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仕事のための12の基礎力 みんなのレビュー

  • 大久保幸夫 (著)
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みんなのレビュー3件

みんなの評価4.0

評価内訳

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紙の本

キャリアとは偶然を編集していく能力

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まさぴゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

松永真理「シゴトのココロ」、藤原和博「人生の教科書」あげればきりがないトヨタと並ぶ人材の宝庫リクルート。リクルート出身というだけで、転職市場では強力ブランドだそうです。ビジネス書としても一つのブランドを形成しているます。またリクルート出身者の本は、編集のシゴトで鍛えられているせいもあり、わかりやすく、読みやすく、中身が軽い(実は背景は濃いのだが)というユーザーフレンドリーな本が多い。軽く読めて、シゴトのモチヴェーションが上がる場合が多いので、落ち込んだ時にどうぞ、という感じ。逆に言うと、自己改造セミナー本的な中毒性のあるものでもあるのだが。

しかしリクルートという会社を、知っている人は案外少ないようですね。ゼクシィの会社といえばわかるのだろうか。東京や大都市ど真ん中にいるとR25やHotPaperなど無料雑誌を死ぬほど目にしますが、全国区では活動していないみたいです。ここはモチベーションを強烈に重視する社風だそうで、確か創設者の江副さんが東大の心理学かそれに類する学部出身であったことから来ているみたいです。またビジネス領域を新卒転職などであることから、彼らのヒューマンリソースの視点は、スキル的なものよりもマインド、モチヴェーションなど心の姿勢的な視点が多いのです。人事を考える時には、給与体系などのハードと同時にソフトの制度設計が重要で、この両輪が回ってこそ組織のカルチャーが安定するのです。リクルートは、そうした心の部分に非常に得意な会社だと思います。そうした背景を押さえてリクルート出身者の本は読むべきだと思います。

だからこの著作の「はじめに」で「技術とか、資格ではなく、もっと「本質的にいい仕事を楽しくやる」ための「対人」「対課題」「対自己」の能力に書きました」とある。心理学的な「自分探し」の視点です。日本社会にはめずらしい横に世界を広げていく考え方ですね。決して、立身出世的上昇志向ではない。世界や社会よりも、自分自身の充実が最優先。これは、リクルートに勤める友人や知り合いを実際に見ると、一発でわかります。興味深いです。

僕は、日本的な心構えを記した本としては、中谷彰宏「入社3年目までに勝負がつく77の法則」をあげるのですが、それをもう少し理論的に優しく噛み砕いた感じが、この本です。基礎とは履歴書やエントリーシートではなかなか出てこない部分で、たとえば入社3年目なんてまともに仕事ができるはずがないので、いかに「嫌われないでシゴトを助けて教えてもらえるか」という力、20代後半では権限も役職もないのに実績を出すには、「あいつに話せば俺の苦しい立場を分かってくれる」という共感力や分析能力なんです。ただ、そういう基礎中の基礎というのは、座学や本で学ぶことは僕は「不可能である」と言い切りたい。これは、その人間の共感力であったり愛嬌なので、ようは「心の成熟度」を示しているんです。だから面接で、その人の恋愛経験を聞いたりすることがままあるのです。恋愛イコールその人の成熟度がモロに出ますから。こういう基礎力が大事なのは分かるが、「それをどのように学ぶ」のかは、実は書いていないんですね。それがこの本の欠点。といっても、書いてある本自体はまず少ないが。答えは、人材宝庫リクルート全盛を築いている藤原さんや松永さんの世代が、実は、過労死をもいとわないウルトラハードな量をこなすモーレツ社員であったこと(いまや違う)や、リクルート疑獄の真っ只中の時代背景に働いていたということにそのヒントがある気がします。そういう意味では、どうやって「それ」を学ぶかが体験的に書かれている中谷さんの著作の方が、僕的には好みです。ただ、簡単に読めるので、読み比べてもらえると、面白いと思います。

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紙の本

バランス良く生きるために

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投稿者:ミゲル - この投稿者のレビュー一覧を見る

「仕事のための」とありますが、仕事に限らず役立つ内容だと思います。
人の話に“うなずく”、そんな些細なことでも相手をいい気持ちにさせて、話を引き出すのに役立つ「反応(リアクション)力」という能力だったとは。ここに出てくる12の基礎力は、いつの間にか身に付いているものと、努力して身に着けるものがありますが、どれもバランスの取れた大人には必要な能力だと理解しました。ただ、それをちゃんと能力なんだと認識するかどうかで大きな差が出るのだろう。
一気に読める構成と文章なので、就活に悩む大学生にもお勧め。

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