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みんなのレビュー13件

みんなの評価4.1

評価内訳

  • 星 5 (6件)
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  • 星 1 (0件)
13 件中 1 件~ 13 件を表示

紙の本

紙の本あなたへ

2017/02/22 10:09

映画から

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:よよん - この投稿者のレビュー一覧を見る

映画から小説になったという、通常とは逆逆行している流れではあるが、これも中々いいものである。映画も鑑賞したが、その印象は・・・とくに印象に残る作品ではなかったという感想。車で延々と旅をするという自由な感じ、ビートだけし氏の異彩な登場人物と色々と楽しめるところはある。

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電子書籍

電子書籍あなたへ

2023/09/29 22:40

高倉健の映画

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る

映画をご覧になった方はぜひご一読ください。文章であの映画をたどれますから。でも、知らなかったのですが、原作というより、映画のあとで書かれたらしいです

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紙の本

紙の本あなたへ

2018/08/02 17:23

妻の遺骨を散骨するための旅

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:melon - この投稿者のレビュー一覧を見る

主人公倉島は富山の刑務所の作業技官をしていた。慰問で訪れた歌手の洋子と結婚していたが、妻を癌で失ってしまう。妻の遺言では故郷である長崎県の薄香に散骨してほしいというもので、さらに薄香の郵便局に2通目の遺言を局留めで郵送された。散骨と期限内に受け取らなければ焼却されてしまうという2通目の遺言を受け取りにキャンピングカーで旅に出る倉島は道中様々なわけありの人と出会い、少しずつ堅苦しい性格から開放されていく。
最初の章で、道中に出会う人たちの抱えているものを紹介する形で2章以降が旅である。1章は少し説明的であり、導入部分は少し長く感じた。物語らしく、都合よくなんらかの関係がある人と出会い、警察との遭遇もタイミングが良かったりはするが、そこに目をつぶるなら全体的にきれいにまとまっていると思う。妻が死んでなお、主人公が妻に影響を受けていく様子を感じ取れると思う。父の影響で型にはまった生き方しかできなかった主人公が少しずつ自由になっていく物語だ。
2通目の遺言に何が書いてあるのか気になって読んだのは私だけだろうか。そのカラクリは最後に明かされる。なるほど、この旅には意味があるものだ。キャンピングカーに生前乗れなかった洋子の思いが表れている。死後に骨になって一緒に旅をするとは粋である。

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紙の本

紙の本あなたへ

2019/05/21 08:45

あなたへ (幻冬舎文庫)

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:lakini - この投稿者のレビュー一覧を見る

ネタバレ



なんか、面白いというのとは少し違うけど、感動レベルがすごく高い訳じゃないけど、なんか悪くないなと思った。
ほんのり奥が温かい感じ。
誰かのほんの些細な一言で、誰かが更正しようと思ったりね。
サスペンスとかじゃないけど、めっちゃハートフルストーリーなんだけど、人との出会いとその謎解き感が妙にそういう感じっぽぃ、不思議な小説でした(笑)。

後で最後のページを見て知った話。
元々は別の人の書いた脚本で、それからインスピレーションを得て小説にしたらしい。
そんな逆(?)パターンもあるんですね。

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紙の本

紙の本あなたへ

2016/07/01 10:31

遺言から始まるラブストーリー

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:szk - この投稿者のレビュー一覧を見る

奇跡と奇跡が重なりあう夫婦の物語。死に往く妻が遺言をつかってしかけた小さくて、かわいらしいいたずらとお願い。末期がん、迫り来る死を差し置いてこんなにも夫を思い遣った遺言を書けるなんて、強い。死の間際で相手の幸福を願えるということは、本当に心から愛しているということなんだな。だから美しい。キャンピングカーで移動し旅をする主人公。決して気ままではないけれど、悲壮感はない。また出会う人々、どの人物にも過去はあるけれど、善人だ。毒気なく最後までキラキラしている。こういうお話も疲れた心の浄化に、悪くはないものです。

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紙の本

紙の本あなたへ

2015/12/17 02:21

健さんのイメージ

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

刑務所の職員が、亡妻の遺言により彼女の故郷・長崎へキャンピングカーで旅をする。やさしさが溢れ、すっきりした読後感。
多分、それは、高倉健さんのイメージがオーバーラップしているからかもしれない。あるいは「虹の岬の喫茶店」の吉永小百合さんも。東大の盟友に結びつく作品は、それ自体、興味を十分に抱かせる。

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紙の本

紙の本あなたへ

2015/08/31 10:46

追慕

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:シードルロゼ - この投稿者のレビュー一覧を見る

映画はもちろん観ました。高倉健さんを偲んでこの本も読んでみたくなりました。映画と本では内容が少し違いましたが、映画には映像から感じて推察する楽しさ、本には文章の細やかな表現から想像する楽しみがありました。

