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電子書籍

第九 ベートーヴェン最大の交響曲の神話 みんなのレビュー

  • 中川右介 (著)
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紙の本

第九 ベートーヴェン最大の交響曲の神話

やっぱ、ワーグナーは悪魔だった

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投稿者:愚犬転助 - この投稿者のレビュー一覧を見る

ベートーヴェンの第9の受容史だが、第9の凡俗な礼賛論とは完全に一線を画し、事実の羅列から、これまでにない第9像が見えてくる。最初の驚きは、第9が4半世紀、へんてこりんな交響曲扱いされてきたこと。音楽史の常識では、第9の初演にあって、ウィーンの観客は熱狂したことになっている。これは事実のようだが、曲に感動してものではないようだ。すでに大家であったベートーヴェンに敬意は払っても、曲への理解はなかったようだと、著書は分析する。
未熟なオーケストラと指揮者によって、第9は長くけったいな大曲扱いされてきたが、すべてを変えたのは、リヒャルト・ワーグナーだったというのが、この本の最大の特色。彼は譜面でこの曲の魅力に気づき、パリの公演でキモが何かに気づきはじめたという。彼の指揮による演奏で、第9は怪物になる。ワーグナーは「トリスタンとイゾルデ」作曲時、「リヒャルト、お前は悪魔か」と自分に酔ったらしいが、やはり悪魔だった。ワーグナーのオペラが、ベートーヴェンの交響曲をエログロたっぷりにネチネ飾りたてし、ベートーヴェン世界を巨大化させたものであることが、よくわかった。
このあとの第9にまつわる政治家、音楽家の軋轢と対立の歴史分析も秀逸だ。フルトヴェングラーが第9をドイツ精神の精華扱いしているあたり、長く第9はドイツを呪縛していたことを感じる。

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