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スクラム みんなのレビュー

  • ジェフ・サザーランド, 石垣 賀子
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みんなのレビュー4件

みんなの評価4.8

評価内訳

  • 星 5 (4件)
  • 星 4 (0件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
4 件中 1 件~ 4 件を表示

紙の本

今までどれだけのガントチャートを見てきましたか?何百。その通りに行った事がありますか?ないね。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:やきとり - この投稿者のレビュー一覧を見る

必要に駆られて読み始めたのですが、読んでるうちに内容が面白くてビジネス書にもかかわらずあっという間に読んでしまった。もともとウォーターフォール型開発からアジャイル開発へ仕事のやり方をどう変えていくかのヒントがないかと関連本を手当たり次第読んでいたのですが本作は読み物としても面白い。アジャイル開発やスクラム関連の本を読むならまずは本書を読んでから読まれると良いかと思います。何故「スクラム」がそうなったのかを背景も含めて説明しているので非常に納得感があります。

10年かけて行ったFBIの基幹システムが失敗し、再度立ち上げた「センティネル」計画も納期・予算ともにオーバーという状況でなんとかしてくれと連絡が入る導入部がまず面白くガッチリ心を鷲掴みされます。ここで過去のやり方が如何に通用しないかの説明がされアジャイル開発でのメリットが語られるのですが、そこで彼らが再設定したプロジェクト計画が「当初予算の残り2000万ドルで納期12ヶ月で完成させる」というものでした。世間やFBI内部でもこの計画は無理ではと懐疑的でしたが、結果は予算内で納期は伸びて20ヶ月。納期7~8年オーバーで追加予算が3億5000万ドルという状況からの巻き返しとしては奇跡のような復活劇。

その後はスクラム誕生の経緯やチームの重要性(個人のパフォーマンスよりもチームのパフォーマンスを伸ばした方が効果的な事)、スクラムの方法論、スピードを阻害する障害の取り除き方、人はマルチタスクができない、現実的なプランニングの仕方(見積もり)、幸福度、優先順位のつけた方など仕事の仕方をあらゆる角度から検証し、どうして「スクラム」にその考えを取り込んだのかを過程(プロセス)も説明しながら説明してくれるのですんなりと腹落ちします。

おもしろかったのが幸福の章での「幸福度」の測り方で、人は幸福であれば「いい選択」や「いい創造」ができ、非常に良いパフォーマンスを発揮する。この「幸福度」を如何に上げてチームに取り込んで行くかということをノウハウも含めて語られています。このような物(感情)までを取り込む方法論って今までなかったなあと素直に感心した。あともともと「スクラム」の元になっているのが日本の製造業で有名なトヨタ方式。この「継続的改善」という概念を日本にもたらしたのがマッカーサー時代に日本経済再建の為に顧問として招かれたエドワーズ・デミングで、あの有名なPDCAサイクルのを提唱した人というのはこの本で初めて知りました。

とにかくシステム開発主体で描かれておりますが、仕事(プロジェクト)管理のやり方を汎用的に扱っているのでいろんなモノに応用できそうです。最後の章では「スクラム」が如何にいろいろな仕事や場面で取り入れられているかの事例を紹介しているのですが、特に興味深かったのがオランダでの教育での取り組み方で生徒達自身が自ら授業内容を決めて教え合う「エディスクラム」。これは是非日本でも取り組んでいただければ思う内容でした。

とにかく本書を読むと「スクラム」を使って何か(仕事)をしてみたくなる事、間違いなし。

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電子書籍

電子書籍スクラム

2017/10/31 18:18

スクラムの効用についてです

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ルイージ - この投稿者のレビュー一覧を見る

「スクラムって聞いたことあるけどどういうものなの?」って感じのかたにはちょうど良い入門編です。「スクラム」の実践方法の詳細について書いてあるのではなく、これからスクラムに取り組むと、どういう良いことがあるか、について書かれてあります。スクラムを考案したジェフ・サザーランドの本なので信頼おけます。