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紙の本

紙の本あなたへ

2012/09/04 15:05

類稀な「小説化」にびっくり

11人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ががんぼ - この投稿者のレビュー一覧を見る

高倉健主演の映画『あなたへ』が現在公開中で、話題になっている。
モントリオール映画祭でも賞をもらったとか。

そして驚いたことに、この小説『あなたへ』は、映画の内容をもとに小説として書かれたものなのだそうだ。
逆、つまり映画の原作がこの小説だと思っていたから、本当にびっくりした。

原作がある映画だと、どちらも楽しみたい、しかしどっちが先かと迷うことが多いが、
この場合は「原作」にしようと読み始めた。

わかってみるとこれは映画の功績なのだろうが、まず、妻の遺言による旅、というアイデアがいい。
遺言で妻は、富山にいる夫に、
彼女の故郷の長崎の小さな漁村まで自分の遺骨を持って行ってその海に散骨してほしいという。
そしてまた、そこで局留めになっている自分からの手紙を読んでほしいと。

いったい何のことか?
手紙には何が書いているのか?
その村には何が待ち受けているのか?

夫はもともと妻のために用意したキャンピングカーで長崎に向かい
読者は謎にひきつけられて話を追う。

そしてその終わりに待っているものもすばらしい。
発見のカタルシスをぜひ味わいたい。

旅の途中でいろんな人間と出会う、という設定もいい。
それだけでは、ありがちなものに聞こえるとしても、要は実際の関わり方である。

一つの死がいくつもの生をよみがえらせる構図の見事さ。

映画はまだ見ていないので、どこまで映画どおりなのかわからないが、
組み立ての細やかさ、描写の豊かさには、作家の腕が相当発揮されているような気がする。

作者の森沢明夫という人は、私はこれまで知らなかったが、
既にいくつもの魅力的な作品を書いている作家らしい。

最初の一章だけでも、その能力の高さはわかる。
死を間近にした妻とその夫、という難しい状況を、
言葉一つ一つを大切に、いつくしむように丹念に紡ぎあげる職人芸。

主人公が刑務所で木工を教える作業技官、というのはおそらく映画からの設定だろうが、
くしくもその木工の細やかな心配りが、まさにこの作家の語りにも感じられて嬉しい。
まるで自分の考えた設定のようではないか。

映画も小説も楽しめる、というのは、ありそうで意外にないことのように思う。
この場合、映画で満足した人が、映画を見たから小説はいいと思うのなら、
それはきっともったいないことだ。
小説の素晴らしさは間違いないからだ。
そして映画もきっと素晴らしいに違いない。

この作家のほかの作品もぜひ読んでみたくなったし、
映画『あなたへ』ももちろん見てみようと思う。

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紙の本

紙の本あなたへ

2015/02/10 21:35

感動…

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:東野ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る

文庫本を読んで泣きそうになったのは初めてかもしれない。
あなたへ…
人生の終わりにこんないたずらをしかけてごめんなさい。
あなたの幸せを心より祈っています…
なんて優しい妻なんだろう。
自分も優しい妻で、死んでも夫からずっと愛される存在になりたいなと
思いました。
看取るより、看取られたいな…

高倉健の遺作になった「あなたへ」は映画でまだ見たことがないので、原作と比較しながら高倉健の演技や薄香の風景を見たいです。

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紙の本

紙の本あなたへ

2024/04/09 10:14

あなたへ

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る

ちょっと感動しました。高倉健さん主演の「あなたへ」を見てみたくなりました。杉野、南原、田宮等登場人物も魅力的でしたね。この無口な主人公は高倉健さんをイメージして描かれたのかと思うくらいピッタリでした。

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紙の本

紙の本あなたへ

2020/04/30 21:54

あなたへ

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あおたいがー - この投稿者のレビュー一覧を見る

いつも思うのだけど、森沢明夫さんの作品は本当にあたたかい。
この話もまた本当にあたたかいのだ。
読んでいて気持ちがほぐれていく感じ。
亡くなった妻の遺言の約束を果たすためにキャンピングカーで自由への一歩を踏み出した倉田と、彼のいく先々で出会う人たちとのふれあいや繋がりがどれも優しい。
自然と涙があふれてくる。

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紙の本

紙の本あなたへ

2017/10/18 22:33

冒頭で名作だと感じた

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:L - この投稿者のレビュー一覧を見る

物語冒頭の夫婦の会話で「これは名作だ」と感じた。そして妻の手紙がさらに涙を誘った。どうしてこんなに素敵な夫婦がこんな形で別れなければならなかったのかと思うとつらい。

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電子書籍

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2012/09/30 15:57

良い

2人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ネアルコ - この投稿者のレビュー一覧を見る

文章も内容も良い。

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