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ヒュレーの海 みんなのレビュー

  • 黒石 迩守
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みんなのレビュー3件

みんなの評価3.5

評価内訳

  • 星 5 (0件)
  • 星 4 (2件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
3 件中 1 件~ 3 件を表示

紙の本

紙の本ヒュレーの海

2017/06/24 12:02

作者がかっこつけたがっているように見えます。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:コスモス - この投稿者のレビュー一覧を見る

第四回ハヤカワSFコンテストで優秀賞を獲得した本作品。
一通り読んでみたが、なんか惜しいいった感じがします。
作品の世界観や、物語の展開については文句はありません。
不必要にかっこつけているようなところが気に食わないのです。

難しい用語がたくさん出てくる。これはしょうがありません。むしろSFらしいと思います。
地球が巨大な記録媒体“地球の記録”となっている点も、壮大な感じがします。
これだけ見れば、グレッグ・イーガンの作品にも通じるところがあるのではと思います。

それなのに、様々な用語に、当て字の要領で英語名が付けられていることが、これらの魅力を台無しにしています。お堅い小説になるのを避けたかったのかもしれませんが、はっきり言って、作者自身がかっこつけたがっているだけにしか見えません。かっこいいのとはわけが違います。作者自身もそれをわかったほうがいいと思います。

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紙の本

紙の本ヒュレーの海

2017/05/07 12:42

最後は楽しめた

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:yukiちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

・ 読み始めてすぐは、ルビの多さに辟易した。(これは最後までウザかったが…)
・ 訳の分からん造語をひねくりだしては、自分勝手に遊んでいやがる。(今でもそう  思っている。)
・ エセ科学の説明が多すぎて、本筋が見えてこない。(結局テーマは何なの?)
・ 情報生命体のくせに、何でこいつら寝るわけ?(人間味を持たせるのは失敗)
・ どうせやるなら、イーガンみたいにとことん行こうや。

 しかし、31章は凄かった。
 この独白だけで、小説1ほ本ぐらい書ける。
 この1章だけで、小説自体のイメージががらっと変わってしまった。(もちろん良い方にだ。)
 というわけで、「世界の終りの壁際で」の行き着く世界がここなのかなあ…と思ってしまった。あとひとつ、「棄種たちの冬」もインポーズされてるんかな?なんて思ったりもした。

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紙の本

紙の本ヒュレーの海

2023/01/24 13:13

重厚な世界観と「海」の着想が見事なSF

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オオバロニア - この投稿者のレビュー一覧を見る

未来の変異した地球で地下都市の下層民として生きる少年少女の冒険譚。中高生が泣いて喜ぶ重厚な世界観とそれを支える造語群もすごいけど「海」の表現が見事で面白かった。エヴァとかアスラクラインを彷彿させる。それでもハヤカワSFコンテスト優秀賞に留まってるのは、神林長平さんの選評にも書かれてる通り、世界観をもう少し詰めてほしかったなと思わせられるからだと思う。逆に造語の多さとオタク全開の文章は好みの問題だからそこは評価対象にはならないかなーと思ったりした(川上稔作品に通ずる)。あと、個人的にはノミネート作品同士の相性も影響してたかなと思う。

2016年同コンテストは大賞なしで、優秀賞を本作が、特別賞を「最後にして最初のアイドル」が受賞。この特別賞作品が中々の問題作で、詰めの余地ありだけどドライブ感と着想のネジの飛び具合はどうしても「アイドル」の方が凄かった。そういう意味で爆発力に評価軸が寄った感があるという話。でも、黒石迩守さんの作品をdisってる訳ではなく、伊藤計劃トリビュート2に収録されてる「くすんだ言語」は渋いけど本当に良い言語コミュニケーションSFだし今後応援したい作家さんの一人。あと、表紙にロザルスキーの絵を使うセンスは本当に好きでこの作品の世界観に相性が良すぎる。

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