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神話の力 みんなのレビュー

  • ジョーゼフ・キャンベル, ビル・モイヤーズ, 飛田茂雄
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みんなのレビュー3件

みんなの評価4.7

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紙の本

神話の力

紙の本神話の力

2011/11/21 18:45

社会という神話。もう一度見つめ直すべき神話。

10人中、10人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:空蝉 - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書をギリシアやローマ神話、日本の神話の解説&紹介本と思って手にした方はまるきりお門違いの本に出会ってしまった残念さよりも遥かにおおきい感動と発見と体験をするに違いない。
神話の持つ力、というより神話が存在し続ける意味を私たちの多くは知らない。
いったい世の中にどれだけ今の自分に満足している人間がいるだろう?
己に与えられたフィールドを出来る限り隅々まで駆け巡り、意思の赴くままに走り続ける。そんな素晴らしい人生をいきている人間がどれほどいることだろう??
仕事に恋愛。結婚にご近所付き合い。あらゆることに制約と遠慮と我慢を重ね、当たり障りの無い範疇で消化不良の日々をおくっている殆ど多くの現代人に向けて、人は誰もが己の中の永遠性に気がついていないだけであるということを、神の具現であるという素晴らしい生そのものを消化すべきであると教えてくれる。

とはいえ、ここでいう神はいわゆる宗教的な「神様」ではない。というのも著者キャンベル氏自身が宗教家でも、勿論クリスチャンでもなく、彼の言葉はそういった限定的な存在や思想を超えたもの、時間や場所や人間そのものを遥かに超越した存在、永遠性そのものを神と言っているのだろうから。

二人の知識人の対談によって語られるその多くは世界各国の神話と宗教の普遍性や共通項、そしてその神髄にある物の永遠性について・・・つまり生と死の永遠のサイクル、人間を含めあらゆる生が営み続けてきた永遠のサイクルとそれが「経験」によってのみ認識することが出来る、ということであった。

まず著者であるジョーゼフ・キャンベル氏について。
クリスチャンとして生まれ育ったにもかかわらず幼少期に遭遇したネイティブアメリカンの文化に感動し、青年期にはアジアの宗教/文化に触れることでヒンドゥーとインドの思想に感銘を受け、クリスチャンをやめている。とはいえ彼は宗教を否定しているのではない。もっと大きな普遍的な共通項…かけ離れた文化同士にそっくりの神話を見いだすことに情熱をもったのである。

そんな彼が本書で語る現代の神話は非常に実直で興味深い。例えばジョンレノンの暗殺、スターウォーズの英雄としての神話。大統領の演説。芸術家やアスリート(そして彼自身もアスリートとして記録保持者である)の絶頂の瞬間etc…さらにはそうした「特別」な人でなくとも、誰もが自分を形作る永遠の流れに気がつきさえすれば神話に、神に触れることが出来るのだと訴えているのである。

宗教を持っている人も、無宗教を語る人も、神話や伝説に文学的な興味しか持たない人も、一度まっさらな状態になってこういう開かれた知識に触れてみてはいかがだろうか。
いや、社会の中で生きていく我々現代社会人だからこそ、神話的儀式がいかに重要であるか認識すべきなのだろう。
人として社会の中で生きていくために、人は己の願望や可能性を犠牲にして役を演じる。古い殻を捨て新しい役のために一度「死」んで「再生」し、そうした社会的地位に対して人は敬意を払うとキャンベルは語る。結婚すれば夫や妻に、子供は父母に、生徒は教師に、平社員は上司に、国民は大統領に、患者は医者にetc…。社会的地位を獲得するために(面倒くさいお役所仕事と嫌な顔をする人が多いけれども)我々は社会的、そして神話的儀式を行う。婚姻届、任命式や就名式、入社(学)式に成人式…個々の事情から切り離され演じられるその「役職に対して」私たちは敬意をもっと払うべきではないだろうか。

社会は我々を導くものでなくてはならないと氏は繰り返し語っている。
より良い社会を作ろうというスローガンを良く目にするけれども、こういう社会を作る、という考え方こそがおこがましいのではないだろうか。
己を犠牲にして自分に与えられた地位を演じきり、他者はその社会的地位に対して敬意を払い、社会はその地位を与える立場にある神話の舞台である。

現代にも脈々と流れている神話の力をあらゆる点から語りだす氏だが、しかしそれは認識されずあやふやとなり、崩壊しつつあるという警鐘をもならしている。

社会という神話。それをもう一度誠意を込めて見つめ直すときではないだろうか。

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紙の本

神話の力

紙の本神話の力

2017/08/30 09:37

宗教さえも亜流に感じてしまう

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:hontoカスタマー - この投稿者のレビュー一覧を見る

キャンベルが研究していた神話学とは、古代の伝承、伝説、宗教の経典を比較検討することにより、その背面にある隠喩(メタファー)を抽出してその意味を研究するものだと理解しました。それは、特定の神(多くはキリスト教)を研究する神学、宗教間の関係性を研究する宗教学とは一線を画しています。仏教、キリスト教、イスラム教といった伝統的な宗教も神話学から見るとごく一部の亜流と見えてしまいます。イスラム教に関する記述は少ないのですが、キリスト教に関しては排他的で善悪二元論で、宗派の枠外は自然さえも敵として支配する対象として位置づけている側面があることを読み、アメリカを含む西欧人のイスラム教との軋轢や自然に対する無慈悲さの歴史が腑に落ちるところが多くありました。

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紙の本

神話の力

紙の本神話の力

2015/08/23 02:54

ドラマ

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:jake - この投稿者のレビュー一覧を見る

ドラマの本質と基礎感覚が理解できる一冊。
スターウォーズなどの映画関連で広く知られるようになったが、
根本的にはドラマツルギーにその根を持つ学術麺でも価値がある。

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