サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

20%OFFクーポン(0119-21)

20%OFFクーポン(0119-21)

  1. hontoトップ
  2. 電子書籍
  3. 文庫
  4. 大河の一滴
  5. ユーザーレビュー一覧

電子書籍

大河の一滴 みんなのレビュー

  • 五木寛之 (著)
予約購入について
  • 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
  • ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
  • ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
  • 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。

みんなのレビュー5件

みんなの評価4.1

評価内訳

  • 星 5 (3件)
  • 星 4 (0件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

大河の一滴

紙の本大河の一滴

2011/04/20 23:11

今と言う時代の正体を知るために必要なメッセージ

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ジーナフウガ - この投稿者のレビュー一覧を見る

こんなにも素晴らしい本を読む機会に恵まれた事に感謝致します。

実際、読んでいる最中は五木さんの肉声が刻まれた活字に、素直に自分の心を向き合わせました。
言うなれば作者である五木さんの魂と、読み手としてのこちらの魂を対話させて読むのが、

この本に似合う読み方だと思います。これ程実直で愚直なまでに正直な内容が綴られた本を僕は知りません。
例えば人々はよく『こんな時代だから』と口にしますが、果たしてそれはどんな時代なんでしょうか?

五木さんはそこの部分を決して見過ごしたりなおざりにしたりしません。
『私たちは〈心の内戦〉というもののまっただなかにいるのではないか、
ということを平和のなかでふっと一度ぐらいは考えてみる必要がありそうな気がしてなりません。』

と述べます。そして自殺者や、自殺者予備軍まで含めて考えて、
現代人が如何に生命の危機に瀕しているかとズバリ!直言するのです。

これらの言葉には心底震えを覚えました。それから行き過ぎたプラス思考に対しての例として
『子供から殴られつづけて、カウンセラーから「とにかく耐えて我慢しろ。それも愛情だ」
と言われ涙をながしながらそれに耐えていた父親が結局、金属バットで息子を殴り殺してしまうという事件が
先ごろありました。この父親に対して息子の暴力をプラス思考で考えろと言えるでしょうか。
それはふつうではできないと思います。』との例を挙げます。

この二つの事案の提示に対する返答として、マイナスや絶望の中から人生を生きなおし、
どん底からプラスや希望を見つけよう、今こそ人間は大河の一滴として謙虚に生きるべきではないのか?

と読者に呼び掛けてくる五木さん。呼び声は確かに届きました。
僕も僕なりに生きて生きたいと思います!どうぞあなたも手に取って、

この本からのメッセージに耳を傾けてみませんか?

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

大河の一滴

紙の本大河の一滴

2007/04/20 20:22

「融通無碍」な生き方

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:イム十一 - この投稿者のレビュー一覧を見る

著者が考える人生観・死生観を、著者の幼少期から現在(この本が出版された当時)までの体験や見聞等を基にして書かれています。
この作品の核となるのは、様々な事象に対して、光と影、正と負、などの二元的考え方、思慮分別を加えていくのではなく、光があるから影があり影があるから光がある、正があるから負が成り立ち負があるから正が成り立つ、などと一元的に捉えて考えていくこと(著者は「融通無碍」と表現しています)の必要性です。
私達も、日常生活において負の状態であると感じる時期もありますし、自分を他人と比較して負けている・劣っていると感じてしまうこともあるかと思います。そんな時に、「こういう生き方もある」「こういうものの見方もある」と多種多様なアドバイスをしてくれる、そんな一冊ではないでしょうか。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

大河の一滴

紙の本大河の一滴

2002/05/20 09:53

悟りの境地か?!

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ラフ - この投稿者のレビュー一覧を見る

この本を何度も何度も買おうとしてはためらってしまった。
それは冒頭から「私はこれまでに二度、自殺を考えたことが
ある。」という文章で始まっているからだ。
五木さんはこの原因を「こころ萎えたり」と表現されている。
これは実際誰にでもあることで人生において挫折のない人
はけっしていないだろう。
そういう意味で今まで知らなかった五木寛之という人物像を
垣間見たような気がしてとても共感を得ることができた。
悩み多き人にはぜひおすすめしたい本である。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

大河の一滴

紙の本大河の一滴

2006/07/02 09:47

行間から問いかけてくるもの

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:だいちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

『物事をすべてプラス思考に、さっと切り替えることのできる器用な人間ばかりならいいだろうが、実際にはなかなかうまくいかない。
私たちはそんなとき、フーッと体から力が抜けていくような、なんともいえない感覚をあじわう。むかしの人たちは、そういった感じを、
「こころ萎えたり」
と言った。「萎える」というのは、ぐったりと虚脱した状態のことである。心が萎えたとき、私たちは無気力になり、なにもかも、どうでもいいような、投げやりな心境になってしまうものだ。』
プロの作家が書くと、読んでいるうちに心の中で自分なりにその世界が描けてしまう。行間が問いかけてくるというはこのことなのでしょう。日常の生活つまり仕事・家庭・地域などなどのごたごたした中にいてすーっと人の本質に導いてくれる一冊でした。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

大河の一滴

紙の本大河の一滴

2000/10/31 21:18

苦しみの世を生き抜く指針

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ランゲルハンス - この投稿者のレビュー一覧を見る

 本書は「私はこれまでに二度、自殺を考えたことがある」という文で始まる。これだけで本書に対する五木さんの真剣さを感じることができる。
 私たちの周りでは様々な出来事が起こる。その多くは怒りや悲しみを伴ったものだ。だから、本書で紹介されている、自殺に関する子供たちのアンケート結果や自殺者の数の多さを見てもさもありなんと思ってしまう。このような時代をどう生きたらいいのか、本書ではその指針が紹介されている。
 五木さんは、「人間の一生とは本来、苦しみの連続なのではあるまいか。」という。たしかに、ただ毎日を生きるだけでも苦しみはつきまとう。そしてその苦しみは現代のように文明が発達した社会においても決して少なくはなっていない。
 それでは、仏陀のように、究極のマイナス地点から出発しよう。そして小さな人間である私たちは何にも期待せず、それでも「笑いながら死んでいく」ことができるように生きていこう。このように五木さんは考えている。
 本当にこの世にはつらいことがあふれている。その中で本書は、人生捨てたもんじゃないな、と気付かせてくれる。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する