死人の鏡 みんなのレビュー
- アガサ・クリスティー (著), 小倉多加志 (訳)
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紙の本死人の鏡
2013/06/22 17:16
どうも既視感が漂う作品が多過ぎて、クリスティーの短編集、そしてポアロものの短編集としては、いまいちでした
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投稿者:ミルシェ - この投稿者のレビュー一覧を見る
どうも、これはポアロもの限定の、短編集ではありませんが、これも同じく短編集の、「教会で死んだ男」の「潜水艦の設計図」と、こちらの「死人の鏡」収録の、「謎の盗難事件」、そして長編「白昼の悪魔」とこちらの短編収録の「砂にかかれた三角形」が、人間関係、話の展開、共に似過ぎているなという気がしました。上記は、政治家が巻き込まれる、軍事・外交絡みの事件というのが同じだし、どちらも盗まれるものが軍隊関連の設計図だし。また、後の方の話も、奔放な女性を巡る、三角関係という構図が、似ているなと思ってしまいました。
この中で、敢えて推すといえば、「厩舎街の殺人」と「死人の鏡」になるのでしょうが、やはり、どちらも、トリックはともかくとして、殺人という行為を犯す動機としては、やや弱いような気がしてしまいした。
どうも、私は利害・怨恨など、どういう動機にしても、ある程度動機に説得力が感じられるものではないと、興味深く読めないんですよね。
どうも、いまいちという感じでした。やはり、あまりにも多くの作品を、量産していると、どうしても似通ったものが出てきてしまったり、殺人の動機に弱さを感じるものが、出てきてしまいがちなんですかね?
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