中国に立ち向かう日本、つき従う韓国 みんなのレビュー
- 鈴置 高史
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評価内訳
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2015/10/22 09:42
中韓反日外交の本音がわかる
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タヌ様 - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者の日中韓関係の分析は現在もっとっも信頼のおけるものである。日本の報道を通じてだけ、あるいは韓国の新聞の日本向けHPからだけではどうしてもバイアスが多くの現在進行形の事態の推移を読みとるのは困難である。
何だかよくわからない扇情的な南北朝鮮の姿勢は日本の報道フィルターではボケてしまい、みなただの「事件」になってしまう。
唯一、まともに外交政策の考えでこれを扱い、中韓接近による共同反日外交の到来に警鐘を鳴らした著者のは韓国からみれば厄介な奴だろうし、しかし日本からみれば貴重な方である。
著者からみれば今になってっも、なんでこんなこと分からないんだというお叱りをいただくことになるだろうけど。
2019/09/03 14:15
韓国には韓国の理屈がある
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Turnbull - この投稿者のレビュー一覧を見る
何事も現実を正しく知ろうとすることが大切だと実感する。
日本には理解不能な言動をする韓国であっても、韓国には韓国の理屈がある。それを日米が理解できなくても、韓国には合理的なのである。そうした現実を前提に、日本も米国も考え、行動するべきである。
日本特有の自己に対する誇大評価が政治や軍部、国民に蔓延し、マスメディアの現実を軽視した煽りにより、第二次世界大戦、大東亜戦争に引きずり込まれ、みじめな敗戦を招いた。更に、米国を中心とするGHQを主体とする戦後処理は日本の構造を破壊し、欧米の奇妙なシステムを導入したが、近年になって悉く日本の対応を難しくする障害となっている。最大の戦勝国であったはずの米国は、戦う相手を間違えたことにより、戦後長きにわたって膨大なコストを国防予算と米兵の血という形で払ってきた。
韓国には韓国の理があり、それは日米にとっては合理的なものでないということをよく知って、どう動くべきかを考えるには良書である。
現在の韓国の状況を鑑みると、出版時点でここまで考えられていたことに驚くと共に、漠然と感じていた韓国のカントリーリスクを知ることができた。
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