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電子書籍

2週間で小説を書く! みんなのレビュー

  • 清水良典 (著)
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みんなのレビュー3件

みんなの評価3.5

評価内訳

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紙の本

2週間で小説を書く!

紙の本2週間で小説を書く!

2008/10/29 00:25

(二週間で小説を書く!)ことをあきらめる本、ではない。

6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:セカンド・プラン エトセトラ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 「いまさら人に聞けない質問」にも答えてくれる本書が、どことなく「やさしさ」を感じながら読みすすむことができるのは、なぜなんだろう。著者は(自称か他称かは知らないが)「文芸批評家」だそうだ。本書は批評というより、書くことの楽しさ、苦しさ、それを乗り越えるヒントをわかりやすく解説してある。小説に普段、接することがないものにとっては、小説の構造、成り立ち、作家の苦悩が具体的に目に浮かび、とても興味深かった。なかでも十四項目の実践練習課題は「言葉で表現する日常」が基本にあり、考えている以上に基本的ではあるが、難しいものだと感じ入った。
 
 著者は「小説は誰でもかける」「才能とは書き続けることだ」とめげそうな時に、励ましてもくれる。しかし、読めば読むほど、その面白さとともに、困難さが浮き上がってくる。
「本当の”失敗”とは書き上げて発表して、人目に曝されたあとにになってから、ようやくわかるものだ。」「人間は自分の努力していることに執着するものだから、努力して書いていることが”失敗”であるとは認めたくない。もし認めてしまったら書けなくなってしまうからである。」「むしろ”失敗”にあとから気づく経験ができれば、それは損失ではなく獲得なのである。」失敗することを恐れないで”軌道修正を思いつくスキルを身につける経験だ”ととらえることと教えてくれたのが印象的であった。

 本書で特に力が入っているのが「描写とは、小説と読者をつなぐ魔法の通路なのである」という部分だ。客観的描写が読者を主人公と同じ目線に立たせ、感情移入ができる肝であると、その手法を詳述してくれている。
 ひょっとすると本書全体が、最後の一文にめがけての客観描写的構成になっているかもしれない。”あとがき”まで読み進んだ時、読書中に感じてた「やさしさ」への疑問が、解けるとともに涙腺まで緩んでしまった。 「二週間で小説を書く!」の「!」あとに続く言葉は読者次第であるという気づきとともに。

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紙の本

2週間で小説を書く!

紙の本2週間で小説を書く!

2008/05/01 23:27

小説家トハ文章量産工場ナリ

8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:消印所沢 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 「小説家トハ文章量産工場ナリ」と言わんとしているかのようなものが本書.

 描写力は学校では教わらない.描写力は自分で訓練しろ(p.71)
 何かメモをしたら,五感を喚起する言葉を添付せよ(p.61)
 ストーリーが定まらない場合,「道が良く見えている」というところまで戻れ(p.84)
 アマチュアなら自分で締め切りに追われるように何か工夫しろ(p.181)
 投稿したらその作品の事は忘れろ(p.181)

 特に,魅力がランクダウンする「ありがちストーリー」ベスト5(p.91)
(1) 出会った男女がすぐに恋に落ちる.
(2) 作中人物が交通事故や自殺で簡単に死ぬ.
(3) 複数の男女が,やたら浮気や不倫の関係で結ばれる.
(4) 作中の分身らしい主人公が,さかんに自己嫌悪や葛藤で苦しむ.
(5)「じつは」で都合の良い理由が付け加えられる.
などは皮肉が利いている.

 現状に対する鋭い指摘もあり.
 小説家志望者は書きたがりばかりで,読みたがりがいない(p.17)
 文章によって現れる作者の人格が,元の人格と入れ替わってしまう現象(p.26-27)
 「村上春樹=ジャズ」説(p.104)

 ただし,「小説を読むには退屈に身を任せろ」(p.37)といった主張は,どう考えても無茶.
 受け手に忍耐を要求する「娯楽」って何? 存在価値あるの?という話になってくる.

 最後に気になることが一つ.
 もし本書の言うことが本当なら,やがて劇画界のさいとうたかをプロの如き,分業制手工場のごとき作家集団が登場し,「家内制手工業」のような作家を駆逐していくのではないか?
 そんな悪い予感がする.
 ナマンダブ.

 読めば?
【関心率4.274%:全ページ中,手元に残したいページがどれだけあるかの割合.当方の価値観基準】

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紙の本

2週間で小説を書く!

紙の本2週間で小説を書く!

2011/10/17 17:10

書き続けることが才能

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:koo± - この投稿者のレビュー一覧を見る

誰にそうしろと言われたわけでもないのに、小説の感想をせっせと書いてるネット書評家たち。程度は様々だろうけど、きっと誰もが一度は思い描いたことがあるんじゃなかろうか。「自分で小説を書いてみたい」と。

小説作法本。著者は小説家と思いきや文芸評論家。説得力あるのだろうか?

あとがきより。「私の肩書きは文芸評論家であり小説家ではない」と信憑性を自ら懸念しながらも「私はたぶん誰よりも小説を読むのが好きで、また読んだ小説のどこが面白くてどこが足りないのかを考えるのが好きである。書かれたものを読んで感想を述べるプロとして二十年間生活してきた」それを特技とも言い切る。趣向が書評系ブロガーとして得るべきものも多いのかなと購読。

「すぐれた選手がすぐれたコーチになれるとは限らない。ちょっとしつこいぐらいに実践的なトレーニングを積み上げることを目標に書かれている」と同じくあとがきより。

読書感想文や小論文のおかげで文章力を鍛えられてきた日本人。しかし「そこからすっぽりと落ちぬけているものがある。これらの力は、全て考えや意見(オピニオン)を書くことばかりなのである。しかし小説を書くのに最も大切な書く力とは具体的な人物や行動や風景を、目の前にあるかのように再現する力、すなわち<描写>力である」

なるほど斬新なアイディアやプロットやトリックを考えることではないのか。SFや本格ミステリなどはこの限りではないとは思うけど。卓越した頭脳も知識も閃きも持たない僕みたいな凡人が、純文学的な小説力を確実に会得するには賢明な方法論かも。これなら努力次第でなんとかなりそうだ。

ワープロの登場によって現代人の文章がごてごてと複雑に長文化していることを指摘。「更に問題なのは書いている当人がそういう表現を『文学』的だと思い込んでいることである」。ギクリ。文書のダイエットと推敲の重要性はどの文章作法本でも共通項。肝に銘じます。

描写力のトレーニングを主体に色々と肥しになることは書かれている。が、ちょっと純文チックな表層に傾倒しすぎかも。文章をそれっぽく形にすることに要点をおいているので、カルチャースクールで開催してもクレームは少ないだろう。先ずは小説の体裁を整え「疑惑の一次予選」を突破せよということか。え、疑惑って? その新人賞選考会の驚愕の実態とカラクリは、みなさんが直接手にとって確かめてほしい。

最後はやはり「才能とは書き続けることである」と締めくくる。それはもちろん書評も同じ。僕の投函に価値があるのか否か? その答えは数年、数十年後の書評投稿履歴の件数に自ずと現れることだろう。

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