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ディープすぎるユーラシア縦断鉄道旅行 みんなのレビュー

  • 著者:下川 裕治, 写真:中田 浩資
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みんなのレビュー3件

みんなの評価4.3

評価内訳

  • 星 5 (2件)
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3 件中 1 件~ 3 件を表示

紙の本

ディープすぎるユーラシア縦断鉄道旅行

もうひとつのシルクロード

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:めぐちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は北シベリアからリスボン郊外までを横断した「世界最悪の鉄道旅行 ユーラシア横断2万キロ」の姉妹編である。今回はシンガポールからムルマンスクまで7カ国を縦断するもの。利用する列車や等級は急行寝台も一部あるが豪華な特別国際列車などとは全く無縁、そこがこの人の鉄道物の面白さでもある。床に寝る人、シート内に巣食う南京虫が襲ってくる座席、辺境の駅での食物調達の苦労、未知の地での夜の宿探し、酷暑・極寒・大雨、車掌気質、切符入手の仕組み、たどり着いてみなければ分からない接続状況、「いくら鉄道好きでも、とてもこんな旅行は出来ない」内容ではある。実はマルコポーロで知られたシルクロードの他に、中国南部とサンクトぺテルブルクを結ぶもう一つのシルクロード(茶葉の道)が存在し、出来るだけそれに近いコースを採るようにしているのである。従って“鉄道物語”と並行して“茶物語”を追うために回り道を何か所かで行い、そこでは専ら茶の話が中心になるほどである。そして往時の茶取引がまるで錬金術のようであったことを、専門家の知識を交えて具体的に解説している。これは大いなる収穫であった。

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紙の本

ディープすぎるユーラシア縦断鉄道旅行

もったいない

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投稿者:k - この投稿者のレビュー一覧を見る

単なる紀行ではない
長い年月の間に蓄積された、国と国、人と人との間の軋轢が一つの線路の上に展開する
なるほど「ディープ」なのである
今回の縦断路にはかつての茶のシルクロードをなぞる試みが含まれる
そこでは清とロシアに挟まれたモンゴルの有り方が線路となって現れる
ところで下川さんの旅行には今回の中田さんか阿部さんがプロカメラマンとして同行する
それならカラーの写真をふんだんに入れてほしいのである
もったいない
しかし、紙の本では難しいのかもしれない
電子書籍版で是非ご検討を
各章のはじめにはその章でたどる線路が描かれている
再読時にここにしおりを挟み本文と行ったり来たりした
電子書籍版ではリンクをはっていただいて参照を容易にしていただけたらと思うのである

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紙の本

ディープすぎるユーラシア縦断鉄道旅行

場所によって玉石混交の趣

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:racda - この投稿者のレビュー一覧を見る

シンガポールやミャンマーは、下川節全開で、断然面白い。
モンゴルやロシアといった茶路に話が移ると、やや退屈。
鉄道好きが読むと、そんな玉石混交の紀行文ということになりそうです。

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