エボラの正体 みんなのレビュー
- デビッド・クアメン(著), 山本光伸(訳), 西原智昭(解説)
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2017/06/07 20:00
2014年の大流行中の著作
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投稿者:こゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
ジャンルはノンフィクション。自ら調査に同行し取材したことや、エボラ感染例、研究の歴史などについてです。エボラについて今までどのような研究がなされていたか、何が発見されたかなど、わかりやすく書かれています。怖い病気ですが、それ以上に興味深く、ひきこまれて一気に読んでしまいました。
電子書籍エボラの正体
2015/10/29 14:47
エボラウイルスの生理学的な情報ではなく、エボラ感染症の疫学的な内容です。
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投稿者:Yuko.A - この投稿者のレビュー一覧を見る
私は医療畑の出身ですので、エボラウイルスの解剖学的・生理学的情報を期待して購入しましたが、そういった情報はほとんどありませんでした。治療方法や症状と検査データの推移など、医学的な情報もありませんでした。この本では、一般的に広まっているエボラ感染症の症状が、実は誇張されたものであるということを説明し、エボラ解明の糸口として行われている、自然宿主/保有宿主を特定し感染拡大のメカニズムを探ろうとする危険な疫学調査の詳細がメインの内容です。読者の恐怖心を煽ることのない淡々とした語り口で話が進んでいくので、サラッと読めてしまいます。この本を読んでも、エボラ感染症について「なるほど!」と思えることはあまりありませんでしたが、それは、エボラ感染症自体がいまだに謎だらけという現状だからからかもしれません。期待していたものとは全く異なった内容でしたが、エボラ感染症からの生還者(または死者の家族)の生々しい証言などが著者のニュートラルな視点で語られ、最後まで一気に読めました。
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