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電子書籍

マンガの教養 みんなのレビュー

  • 中条省平 (著)
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紙の本

マンガの教養 読んでおきたい常識・必修の名作100

マンガ教養を高めるために

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 著者の中条省平さんはエミール・ファゲの『読書術』の校注を担当するなど書評家としても活躍されているフランス文学者ですが、手塚治虫文化賞の選考委員になっているように漫画にも造詣が深い。
 本書はそんな中条さんが現代の日本文化の一翼を担うマンガの「教養」を高めるべく、読んでおきたい「常識・必修の名作100」作品を解説したものです。
 2ページでひとつのマンガを解説していますが、「マンガの多様性と歴史性、テーマと話法と作画技術の豊かさ」といった点で書かれています。

 まずはこうの史代さんの『この世界の片隅に』(2007年)から始まります。中条さんは1954年生まれですから、私と同時代の人ですが、最近のマンガに疎い者としては、しっくりこない、作品がわからないというのが実感でした。
 それで、思い切って100作品めの織田小星さんの『正チャンの冒険』(1923年)から逆読みをしました。本書の100作品は現代から過去に戻る編年体となっているので、私はその逆、過去から現代へ順番にたどる読み方にしました。

 そうなれば、若い頃に夢中になったマンガの数々と出逢えてとまらなくなりました。横山光輝さんの『伊賀の影丸』(1961年)、川崎のぼるさんの『巨人の星』(1966年)、石ノ森章太郎さんの『ジュン』(1967年)など思い出深い作品が紹介されています。
 まさにマンガの「教養」を高めるための常識作品といっていいでしょう。
 ちなみに漫画の神様手塚治虫さんはその選択がいいかどうかは別にして、『アドルフに告ぐ』(1983年)が取り上げられています。

 このように編年体でマンガをたどってみると、1970年代のマンガ雑誌『COM』と『ガロ』の功績がいかに大きかったかがわかります。私は『COM』派でしたが、あのマンガ雑誌からどれほどの天才奇才が誕生したことか。そして、「ジャンプ文化」と称してもいいと思いますが、「少年ジャンプ」から生まれた作品もまた現代のマンガ文化に大きく寄与していることがわかります。
 個人的にはこの100作品のなかに、永島慎二さんの『フーテン』が選ばれていなかったのは残念でしようがないのですが、そんな個人的100作品を想像してみるのも一興です。

 ◆この書評のこぼれ話は「本のブログ ほん☆たす」でお読みいただけます。

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