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グレーンス警部 みんなのレビュー

  • アンデシュ・ルースルンド(著), 清水由貴子(訳), 下倉亮一(訳), 井上 舞, 喜多代 恵理子, ベリエ・ヘルストレム, ヘレンハルメ 美穂
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みんなのレビュー5件

みんなの評価4.3

評価内訳

  • 星 5 (4件)
  • 星 4 (0件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
5 件中 1 件~ 5 件を表示

紙の本ボックス21

2017/12/14 21:59

人身売買の闇は終わらない

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:J・P・フリーマン - この投稿者のレビュー一覧を見る

読み終えたとき、感情を持っていかれたかのように唖然とした。リトアニアから人身売買でスウェーデンに連れてこられたリディアの命を懸けた告発を、なんと主人公が握りつぶしてしまう。読了すると主人公の真実を公表するかしないかの苦悩はまったくの無駄だったし、人身売買に携わった者たちも野放しのままになっている。リディアの真実を公表したところで、人身売買の黒幕が捕まるわけではないのだが、それでも少女の願いが届くことなく人身売買が続く様子は彼女の死はいったい何だったのかと思わざるを得ない。

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紙の本制裁

2017/03/20 07:19

待望の復刊!(原著改定版でもある)

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かしこん - この投稿者のレビュー一覧を見る

『熊と踊れ』で注目が集まったアンデシュ・ルースルンドのデビュー作にしてガラスの鍵賞受賞作。 一応、<グレーンス警部>シリーズ第一作となっておりますが、この作品の中では印象が薄い(のちのち、シリーズが進むにつれ彼中心っぽくなっていきますが)。
私はかつて武田ランダムハウス版で読んでいるから(しかし版元倒産のため、現在すべて絶版のところをハヤカワが『熊と踊れ』のヒットに当て込んだ模様)・・・とスルーしかけましたが、「筆者改定版を反映した新たな文庫化」ということで・・・やっぱりデビュー作だから、ご本人としても振り返ると直したいところがあったのか。
ちなみにこのシリーズ、「北欧のイヤミス」と当時は捉えられていましたが、そうではないのです。 確かに読後感は最悪ですが、あくまで事実をベースに作品を書いている。
これはスウェーデンの、ある意味先進諸国の暗黒面なのです。
もし、これで絶版分(『BOX21』と『死刑囚』)を早川が責任もって出してくれるというのなら、この体裁で揃えますけど!

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紙の本死刑囚

2018/09/30 17:42

道を外れた犯人

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:J・P・フリーマン - この投稿者のレビュー一覧を見る

今回は死刑制度がテーマとして扱われています。スウェーデンには死刑制度がないので、作者は死刑反対というのが主要キャラクターたちを通して伝わってきます。しかし、結末は苦く、犯人の行動はとても容認できるものではありません。死刑廃止という信念のために、罪のない人間を殺害して、無実の人間に罪をきせることで死刑をゆさぶろうとするのですから。人間の命の数を計算式に使うなんてもってのほかです。だから、この小説に出てくる死刑反対派も賛成派と同じく狂気が宿っているのです。何が正しいかを決めるのは現実世界の我々なのです。

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紙の本制裁

2017/10/19 22:55

死刑や終身刑がない社会が抱える病魔

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:J・P・フリーマン - この投稿者のレビュー一覧を見る

娘を性犯罪者に殺害された父親が、その犯人を見つけ出して撃ち殺す。これがスウェーデンの司法制度を揺るがす大事へと発展する。感情的になった市民の行動は、生々しく描かれて恐ろしかった。被告となった父親がどんどん無感情になっていく様子は読んでいて心苦しくなった。ラストは私制裁に対する強烈なアイロニーで幕が閉じられています。どんな不条理なことが起きても、リンチを認めてはいけないという著者のメッセージではないでしょうか。

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紙の本制裁

2018/07/02 20:10

何が正しいのか?

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:tolk - この投稿者のレビュー一覧を見る

捕まっても捕まってもまた犯罪を繰り返す犯罪者。そして、スウェーデンは死刑制度のない国。新たな犠牲者を生まないための私刑。作者あとがきに書かれていた、どの登場人物のような状況に置かれた人も現実に存在するという言葉に鬱々とした。
スウェーデンミステリは好きだけれど、このシリーズはもう読まないつもり。

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