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電子書籍

会社の品格 みんなのレビュー

  • 小笹芳央 (著)
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みんなのレビュー2件

みんなの評価4.0

評価内訳

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紙の本

会社の品格

紙の本会社の品格

2011/07/23 09:45

会社って?そこで「働く」ことって?...に対する答え。

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:のちもち - この投稿者のレビュー一覧を見る

確かこの時期に新書のタイトルが「品格」だらけになっていたような記憶が。先入観だけですが、「はやりもの」的なイメージを持ってしまいまして。考えてみれば、「国家の-」「女性の-」といった「品格シリーズ(?)」の中では一番身近なんだよなあ。
内容は、タイトルの「会社の品格」と、「社員の-」「上司の-」そして「働くことの-」と続きます。働く形態、意識の変化(よく言われる終身雇用から、流動化への流れ)の中で、個人としてどのような意識を持って働くのか、会社と自分との位置づけ、 管理する側に立った時に「チーム」としてどう進んでいくのか。
...面白いです。引き込まれます。なにより響いたのは、「経済合理軸で動く会社と、必ずしも経済合理軸では動かない社会との間のギャップ」という点。そのギャップがひずみ、摩擦を起こし、会社は会社の論理(のみ)で動いてしまうと...最終形は「不祥事、隠ぺいが明るみにでる」ということかもしれません。こんなこと(会社と社会のギャップ)誰でもわかっているんだけどね。だって、個人レベルで考えれば、会社の構成員であると同時に、一般の消費者であるわけで。極めてシンプルだけど、シンプルであるが故に「見ようとしないと見えなくなる」んでしょうかね。幸か不幸か、自分はどこか冷めたところがあって、また転職の数故の経験値からも、「どっぷり浸る」というよりもある程度の客観的な視点(一歩引いた)を持っている(つもり)ではある。これって意識しないと「染まっていく」んだよねー。実はこの要因のひとつは「言葉」だと思っているんですけど(その「内側」だけに通用する言葉があるんだよね、どこの会社にも)。
会社はそもそも、金を儲ければそれでよし、という場所ではない。人生の大半の時間を投資する場であって、また利益を得るために汗をかくのは「会社」ではなくて、そこにいる社員であることは間違いない。アメリカ式かどうかしらないが、株主のためにとか、そんな話を聞くと極端に冷めます。何のために働くのか、という点が何よりも重要、そんな時代ですから。「儲からない。数字が残らない施策はやらない」的な風土になってしまう会社が間違いなく衰退していく、数字ではない「ストーリー」や「士気」を作る、高めることって、大事ですよね。人が変わる、成長することで何かが生まれる。それを心から信じていくこと、これが「仕事をする意味」でないかなあ。
タイトルにある「品格」は、まさに個人としても組織としても備えなければならないものです。しかしながら当時は「ブーム」だったこともあり「品格」という言葉の価値が下がってしまいましたね...本書もその波に乗らないようなタイトルであったらもう少し早く「出会う」ことができたのに、と思います。著者自身も本書の中で書かれていますが、「言葉」って大事ですものね。

【ことば】会社というのは、誰に対して、どんなメッセージを発信していくのか...どんな世の中にしたいのか...どんなライフスタイルを提案するのか...何らかのメッセージを持つべき存在なのです。

「数字だけしか表面していない会社からはメッセージを読み取れない」と対になった言葉です。これらはどこかのだれか(特定できていますが)に真に伝えたいことばです。まずは自分の周り、いや、自分自身からそうであるように徹底していこうと思います。

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紙の本

会社の品格

紙の本会社の品格

2008/01/29 22:51

「会社」にいるのは人間という存在

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 「カイシャ」に入って、三十年近くなる。幸か不幸か、「カイシャ」の盛衰を身をもって味わってきた。リストラでやめていった先輩たち、自ら新たな職を求めて去った同僚たち。何年後には元に戻すと説明されて下げられた給料は訳のわからない制度の変更でうやむやになり、株価の下降に青色吐息する経営陣とその周辺の様子に本当にこの会社は大丈夫なのかと思いつつ、それでいてやめる勇気もなく、「カイシャ」は度重なる経営陣の交代のあと何とか潰れずに残った。それで、自身はといえば、いつの間にか、子会社とはいえ何百人と社員のいる会社の経営を任される立場になった。いわゆるサラリーマン経営者である。元従業員、そして今経営者という立場で「会社の品格」をどう見るか。本書はそのための一つのヒントたりえたか。
 本書は「会社の品格」を、「組織の品格」「上司の品格」「仕事の品格」「処遇の品格」という社員視点の4つから検証している。なぜ社員視点なのかは、本書の中でも説明されているが「社員こそ、本来の会社の関与者だから」(6頁)という考え方が根底にある。そのことに異論はない。「カイシャ」という人格を監視抑制できるのは確かに社員の視点が大きな要素であり、それは著者もいうように社員こそが最大の投資家であり、顧客だということだ。その一方で、本書は「経営者の品格」についてわずかな紙数しか割いてはいない。元従業員であった立場でいえば、実は「会社の品格」をおおいに左右するのは「経営者の資質」そのものであると考えている。著者のいう社員視点の考え方で「会社の品格」が保持できたとしても、それ以前の品格の成り立ちとして、経営者が品格に対しどのような考え方をもつかは大変重要な課題だと思う。そのアプローチなくして「会社の品格」は語れない。
 その一方で、経営者の立場でみた場合、「社員の品格」はどうなのかと問いたい。「経営者の品格」と同様「社員の品格」についてもわずかな説明がなされているが(実際このふたつは同じ章立てになっている)、変革をおそれて旧態依然のことを良しとする社員が果たして「会社の品格」に対し警鐘を鳴らすことができるだろうか。そういう社員に誰がしたとばかりに経営や上司ばかりにその責任を押し付けることこそ問題があるような気がする。
□つまり「カイシャ」というのはそれぞれが人間である経営者と社員から成り立っているところに危うさも、希望もあるといえる。すべてにおいて完璧な人間など多分ほとんどいないだろう。そういう人間たちが「カイシャ」を経営もし、社員として「カイシャ」を動かしてもいるのだ。品格のある人もあればない人もいる。それはどの立場であってもそうだ。(もちろん、経営する側からいえばそれをすべて肯定するのではなく、経営は常に品格をもたないといけない責任があることを否定しないが)だからこそ、あえて本書でわずかしか書かれなかった項目にこそ、「会社の品格」にかかわる大きな問題があるような気がする。なぜなら、「会社」を構成するのは、人間そのものだから。

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