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電子書籍

電子書籍スクラム

2016/03/01 09:27

今までどれだけのガントチャートを見てきましたか?何百。その通りに行った事がありますか?ないね。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:やきとり - この投稿者のレビュー一覧を見る

必要に駆られて読み始めたのですが、読んでるうちに内容が面白くてビジネス書にもかかわらずあっという間に読んでしまった。もともとウォーターフォール型開発からアジャイル開発へ仕事のやり方をどう変えていくかのヒントがないかと関連本を手当たり次第読んでいたのですが本作は読み物としても面白い。アジャイル開発やスクラム関連の本を読むならまずは本書を読んでから読まれると良いかと思います。何故「スクラム」がそうなったのかを背景も含めて説明しているので非常に納得感があります。

10年かけて行ったFBIの基幹システムが失敗し、再度立ち上げた「センティネル」計画も納期・予算ともにオーバーという状況でなんとかしてくれと連絡が入る導入部がまず面白くガッチリ心を鷲掴みされます。ここで過去のやり方が如何に通用しないかの説明がされアジャイル開発でのメリットが語られるのですが、そこで彼らが再設定したプロジェクト計画が「当初予算の残り2000万ドルで納期12ヶ月で完成させる」というものでした。世間やFBI内部でもこの計画は無理ではと懐疑的でしたが、結果は予算内で納期は伸びて20ヶ月。納期7~8年オーバーで追加予算が3億5000万ドルという状況からの巻き返しとしては奇跡のような復活劇。

その後はスクラム誕生の経緯やチームの重要性(個人のパフォーマンスよりもチームのパフォーマンスを伸ばした方が効果的な事)、スクラムの方法論、スピードを阻害する障害の取り除き方、人はマルチタスクができない、現実的なプランニングの仕方(見積もり)、幸福度、優先順位のつけた方など仕事の仕方をあらゆる角度から検証し、どうして「スクラム」にその考えを取り込んだのかを過程(プロセス)も説明しながら説明してくれるのですんなりと腹落ちします。

おもしろかったのが幸福の章での「幸福度」の測り方で、人は幸福であれば「いい選択」や「いい創造」ができ、非常に良いパフォーマンスを発揮する。この「幸福度」を如何に上げてチームに取り込んで行くかということをノウハウも含めて語られています。このような物(感情)までを取り込む方法論って今までなかったなあと素直に感心した。あともともと「スクラム」の元になっているのが日本の製造業で有名なトヨタ方式。この「継続的改善」という概念を日本にもたらしたのがマッカーサー時代に日本経済再建の為に顧問として招かれたエドワーズ・デミングで、あの有名なPDCAサイクルのを提唱した人というのはこの本で初めて知りました。

とにかくシステム開発主体で描かれておりますが、仕事(プロジェクト)管理のやり方を汎用的に扱っているのでいろんなモノに応用できそうです。最後の章では「スクラム」が如何にいろいろな仕事や場面で取り入れられているかの事例を紹介しているのですが、特に興味深かったのがオランダでの教育での取り組み方で生徒達自身が自ら授業内容を決めて教え合う「エディスクラム」。これは是非日本でも取り組んでいただければ思う内容でした。

とにかく本書を読むと「スクラム」を使って何か(仕事)をしてみたくなる事、間違いなし。

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紙の本

求む!スクラムマスター!

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:積ん読太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る

ウオーターフォールで開発中で、デスマーチ真っ只中に読むと、
「こんなうまい話があるのか…」と愕然とします。

本書の冒頭で、ウォーターフォールモデルで開発していたFBIの情報システム開発が頓挫し、
著者が「スクラム」を導入して、プロジェクトを立て直す話から始まります。

・プロセスやツールよりも個人との対話
・包括的なドキュメントよりも動くソフトウェア
・契約交渉よりも顧客との協調
・計画に従うことよりも変化への対応

こうした価値観を実践するためのフレームワーク⇒「スクラム」

残念ながら、私はスクラムによる開発の経験がありませんが、
本書を読んで、いつか「ぜひ!」とチャンスを伺ってます。

本書を通じて、多くの方と「スクラム」の心得が共有され、
一緒にスクラムを組めるようになれたら素晴しいと思います。

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