち上ってくるよう
グインたちも呼ばれて来たは良いが、何やら風向きが違ってきてしまっていささか尻込みしている様子
しかしこのままでは収まりそうもないのは明らかで、どういった展開が待ち受けているのか、という感じ
享楽的で退廃的な街ながらそこで当たり前のように生活する人々の姿が興味深いです
まあ流石にゴダロ一家のように、またこの街の戻ってきて・・・という話にはならないでしょうけど
紙の本闇中の星
2020/08/29 08:35
まとまりそうにないですねぇ
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る
ゴーラもケイロニアもパロも大変。そんな中モンゴールも反乱の様相、全くまとまる気配がなく、さすがに終わらせる気あるのか?と突っ込みたくなり、読むのやめろと片方の耳から声が聞こえて気がしますが、そういうわけにもいかず。もはや100巻で終了と言っていた時代は遥かかなた。200巻まで続けるのかもしれませんが、こちらの寿命が尽きてしまいそう。話はもちろん面白いのですが。
紙の本紅鶴城の幽霊
2007/06/10 11:01
人に歴史有り
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にい - この投稿者のレビュー一覧を見る
グインやマリウス達が出て行っている間、スーティと共に部屋に残されたフロリーの話
ここでフロリーメインで展開させるのが、さすがグインサーガという感じですね
地味で大人しいまるっきり端役に等しいはずのフロリーの話がこれだけ面白いとは
アムネリスの侍女をやっていた事もあり、様々な歴史的な出来事にも関係していて「人に歴史有り」ということでしょうか
おそらくグインですら予想もしてなかったであろう事態に巻き込まれ、一体どうなってしまうのか
紙の本流れゆく雲
2006/04/10 23:39
大きなうねりの兆し
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投稿者:にい - この投稿者のレビュー一覧を見る
カメロン・リンダ/レムスがメインの話
レムスファンの私としてはうれしいかぎり
カメロン、リンダはそれぞれゴーラ、パロの指導者であり、どちらも危うい国ですから似通った思いを抱えているわけなんですね
しかし小休止的な巻の様でいて、イシュトヴァーンの変化やリンダの予言などまた大きなうねりも見え始めているのがドキドキさせてくれます
グインがこのままパロに向かうとすると、そこで一体何が起こるんでしょうね
紙の本トーラスの炎
2023/01/29 16:03
覚えられないストーリー
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る
毎回書いている気がするのですが、これだけ間隔が空いて、誰が覚えてるんだと正直思います。でも、中学生くらいの時から、ここまでずっと読んできたんだからと、買ってしまいます。さて、今作は。悪逆非道のイシュトバーン。いつからこんな嫌なやつになったんだろう。いろいろな場所に話が飛び、物語がなかなか進みませんが、早く次巻を出してほしいと思います。それとできれば昔のようにイラストをちょこちょこ挟んで欲しいなあと思いました。
紙の本ランドックの刻印
2008/02/14 16:36
修復と反転
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投稿者:にい - この投稿者のレビュー一覧を見る
グインとランドック、古代機械の関係が浮き出てきます
物語の核心に触れながらさらにここで反転
綺麗なグインの出来上がり
物語的にはグインのキャラクター性が歪んできてしまい、難しいことになってます
ケイロニアからはるばる駆けつけた男たち、特にグインの苦悩を「私がなんとかいたしますよ」と言い切ってしまうハゾスが格好いい
軟弱で冷血なパロの連中とは一味違って気持ちがいいですね
紙の本水神の祭り
2007/08/16 20:27
観光案内
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投稿者:にい - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイス水神祭観光案内編
グインの動きは少なく謎めいていて、祭の描写が多くを占めています
しかし、タイス編のクライマックスに向けて色々画策しているようで、波乱の予感
一筋縄ではいかなそうな脱出劇がどうなるのか楽しみ
紙の本もう一つの王国
2007/04/07 18:46
闇の世界へ
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にい - この投稿者のレビュー一覧を見る
ガンダルとの驚くべき対面とタイスの闇世界
懐かしくもタリクの名前などが出てくると、はっとさせられますね
もう一つ懐かしいユーライカも出てきて、話がどんどん暗く禍々しい世界へと移り変わっていきます
なんとか穏便に脱出したいようですが、当然と言うべきか今回もそうは行かない様ですね
紙の本闘王
2007/02/14 19:46
脱出劇
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投稿者:にい - この投稿者のレビュー一覧を見る
マーロールとの決着もつき、何とかタイスを脱出しようとするグイン一行
しかし、思いもよらぬアクシデントが発生し・・
足かせとなるものがあまりに多く、グイン一人の力ではそう簡単には逃げられそうにありません
戦いでは向かうところ敵なしでも、半ば人質を取られた状態では思うようにいかない様子
しかし、すっかりいいおじさんになってしまったグイン
ホントにスーティを育てる気でしょうか
紙の本タイスの魔剣士
2006/12/19 22:27
グイン強し
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投稿者:にい - この投稿者のレビュー一覧を見る
引き続きタイス編
本格的にマリウス一座が剣闘士として戦わされはじめ、グインも様々な敵とぶつかります
快楽の魔都タイスに奇怪な魔剣士、グインとマリウスのコンビと相まって外伝的なミステリアスな雰囲気
グインが自身の強さを疑問に感じる所など感慨深いですね
文字どうり一周廻って元に戻ったように、グインサーガ最大の
謎であるグイン自身に出くわしたという感じ
敵あり味方あり、味方の中の敵、敵の中の味方と入り混じりつつ次から次へと戦っていきますが、全員無事逃げ出せるのでしょうか
紙の本豹頭王の試練
2005/04/10 16:53
100巻にして登場人物の再評価
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Yostos - この投稿者のレビュー一覧を見る
祝100巻!
でも、今回も相変わらず物語はまったりと進行。
記憶を失ったグインが徐々に自分を取り戻していくところが見所、といっても記憶は未だ回復せず。ただ、グインはいろんな登場人物の名を聞かされたり突如思い出したりする。その反応を見ていると、これら登場人物の物語上の重要度も何となく見えてくる。
あぁ、あのコはやっぱりあれだけで終わるコではないのか! えぇ、あのぼんくら腰抜け男がそんあぁ!……なんて。
紙の本見知らぬ明日
2023/03/30 05:21
絶筆
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投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
とうとうこの日がやってきた。著者がお亡くなりになりオリジナルの作品がここで途絶える。引き継ぐ者はいるがやはり違う作品となってしまうことは否めない。誠に残念なことである。最終巻のタイトル構想があったはずだが永遠にお蔵入りとなってしまう。