まぼろしハワイ みんなのレビュー
- よしもとばなな (著)
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紙の本まぼろしハワイ
2015/09/18 11:08
ハワイ諸々
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:黒猫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「まぼろしハワイ」「姉さんと僕」「銀の月の下で」の三編からなっている。「まぼろしハワイ」はいつものばななさんらしい話で、ただ読み終わった後フラとかハワイ賛美の印象を多く受けました。「姉さんと僕」はばななさんの少ない男性視点のお話で、10歳でいっぺんに両親を事故で失うことになった姉と、母のお腹から助けだされて生まれた弟の僕のお話で、生きることで抱えるものの関係性を改めて思う作品でした。「銀の月の下で」は「~つまり自分の感情をずさんに扱い、魂を殺すというたぐいのことが、全然違う世界のその人を泣かせている、そういうふうに思ったんだ。」という作中の言葉が人が持つ見えないカルマの成り立ちを思い起こさせ、読んで良かったでした。
紙の本まぼろしハワイ
2018/07/06 17:04
ハワイが舞台
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投稿者:端ノ上ぬりこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
短編3作品
1.まぼろしハワイ
2.姉さんと僕
3.銀の月の下で
1.はパパの再婚相手のあざみさんとオハナが、ハワイに出かけての物語。パパが亡くなり二人は泣いては慰めの日々。あざみさんが依然住んでいたハワイで育ての親のマサコさんに、フラダンスを踊って見せ、マサコさんのフラも見せてもらう。
2.は両親が交通事故で亡くなり、10歳の姉が母のお腹から引きずり出された僕をおばさんと共に面倒を見てくれる。そのおばさんがハワイで挙式をあげるため出かける。
3.は両親の離婚後、父と後妻の水野さん、水野さんの連れ子の春香ちゃんと、コホラがハワイ旅行に。そこで広田さんと偶然出会う。母と再婚相手の小林さん、17歳のコホラは小樽旅行をする。お店のトイレでコホラは泣いてしまう。
いずれも、ハワイが舞台の物語。すべてを包み込んでくれる優しさや温かさがハワイという場所がよき似合う。色々考えさせられた。
紙の本まぼろしハワイ
2022/02/08 18:20
ハワイかあ
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投稿者:もこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ハワイに行った事がないのでハワイの雰囲気や世界観は知りません。
でもハワイの良い面は、自然と生き、神や見えない物と共に生きてるのかなあ?と思いました。
観光地、芸能人が行く所、芸能人の家族が住む所。ではない神々と生きている面が想像できて良かったです。
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