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末期ガンは手をつくしてはいけない みんなのレビュー

  • 著者:金重哲三
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みんなのレビュー1件

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評価内訳

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病院で死ぬことが患者さんにとって何を意味するのかを、この本ではじめて知りました

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投稿者:春うらら - この投稿者のレビュー一覧を見る

この本を読んではじめて、病院で死ぬことが患者さんにとって何を意味するのかを知った。私は今まで、ガンになったら最後まで闘うことが、患者さんはもちろん、そのご家族にとっても重要であると思っていた。でも、患者さんの痛みや苦しみは、患者さんでなければわかりません。この当たり前のことが、医師もご家族もわかっていない。この本の著者はホスピス医として、たくさんのガン患者の最期をみとってこられた。なぜ医療ではなく、ケアをすすめるのか。この本には著者の確信が詰まっており、うなずくことが多い。今の世の中は、医療不信や命を軽視する風潮が強い。こんな時だからこそ、医療や命についてしっかり考えてみたい。読みおえたら、誰かにすすめたいと本当に思う。

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