天使たちの探偵 みんなのレビュー
- 原 尞
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紙の本天使たちの探偵
2023/09/12 17:44
短編集
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投稿者:カツサンド - この投稿者のレビュー一覧を見る
6作品すべて、「道」「車」「天気」の描写から始まる。その共通部分から物語に引き込まれていく。おしゃれというかなんというか・・・そういう技巧?なんだろう?興味をひいた。
紙の本天使たちの探偵
2020/10/24 17:57
探偵・沢崎
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
長編ではなく6作の短編集。
長編であろうが短編であろうが面白かった。近頃なかなかないジャンルの作品ですね。
全作読んで満足感が高かったです。
だからもうちょっと作品を出して戴けたらと思います。
紙の本天使たちの探偵
2009/02/22 00:03
凛とした文章のたたずまいが素晴らしい
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:東の風 - この投稿者のレビュー一覧を見る
西新宿の探偵事務所に詰めている私立探偵・沢崎が活躍する短篇集。
一匹狼として、組織に縛られずに行動する姿、時折口にする洒落た台詞など、沢崎には、フィリップ・マーロウに通じる匂いがしますね。
本書には、十代の少年と少女が事件に深く関わる話が、六つ、収められています。
著者のデビュー作『そして夜は甦る』のあとに書かれた「少年の見た男」「子供を失った男」「二四〇号室の男」、第二長篇『私が殺した少女』執筆中に書かれた「イニシアル<M>の男」、そのあとに書かれた「歩道橋の男」と「選ばれる男」。以上六編に、本文庫のための書き下ろし掌篇「探偵志願の男」が、ボーナス・トラック的に掲載されています。
最も印象に残ったのは、凛としたたたずまいを感じさせる文章の趣。雨が降る中、ひたひたと染み出してくるような、孤愁に満ちたハードボイルドの雰囲気。ぐっときましたねぇ。酔わされました。
収録作品の中では、「子供を失った男」「二四〇号室の男」「歩道橋の男」「探偵志願の男」が、読みごたえありました。いずれ劣らぬ、銘酒を酌むがごとき味わい。
なかでも一編だけ選ぶとしたら、「歩道橋の男」でしょうか。スピーディーで変化に富んだ話の展開。鍵となる人物が、表立って登場しないところ。後を引く余韻。珠玉の名品と言うしかありません。
電子書籍天使たちの探偵
2015/12/07 22:36
もっと書いて!
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投稿者:戸井 - この投稿者のレビュー一覧を見る
寡作で有名な原さん。
面白いのでもっともっと読みたいけど、なかなか書いてくれない。
焦らしますね。この人は。
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